中央競馬のためにならない話

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出馬表から120121-22

・今週からクウィリー騎手が参戦。また、デムーロ騎手が来日前の騎乗停止の影響で、土曜が騎乗なしに。
・勝浦騎手が休業に入りました。
・土曜の東西主場への遠征(障碍競走除く)は嘉藤騎手、菅原騎手、村田騎手。柴山騎手が中山に、森騎手が京都に来ています。菅原騎手は1鞍遠征。
・嘉藤騎手は高橋博厩舎と3鞍コンビで、お手馬のダーリブ号も含まれますが、高橋博厩舎お得意の関西遠征と嘉藤騎手のスケジュールがたまたま合ったからまとめて依頼しただけで、むしろママキジャ号のための遠征という印象があります。
・菅原騎手の主戦場は小倉のはずですが、土曜は未勝利戦1鞍のために京都。小倉滞在ではなく栗東で調教をつけてるんですかね。騎乗するドラベッラ号は新馬にもかかわらず、翌日の新馬戦に目もくれず未勝利戦に投票。どうせ使ってからということなのでしょうか。
・村田騎手はイイデステップ号のためでしょうね。関西馬ですが、この馬のためならどこへでも行くという感じでがっちりキープしています。
・土曜の東西メインはいずれもダートの準オープン戦ですが、中山のアレキサンドライトS(ダ1800)はフルゲートで10頭除外、京都の羅生門S(ダ1400)はフルゲート割れ。中距離よりも短距離に出馬投票が集中するイメージでしたが、最近の傾向は違うんですかね。単なる勘違いでしょうかね。
・京都のオープン特別・若駒Sはなんと5頭立て…。5頭立て以下のレースはヴィクトワールピサ号の優勝した京都2歳S以来、2年2ヶ月ぶりです。
・日曜の東西主場への遠征は後藤騎手、田辺騎手、津村騎手、平野騎手、福永騎手、ルメール騎手。また、宮崎騎手が中山に戻ってきています。酒井騎手、藤懸騎手あたりも京都へ戻っています。
・田辺騎手、津村騎手、福永騎手、ルメール騎手は無論重賞のための遠征ですが、平野騎手は重賞騎乗がありません。準メインのドリームピーチ号のためでしょうね。京都騎乗遠征は2度目、前回は1鞍しか騎乗しておらず、実質初騎乗です。
・宮崎騎手はAJCCのリッツィースター号騎乗のために中山へ、藤懸騎手はおそらく自厩舎の新馬戦のために京都へ。酒井騎手はこの馬のためというよりは、ニホンピロアワーズ号が平安Sに出走するかどうか未決定だったため、出走を前提として予定を組んだ、という感じでしょうか。
AJCCトーセンレーヴ号にルメール騎手が騎乗。今回で4人目の鞍上ですが、すべて外国人騎手。このまま引退まで外国人騎手オンリーでいくのでしょうか。もしそうなった場合、かなりのレアケースになりそうです。
ネヴァブション号は三浦騎手。主戦の後藤騎手は平安Sでインバルコ号に騎乗。同じように、ゲシュタルト号も蛯名騎手が騎乗で、主戦の藤岡佑騎手は平安Sヒラボクキング号に騎乗します。
サンテミリオン号に北村宏騎手、古賀慎厩舎と付き合いの深い北村宏騎手ですが、サンテミリオン号には初騎乗となります。
・尾形厩舎の吉田豊騎手という字面だけで、マコトギャラクシー号が出走してくるようなイメージでいましたが、よく見たらツクバホクトオー号…。ものすごい違和感が…。
平安Sレーザーバレット号に武豊騎手。萩原厩舎やノースヒルズ系列の馬主はわりと武豊騎手を重用している印象です。
・スタッドジェルラン号に川田騎手。主戦の佐藤騎手がエスポワールシチー号に騎乗するので致し方ないですね。
・プリンセスペスカ号に和田騎手。主戦の幸騎手が小倉に行くための乗り替わりになりますが、これを蹴って小倉に行くだけの価値はあるんでしょうか。
サイレントメロディ号は藤田騎手が騎乗。国枝厩舎が藤田騎手を乗せるイメージが全くないのですが、昨年2度も乗せていたようです。思っていたより多かった。過去にはヴリル号に騎乗したこともあったようですが、国枝厩舎からオープンクラスの依頼があったのは9年半ぶり。藤田騎手は加藤征厩舎のアーデント号でクラシック戦線に向かうことも内定しており、久々に関東づいた年になりそうな雰囲気です。
・岩田騎手はキクノアポロ号ではなくシルクシュナイダー号を選びました。
・京都準メインの伏見Sに堀厩舎のキングレオポルド号が遠征、四位騎手を乗せています。福永騎手も石橋脩騎手もいないという中で、ジャガーメイル号の縁で白羽の矢が立ったと推測されます。
・今週は幸騎手が土日とも小倉に出向いています。土曜はメイショウナルト号のためでしょう、日曜は…ワンダームシャ号のためですかね。
・幸騎手と入れ替わりで高倉騎手が土日とも京都で騎乗。自厩舎3鞍のほかに、加用厩舎、本田厩舎から2鞍ずつ依頼が来ています。
クウィリー騎手のデビュー週は8鞍と少なめ。阿部厩舎から2鞍依頼がある程度で、目立つ傾向はありません。身元引受調教師の萩原厩舎からは、若竹賞のピタゴラスコンマ号のみ。
・杉原騎手が14鞍騎乗と週の自己最多騎乗数を更新。自厩舎なしで、依頼厩舎のバランスも偏っておらず、だいぶ軌道に乗ってきた印象です。
・今週の1鞍騎手(障碍競走除く)は岩部騎手、大下騎手、竹之下騎手、畑端騎手、水出騎手。
・大下騎手が今年の初騎乗。これで、まだ騎乗のない騎手が梶騎手と増沢騎手のみに。ただ、梶騎手は先日田村厩舎所属が発表されまして、このまま調教助手転身の雰囲気が漂ってきました。
 
