中央競馬のためにならない話

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出馬表から120105

・田中博騎手が海外から帰国して復帰。さっそく年明け最初のレースに騎乗します。遠征の成果を見せたいところですが、見せられる騎乗馬かというと…。/dd>
石橋守騎手が休業に入りました。
・5日の遠征は上村騎手、熊沢騎手、竹之下騎手、田中勝騎手、浜中騎手、藤田騎手、松岡騎手、水口騎手、村田騎手。上村騎手、竹之下騎手は1鞍遠征。
・水口騎手は遠征というよりも栗東滞在のような騎乗数(6鞍)です。
中山金杯、前走大野騎手に初重賞勝利をもたらしたコスモファントム号は、なんと丹内騎手に乗り替わり。マイネルならやりかねないことではありますが、結果を出した大野騎手も中山にいるのに平然と乗り替わりとは…。
・丸田騎手はまたもダンスインザモア号に乗れず、トップゾーン号に騎乗です。まあ重賞で騎乗馬がいるだけいいのかもしれません。と、小坂騎手を伴っての遠征ではないんですね。金杯の日は障碍競走がないので、小坂騎手の遠征には障壁はないはずですが。
・本ブログを始めた当初、藤田騎手がたびたび関東圏へ意図の見えない遠征をしていて、記事にしようと思った途端に落ち着いたのですが、今回久々に謎の遠征となりました。セイウンジャガーズ号以外はすべてテン乗り、全馬関東馬で1日8鞍。1日8鞍騎乗は5ヶ月ぶりです。一応中山金杯はミステリアスライト号ですが、このためという感じにも思えず。ラインナップを見た感じは、横山典騎手の騎乗予定馬が集中して回ってきた印象もありますが、それも考えにくいような…。今年は関東圏中心の騎乗になるのでしょうか。
京都金杯では上野武氏のアスカ馬が2頭出し。アスカ馬の現役馬は今回出走のわずか2頭、そのいずれもがオープン馬とはなかなかの質です。
ダノンシャーク号に安藤勝騎手。福永騎手は金杯で騎乗馬がいないにもかかわらずこの乗り替わりです。福永騎手が回避したレーヴディソール号に騎乗予定だったため、この乗り替わりとなりました。
菊花賞馬ビッグウィーク号がマイルの京都金杯に参戦。2年ぶりのマイル戦です。ここ25年の菊花賞馬がマイル以下の距離に参戦するのは、高松宮杯ナリタブライアン号、マイラーズCマチカネフクキタル号くらいしか例がありません。鞍上は川田騎手に戻ってきました。
・ブリッツェン号に秋山騎手。主戦として騎乗していた柴田善騎手は同厩のアクシオン号のために中山金杯です。中山を選んでも京都を選んでも問題ないと思われるだけに、柴田善騎手としてはよりアクシオン号に色気を持っているということでいいんでしょうか。
ライブコンサート号に四位騎手。アグネスデジタル号でのコンビがあるとはいえ、最近で白井厩舎が四位騎手に依頼とは珍しいと思ったら、昨年暮れにマイネル馬に乗せていました。白井厩舎・四位騎手・マイネル馬という取り合わせも、これはこれで珍しいです。
・京都ではこの時期恒例の万葉Sも組まれていますが、このメンバーでは…。
・本レース5度目の出走となるトウカイトリック号、今回は川須騎手です。近年騎乗していた騎手だと川田騎手、和田騎手あたりが騎乗してもよさそうですが、川田騎手はキタサンアミーゴ号、和田騎手はリッカロイヤル号。
・ゴールデンハインド号が荻野琢騎手に戻ります。ドリームセーリング号(今回は出走せず)とどちらを選んでも、最終的にこの両馬は荻野琢騎手に戻ってくる印象。
・ピエナファンタスト号に武豊騎手が騎乗。谷厩舎が武豊騎手を乗せるのは実に2年2ヶ月ぶりです。
・中山では2歳オープンのジュニアCも。横山典騎手の息がかかった馬が多数出走しますが、ヴィオラーネ号は藤田騎手、オメガホームラン号は三浦騎手、ステージナーヴ号は柴田善騎手、セイクレットレーヴ号は浜中騎手、フリートアロー号は吉田豊騎手が騎乗。横山典騎手が騎乗停止にならなかったらどれに乗ったのでしょう…。
・ステージナーヴ号は宗像厩舎だけに、木幡騎手に戻せばいいように思いますが柴田善騎手なんですね。
・重賞によらない遠征組では、熊沢騎手がアヤナルベルス号のため、竹之下騎手がオオタニジムチョウ号のため引き続きと思われます。村田騎手はどれがメインでしょうか。ニシノプレゼンス号はテン乗りながら縁のあるニシノ馬、メタギャラクシー号とアルーリングムーン号は騎乗経験があります。水口騎手と同様、栗東滞在でしょうか。
・5日の1鞍騎手は青木騎手、上村騎手、嘉藤騎手、小林慎騎手、小林徹騎手、柴山騎手、杉原騎手、芹沢騎手、高倉騎手、高嶋騎手、竹之下騎手、田中博騎手、西村騎手、二本柳騎手、野元騎手、長谷川騎手、宮崎騎手、横山和騎手。
 
・調教師関係では矢作厩舎が7頭出し。中山京都開催で出走トップとは意外です。
・西橋厩舎と岩崎騎手が2鞍コンビ。西橋厩舎は岩崎騎手と花田騎手の2人を抱える近年珍しい厩舎ですが、最近は新人の花田騎手よりも岩崎騎手を乗せる機会の方が多いような…。
・相沢厩舎と石橋脩騎手が4鞍コンビ。石橋脩騎手は厩舎の主戦格ではあるものの、まずは津村騎手、松岡騎手という印象があるだけに少々意外です。松岡騎手は京都遠征だから乗せられないのは仕方ないにせよ、津村騎手は中山にいるのですが。
・同一場で一日に5頭出し以上する厩舎は以下のとおり。中山:相沢厩舎、池上厩舎、柴崎厩舎が5頭出し。京都:南井厩舎が6頭出し、大久保龍厩舎、須貝厩舎、角居厩舎、西園厩舎、矢作厩舎が5頭出し。