中央競馬のためにならない話

客観的事実・データから妄想を繰り広げます。

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出馬表から110528-29

・酒井騎手と南井騎手が復帰。
・土曜の東西主場への遠征(障碍競走除く)は秋山騎手、安藤勝騎手、安藤光騎手、蛯名騎手、川島騎手、小林慎騎手、藤岡佑騎手、藤田騎手。安藤勝騎手と小林慎は1鞍遠征で、安藤光騎手と小林慎騎手はメインレースによらない遠征です。
目黒記念は馬と騎手との組み合わせがなんだかカオスです。
・安藤勝騎手はジャミール号ではなくテン乗りトレイルブレイザー号のために1鞍遠征。ジャミール号は吉田豊騎手が騎乗。
・藤岡佑騎手がテン乗りモンテクリスエス号のために遠征というのもよくわかりません。かといって他に目当てがいるわけでもなさそうですし…。藤岡佑騎手のブログを見る限り、急遽の東京遠征になったようですが、何があったのでしょうか。
・藤田騎手もトウカイトリック号ではなくケイアイドウソジン号に乗りに行きます。まあ彼の場合はケイアイドウソジン号もたまに乗ってますが。トウカイトリック号は柴田善騎手が騎乗。
イコピコ号は石橋脩騎手。酒井騎手の復帰祝いで彼にもう一度任せてもよさそうなものですが、彼は金鯱賞ニホンピロレガーロ号騎乗ですから、そりゃそちらを選びますかね。石橋脩騎手はマイネル系の騎乗がなくなりましたが、その後も西園厩舎は彼を好んで乗せる傾向がありますね。
・近走丸山騎手が騎乗していた印象のフォゲッタブル号とイケドラゴン号はそれぞれ三浦騎手、中谷騎手が騎乗。丸山騎手は乗りに来ずですか。
・秋山騎手は金鯱賞出走のサンライズベガ号を蹴って古馬オープン初挑戦のハートビートソング号に騎乗すべく遠征。平田厩舎ということもあるのでしょうが、期待の大きさがうかがえます。
・マカニビスティー号は北村宏騎手。矢作厩舎のビスティー馬は完全に北村宏騎手主戦という感じになりました。
オウケンサクラ号に大庭騎手! これは驚きました。ギリギリで出走に踏み切ったからでしょうか。もちろん音無厩舎とは初コンビです。
横山典騎手が51kgでキングトップガン号に騎乗。普段この斤量に乗るイメージがなく、実際、51kg以下で騎乗するのは2年8ヶ月ぶり。減量してまで乗る馬でもないような気もしますが、前回はロックオブサリサ号、その前はサンマルセイコー号、ドリームフライト号となりますので、減量はそこまで辛くなく、依頼があったら減量して乗りますよ程度のものなのかもしれません。
金鯱賞では皐月賞アンライバルド号が復帰。ピンナ騎手を配してきました。
ルーラーシップ号が帰国初戦、鞍上は福永騎手。厩舎主戦の四位騎手が空いてますし、岩田騎手でもよさそうなものですが、福永騎手ですか。
・岩田騎手はルーラーシップ号だけでなく、アンライバルド号にだって騎乗してもよさそうですが、マンハッタンスカイ号に騎乗します。
白百合Sは今年も少頭数。ギュスターヴクライ号が蛯名騎手に。内田騎手が負傷したこと、蛯名騎手がデビュー戦で手綱を取っていることが大きいのでしょう。金鯱賞のトップカミング号と、どちらを中心にした遠征なのでしょうか。
・鎌倉S、松岡騎手がアンヴェイル号ではなくサウンドアクシス号に騎乗。思い入れはアンヴェイル号の方が強そうですが、先約でしょうか。
・日曜の東西主場への遠征(障碍競走除く)は安藤勝騎手、飯田騎手、池添騎手、岩田騎手、ウィリアムズ騎手、川田騎手、小林慎騎手、小牧騎手、四位騎手、武豊騎手、デットーリ騎手、浜中騎手、ピンナ騎手、福永騎手、藤田騎手。飯田騎手は1鞍遠征で、飯田騎手と小林慎騎手はメインレースによらない遠征です。
東京優駿、今年は乗り替わりが多いような…。去年5頭、一昨年5頭、3年前4頭、4年前6頭なのに対して、今年は9頭。5年前の10頭並の多さです。ダービーは乗り替わりになった馬が勝てないと言われ、乗り替わりになった馬が勝ったのはだいぶ前に遡らないといけないはずですが、今年はどうでしょう。
・乗り替わりでまず目に付くのはリベルタス号とユニバーサルバンク号ですね。福永騎手はユニバーサルバンク号に騎乗。かねてよりこの世代ではリベルタス号とウインバリアシオン号に期待していると語っていたはずですが、結局いずれにも騎乗しないことに。リベルタス号とユニバーサルバンク号は鞍上が反対でもおかしくないですが、松田博厩舎としてはやはり福永騎手をより重く見ているのでしょうし、角居厩舎としても四位騎手は厩舎主戦ですから、まあ収まるべくして収まったのかなという感じでもあります。
クレスコグランド号は浜中騎手に手綱が戻って、武豊騎手はロッカヴェラーノ号ですが、これはまあ武豊騎手が当初ダノンバラード号騎乗予定だったわけですから仕方ないですね。
デボネア号騎乗のためにデットーリ騎手が参戦。短期免許は今週末のみの2日間で出ましたが、それどころか日曜のみ8鞍での参戦です。来日は実に4年半ぶり。毎回デットーリ騎手が来ると小島太厩舎がここぞとばかりに乗せますが、今回も6鞍(!)乗せてきました。
・安藤勝騎手はベルシャザール号ではなくウインバリアシオン号を選択。ずいぶんあっさりベルシャザール号を捨てた(言い方が悪いですが)なあという印象です。
・新潟メインのルミエールSは開催延長に伴い編成された直線芝1000mのOP特別。ここにモルフェメイト号が出走、古馬オープン戦に参戦する3歳馬第1号になります。勝利するようなことがあれば、春競馬の対古馬で3歳馬が勝利するのは初、ということになります*1。もっとも、モルフェメイト号の戦績からいって勝てるかといえば…。(古馬戦は同日の障碍未勝利戦のテイエムバレンシア号が第1号でしたので、オープンと追記しました)
・なお、連続開催の新潟での芝レースは今週で終了。来週から2週間は、全鞍ダートという番組編成になっています。
・毎回鞍上が定まらない東大路Sのクリュギスト号、今回は太宰騎手。佐藤騎手が騎乗してもよさそうなものですが、ダービー騎乗予定だったためでしょうか、ソラメンテウナベス号が先約だったということでしょうか。太宰騎手?と思いつつも、ずっと新潟で騎乗していたのが土曜に引き続き京都で騎乗ということはこの馬のためという気もしますし、それなりに気合が入っているのかも。
・今週の1鞍騎手(障碍競走除く)は江田勇騎手、加藤騎手、柴原騎手、高田騎手、鷹野騎手、田面木騎手、畑中信騎手、畑端騎手。
 