・武田厩舎と吉田厩舎が11頭出し。
・宗像厩舎が柴田大騎手を乗せています。マイネル系ではないとはいえダイワ馬ですから、馬主の意向でしょうか。
・木原厩舎と北村友騎手が5鞍コンビ。近年の厩舎主戦格の一人ではありますが、これだけまとまった依頼は例がありません。
・矢作厩舎と秋山騎手が2鞍コンビ。イメージのない組み合わせですが、初めてというわけではなく、過去6度のコンビがあるようです。少ないことには変わりないですね。今週騎乗のトニーポケット号の前走が評価されたのでしょうか。
・大根田厩舎と柴山騎手が日曜だけで4鞍コンビ。言わずと知れたダイショウジェット号のコンビですが、関東騎手に関西厩舎ということもあり、ダイショウジェット号を除くと12回しかコンビがありません。
・田島俊厩舎が宮崎騎手、吉田豊騎手と3鞍ずつコンビ。
・境直厩舎と丸田騎手が2鞍コンビ。中山金杯のトップゾーン号が初のコンビでしたが、当馬の次走(小倉大賞典になるのでしょうか)を見据えてどちらかからのすり寄せがあったのでしょうか。
・堀厩舎が二本柳騎手を乗せています。最近めっきり乗せなくなりましたが、もともとこの厩舎が乗せる数少ない騎手でした。ここから関係復活となるでしょうか。
・同一場で一日に5頭出し以上する厩舎は以下のとおり。土曜中山:畠山重厩舎が7頭出し、二ノ宮厩舎、松山康厩舎が5頭出し。土曜小倉:宮本厩舎が5頭出し。日曜中山:尾関厩舎が5頭出し。日曜京都:谷厩舎が6頭出し。日曜小倉:大根田厩舎が5頭出し。