- ・ベリー騎手、クラストゥス騎手、デムーロ騎手が帰国。そしてリスポリ騎手だけが残った。
- ・土曜の東西主場への遠征（障碍競走除く）は秋山騎手、川田騎手、北村友騎手、酒井騎手、リスポリ騎手。いずれもオーシャンSに伴う遠征です。
- ・そのオーシャンS、ジェイケイセラヴィ号に北村宏騎手が騎乗。本格的に江田照騎手を降ろしてきた。
- ・秋山騎手とリスポリ騎手は関東馬騎乗のために呼ばれる形に。ビービーガルダン号が先日の時点で高松宮記念は騎手未定になっていたので、キンシャサノキセキ号は本番もリスポリ騎手ですかね。
- ・酒井騎手はお手馬ハピシン号がチューリップ賞に出走しますが、サンダルフォン号に乗りに中山へ。両者の軽重を敢えて言うならやはりサンダルフォン号ということでしょうか。
- ・チューリップ賞はレーヴディソール号一強ムードで出走頭数少なめ。権利獲りが目標なら、この状況はかえっていいのでは…。短い馬名の馬が妙に多いです。
- ・小牧騎手はツカサリボン号ではなくビッグスマイル号に騎乗。領家厩舎に小牧騎手というのはあまり記憶にありませんが、そういえば昨秋パパラチア号を勝たせたのは小牧騎手でしたね。
- ・ケイティーズジェム号に藤田騎手がテン乗り。この厩舎はかねて「勝負騎手は藤田」と公言していましたが、最近は岩田騎手のほうがよく騎乗していますね…。藤田騎手とはことしまだ3鞍のみです*1。厩舎の期待馬にこのタイミングで藤田騎手がテン乗りというのもどう解釈すればよいのか悩ましいです。
- ・メデタシ号は浜中騎手がテン乗りですが、この騎手陣なら初勝利をプレゼントしてくれた安藤勝騎手に依頼してもよかった気が…。まあ、安藤勝騎手はマルセリーナ号で桜花賞に向かうので、権利を獲れたら引き続き、ということで浜中騎手なのでしょうか。
- ・小倉に和田騎手が遠征しています。騎手メンバーが薄いこともあってか、全鞍騎乗とさすがの人気。岩元厩舎と3鞍、鈴木孝厩舎と4鞍コンビを組みます。
- ・日曜の東西主場への遠征（障碍競走除く）は安藤勝騎手、岩田騎手、佐藤騎手、田辺騎手、浜中騎手、福永騎手。関西騎手はいずれも弥生賞に伴う遠征です。
- ・弥生賞ともなると乗り替わりは少ないですね。唯一サダムパテック号の岩田騎手がテン乗りですが、早い段階から岩田騎手騎乗が決まっていましたし、特にどうということはなさそう。
- ・田辺騎手は松田博厩舎に呼ばれて遠征。もうどれだけ信頼されているのかと。
- ・阪神でオープン特別が2戦。仁川Sではカジノドライヴ号が2年ぶりの復帰戦。安藤勝騎手が中山に行くためか、藤田騎手が手綱を取ります。賞金別定かつ絶妙な収得賞金のせいで、55kgで出られるんですね…。
- ・注目はカジノドライヴ号ということになるのでしょうが、ドラゴンファイヤー号、明けて10歳（！）のメイショウサライ号も長期休養明けの一戦になります。
- ・大阪城S、シルポート号は小牧騎手ではなく武豊騎手。西園厩舎が武豊騎手を乗せるのは珍しいですね。ここ1年では1鞍のみです。もっとも、昨年2月には4鞍騎乗していますが。
- ・松田博厩舎の2頭出しは昨年からの縁の田辺騎手、先日のピサノジュバン号の単勝万馬券が印象的だった四位騎手の2人を配してきました。田辺騎手は騎乗経験のあるダイシンプラン号ではなく、テン乗りのキャンテンベガ号に騎乗。
- ・ダンスインザモア号、丸田騎手は乗りに来ませんでした。川田騎手が騎乗します。
- ・普段小倉で騎乗する高倉騎手が阪神で騎乗。オープン特別2鞍のためかと思いきや、いずれもテン乗りの関東馬なのでそのためというわけではなさそう。師匠のナリタシルクロード号や継続騎乗のビッグローズ号のためですかね？
- ・今週から伊藤工騎手と大江原騎手は平場でも減量特典がつかなくなります。これに伴い、伊藤工騎手は騎乗数が週5鞍に減少。ローカルであってもさすがに減りますか…。大江原騎手はほぼ障碍競走専業という感じなので、とくに影響は見られません。
- ・武英騎手観察日記になりつつある「出馬表から」ですが、今週の武英騎手は本田厩舎の新馬に騎乗。これはまた意外な組み合わせです。
- ・今週は新人騎手がデビューします。騎乗数は以下の通り。嶋田騎手：4鞍、杉原騎手：0鞍、高嶋騎手：4鞍、花田騎手：10鞍、藤懸騎手：5鞍、森騎手：8鞍、横山和騎手：2鞍。杉原騎手はいきなりゼロ。投票馬が除外とのことで止むを得ないとはいえ、少し寂しい。また、横山和騎手以外は師匠がそれなりの馬を用意してくれていて、デビュー週で複数人の勝利がありそうです。
- ・今週の1鞍騎手（障碍競走除く）は小島騎手、小林慎騎手、鈴来騎手、高田騎手、高橋智騎手、高橋亮騎手、武英騎手、竹之下騎手、畑端騎手。
- ・和田道厩舎が13頭出し、全馬違う騎手を配してきました。
- ・小島貞厩舎と赤木騎手、小林徹騎手が3鞍ずつコンビ。田嶋騎手が負傷したあと、いまいち軸が定まっていない感じでしたが、小林徹騎手が主戦格に収まりそうです。
- ・松永昌厩舎と森騎手が7鞍コンビ。デビューを待って一気に出してきた感じ、こういうのは数が大事な新人騎手にとってありがたいですね。西橋厩舎の出走6頭もすべて所属の花田騎手。
- ・藤岡範厩舎が森中蕃氏のシゲル馬を5頭出し。
- ・坂口厩舎が柴原騎手に新馬を依頼しています。昆厩舎と田中章厩舎以外ほとんど騎乗のない柴原騎手にとっては貴重な新規厩舎。
- ・藤沢和厩舎が福永騎手に依頼しています。約2年1ヶ月ぶり、9度目の依頼。前回はラドラーダ号の新馬戦でした。
- ・先週の黛騎手の騎乗停止により小倉での乗り役を失った大久保洋厩舎、今週は田中博騎手と勝浦騎手を乗せています。田中博騎手はたまに乗せていましたが、勝浦騎手は今まで数えるほどしかなく、2年4ヶ月ぶり10度目の依頼です。
- ・同一場で一日に5頭出し以上する厩舎は以下のとおり。土曜中山：奥平厩舎、清水利厩舎、高木厩舎が5頭出し。土曜阪神：安達厩舎、田所厩舎が5頭出し。日曜阪神：松田博厩舎が5頭出し、伊藤圭厩舎が遠征で4頭出し。日曜小倉：松永昌厩舎が5頭出し。
- ・新規開業厩舎では、菊沢厩舎、高野厩舎、高橋忠厩舎、千田厩舎、角田厩舎、日吉厩舎、牧田厩舎の7厩舎が初陣。管理馬の少ない小野厩舎と栗田厩舎は来週以降になります。
*1:藤田騎手が騎乗数を絞り気味だったこともありますが