・荒川厩舎が12頭出し。高橋亮騎手に2鞍依頼したり、花田騎手や西村騎手を乗せたりと、騎手陣が多彩です。
・田所厩舎の12頭出しは国分優騎手との3鞍コンビが目に付きます。徐々に依頼が増えており、減量要員ということですかね。
・山内厩舎が10頭出しで佐藤騎手や松山騎手と3鞍コンビ。小倉開催の間は川須騎手一辺倒だったこの厩舎の減量騎手は、新潟開催になると一転して松山騎手一点で攻めている印象。どういうことでしょう。ともかく、もう4ヶ月ほど勝利のない厩舎なので、そろそろ勝ち星が欲しいところ。
・戸田厩舎が菅原騎手に依頼しています。福永騎手、藤田騎手、吉田隼騎手といった並びに菅原騎手がいるのは不思議な感じ。
・同一場で一日に5頭出し以上する厩舎は以下のとおり。土曜京都:佐藤正厩舎が6頭出し、大根田厩舎、河内厩舎、角居厩舎、田所厩舎が5頭出し。日曜新潟:粕谷厩舎が遠征で5頭出し。日曜東京:小島太厩舎が8頭出し、二ノ宮厩舎が5頭出し、矢作厩舎が遠征で5頭出し。日曜京都:田所厩舎が6頭出し、鶴留厩舎が5頭出し。