中央競馬のためにならない話

客観的事実・データから妄想を繰り広げます。

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出馬表から110611-12

・土曜の東西主場への遠征(障碍競走除く)は安藤勝騎手、熊沢騎手、小坂騎手、柴原騎手、野元騎手。安藤勝騎手、柴原騎手はメインレースによらない遠征で、小坂騎手は1鞍遠征。
東京ジャンプSは乗り替わりがほとんどなく、ほぼ全馬が継続騎乗で臨む一戦となります。
・唯一アドマイヤサンサン号は高田騎手でも北沢騎手でもなく、林騎手が騎乗。梅田智厩舎と林騎手のコンビは3年1ヶ月ぶり2度目、林騎手のアドマイヤ馬騎乗は11年3ヶ月ぶり。このへんがどう出ますか。
・オアシスSは関西馬が大挙して押し寄せていますが、騎手帯同なのはアートオブウォー号、シャア号、ナムラタイタン号の3頭。関西馬+関東騎手でテン乗りにならないのはクリーン号、タマモクリエイト号、バーディバーディ号、ピースオブパワー号、メンデル号、ワールドハンター号。テン乗りの方が少なかった。
先日触れたワールドハンター号が元気に出走。オープン特別出走は26回目、連続出走回数は22回になります。
石橋脩騎手は堀厩舎のプロセッション号がいる中でタイセイレジェンド号に騎乗。プロセッション号には大野騎手が騎乗します。新潟から出向く形になります。オーロラスクリーン号のための東京騎乗なのかもしれませんが。
・安藤勝騎手はどうもくちなし賞のルイーザシアター号のための遠征っぽいですね。関東の条件馬のために遠征というのはそれだけ能力を買ってるということでしょうか。
・昆厩舎の関東遠征は最近武英騎手が担当していた印象ですが、今回は柴原騎手が担当。武英騎手は最近騎乗自体がないですが、北海道に前乗りでしょうか。
・日曜の東西主場への遠征(障碍競走除く)は池添騎手、柴原騎手、ピンナ騎手、福永騎手、武士沢騎手。柴原騎手、武士沢騎手はメインレースによらない遠征。丸山騎手が東京に出向いてきました。
・ミッキーパンプキン号は池添騎手がテン乗りで遠征してまで乗るようなものなんでしょうか…。ホッコービクトリー号のための遠征というわけでもなさそうですし…。
・柴田善騎手はアロマカフェ号ではなくマッハヴェロシティ号に騎乗。アロマカフェ号は田中勝騎手が久々の騎乗となります。
石橋脩騎手がドリームゼニス号に騎乗。マイネル系とは切れたはずですが、セゾンレースホースならいいのでしょうか。
・柴山騎手がオープンクラスでヤマニン馬に騎乗するのは久々のような気がして見てみたら、去年のセントライト記念以来でした。
アクシオン号に三浦騎手。二ノ宮厩舎は内田騎手負傷後、三浦騎手を積極的に起用している印象です。実際今年は去年に比べ馬券圏内に入線する機会はやや落ちているものの、勝ち切れていますからね。
CBC賞では武豊騎手と小牧騎手が減量して騎乗。武豊騎手の51kgは実に15年9ヶ月ぶり(!)。小牧騎手の52kgは10ヶ月ぶり、その前は3年遡ることとなります。いずれもそれだけ減量するということは色気を持っているということでしょうか。
・スカイノダン号に国分優騎手が騎乗。国分恭騎手ではないんですね。関西に来てからの活躍を思うと意外ですが、これが重賞初騎乗になります。
・岩田騎手はエーシンリジル号ではなくエイシンタイガー号に騎乗。
・今年はエーデルワイスSもそれほど頭数が多くないですね…。
・新潟開催も今週で一旦終了。勝手にヤングバトルシリーズで優勝を争う川須騎手と高倉騎手は、若手騎手競走に関しては1勝1敗になりそうな様相。一般競走でどうなるでしょうか。
・今週の1鞍騎手(障碍競走除く)は江田勇騎手、嘉藤騎手、小島騎手、高橋亮騎手、田中克騎手。1鞍騎手がこれだけ少ないのも珍しい。
 
・藤沢和厩舎が11頭出し。北村宏騎手と3鞍コンビで、この師弟コンビが本格的に復活の気配です。ただ、11頭すべて東京使いのため、所属の杉原騎手の騎乗はゼロです。
・松田博厩舎と川田騎手が5鞍コンビ。川田騎手は厩舎主戦の一人ですが、これだけ乗せるのは珍しいような。
・堀厩舎が石橋脩騎手、福永騎手とそれぞれ3鞍コンビ。土曜は石橋脩騎手と、日曜は福永騎手とコンビ、という形になっています。
・伊藤伸厩舎が勝野隆治氏の所有馬を2頭出走させます。一頭はカツノセカンド号、一頭はカツノサード号。嫌な予感がして勝野氏の所有馬を見てみたら、カツノファースト号と併せての3頭所有。この馬名センス…。この流れなら次の所有馬は当然…。
・藤原英厩舎と岩田騎手が5鞍コンビ。すっかり厩舎主戦となった岩田騎手ですが、この厩舎の起用の面白いのは、岩田騎手の騎乗数が断トツなのにもかかわらず、条件馬の騎乗ばかりで、オープンクラスとなると抜けて騎乗している騎手がいないということです。
・平田厩舎と藤懸騎手が3鞍コンビ。日曜に集中させてきました。来週から夏競馬という中、何とか春競馬の間に初勝利を挙げたいところで、サトノサウザー号などは特に有力と思われますがどうでしょう。
・宮本厩舎と太宰騎手が3鞍コンビ。4年前に2度あっただけのコンビがなぜいまこの時期に。新潟で使うこと自体が少ない厩舎ですが、そういう中では川須騎手なり川島騎手なりを起用していたんですがねえ。
・領家厩舎が出走8頭中6頭を若手騎手に任せています。この厩舎は減量なら誰でも、というよりは起用騎手を固定する傾向があるはずですが、川須騎手2鞍、西村騎手2鞍、平野騎手1鞍、国分優騎手1鞍と分散させるとは珍しい。最近は嶋田騎手への依頼もあり、減量騎手を模索している様子がうかがえます。国分優騎手は特別競走での起用でどれだけ信頼が厚いのかと思ったら、今年の厩舎勝ち頭・厩舎騎乗数のナンバーワンは国分優騎手なんですね…。
・同一場で一日に5頭出し以上する厩舎は以下のとおり。土曜新潟:古賀慎厩舎が5頭出し、鈴木孝厩舎が遠征で5頭出し。土曜東京:矢作厩舎が遠征で4頭出し。土曜阪神:田所厩舎が6頭出し、羽月厩舎、藤原英厩舎が5頭出し。日曜新潟:崎山厩舎、平田厩舎が遠征で4頭出し。日曜東京:藤沢和厩舎が7頭出し、大久保洋厩舎、小桧山厩舎が5頭出し。日曜阪神:安達厩舎、五十嵐厩舎、藤沢則厩舎、松田博厩舎が5頭出し。