中央競馬のためにならない話

客観的事実・データから妄想を繰り広げます。

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出馬表から120204-05

・土曜の東西主場への遠征(障碍競走除く)は村田騎手。また、大野騎手と柴山騎手が東京に、太宰騎手が京都に出向いています。
・今週はルメール騎手の騎乗がないのですが、短期免許は今週末まで。どうしたのでしょうか。
・柴山騎手は畠山吉厩舎の2頭のため、太宰騎手はアーリーロブスト号のために主場に来たと推測されますが、大野騎手の目的がよくわかりません。何しろ全馬テン乗りです。ゴールデンポケット号が春菜賞除外のあとに再投票されているので、この馬のためでしょうか。あるいは新馬のトウカイチェッカーのためかもしれません。
・小倉で小倉大賞典が開催される関係で、蛯名騎手、浜中騎手、和田騎手が小倉へ。蛯名騎手は中間スポーツ紙に取り上げられたように、4年半ぶりの小倉参戦。開催日でいうと4日目の参戦で、中央全10場重賞優勝の記録が懸かります。
・その蛯名騎手が小倉大賞典で騎乗するのはコスモファントム号。テン乗り関西馬のために4年半ぶりの小倉というのはいかにも馬主に呼ばれた感があります。松岡騎手が休業中であることもあってか、最近マイネル馬・コスモ馬の蛯名騎手への依存度が増している感じ。蛯名騎手は日曜の東京新聞杯でもコスモセンサー号に騎乗で、土日の重賞はいずれもコスモ馬で臨みます。
・好調の松山騎手がスマートギア号に騎乗。近走は北村友騎手も騎乗していた当馬ですが、北村友騎手はダンツホウテイ号に騎乗。状態が戻っていれば上位争いできそうな馬に松山騎手が騎乗というのからも彼の好調ぶりが見えます。まあ、佐山厩舎の管理馬にはたびたび乗っているので、他に適当な騎手がいなかっただけ、という可能性もありますが。
・キタサンアミーゴ号に吉田隼騎手が騎乗。先日のラフォルジュルネ号に続く松田博厩舎からの依頼です。
・ダノンスパシーバ号はデムーロ騎手。佐々木厩舎ですが、当馬には久しく佐藤騎手が騎乗してないですね。馬主の意向が強いんでしょうか。
・先日触れた境直厩舎と丸田騎手のコンビは案の定、当レースのトップゾーン号につながってきました。
・ビッグウィーク号がここに出走してきました。前走の時点で、86年以降の菊花賞馬がGIIIに出走するのは3例目、1600m以下の距離に出走するのは4例目という形でしたが、今回は菊花賞馬が初めて小倉で出走というケースになり、菊花賞馬としては異例ずくめのローテーションです。小倉に限らず、裏開催の出走自体がほぼ初めてになります。小倉で連勝した馬とはいえ、どこへ向かうのでしょう。
小倉大賞典とは関係なく、池添騎手が小倉に出向いています。3鞍のみで、何のためかがよくわかりません。シェイクスピア号は良血ですし、ローレルレガリス号も元師匠の管理馬なので、このあたりが狙いでしょうか。中間は小倉大賞典をあと一頭で非抽選になったダイシングロウ号に想定が入っていたようなので、ギリギリまで出走の可否が不明で、除外覚悟で遠征を決めて出馬投票したら非抽選、ということなのかも。
・京都のオープン特別、すばるSにミリオンディスク号が斤量60kgで出走。平地競走の斤量60kgはちょうど1年前にショウワモダン号が東京新聞杯で背負って以来、ダートでの60kgとなるとニホンピロサート号が6年10ヶ月前に背負って以来で、ダートでは異例の斤量となります。
サウンドアクシス号に武豊騎手が騎乗。音無厩舎は有馬記念レッドデイヴィス号で乗せたばかりですが、小田切馬を除くと最近はほとんど乗せていないだけに、こういうところで乗せるというのは新鮮に映ります。
・京都は準メインもオープン特別、エルフィンSです。藤岡佑騎手がクッカーニャ号に騎乗する関係で、サンシャイン号には岩田騎手が騎乗。ラフレーズカフェ号などを蹴って騎乗します。藤岡健厩舎とは昨年以降で掲示板を外したのが1度だけという超安定のコンビ。
ストレイトガール号に武幸騎手が騎乗。藤原英厩舎と武幸騎手は先週久々にコンビを組んだ程度ですが、わりと最近だとネオヴァンドーム号の菊花賞でコンビを組んでいます。
・オープン特別がもう1鞍、春麗ジャンプSが組まれていますが、こちらはほとんどが継続騎乗。五十嵐騎手がフサイチアソート号騎乗のためリワードクラウン号に大江原騎手、穂苅騎手がリザーブカード号騎乗のためバイヨン号に蓑島騎手、浜野谷騎手休業のためトキノナスティア号に高野騎手、これだけです。
・日曜の東西主場への遠征(障碍競走除く)は岩田騎手、荻野琢騎手、太宰騎手、丹内騎手、長谷川騎手、福永騎手、丸山騎手、和田騎手。荻野琢騎手と長谷川騎手は1鞍遠征。川島騎手、デムーロ騎手が京都へ出向いています。
・日曜の東京メインは東京新聞杯。昨年の覇者のスマイルジャック号は横山典騎手が騎乗します。三浦騎手も東京で騎乗するのにこの鞍上ということは、もう三浦騎手の手には戻らないんでしょうかね。三浦騎手はキングストリート号に騎乗します。
ダノンシャーク号に内田騎手。安藤勝騎手が継続騎乗というわけではないんですね。安藤勝騎手は京都でヒストリカル号に騎乗します。
・安藤勝騎手が継続騎乗していた馬というと久々の芝となるアドマイヤロイヤル号もそうで、こちらは田辺騎手が騎乗、厩舎とは今回が初コンビ。馬主主導っぽいですが、橋田厩舎が田辺騎手を乗せる日が来るとは…。
マイネルラクリマ号に柴田大騎手。松岡騎手の代打ではありますが、久々の平地重賞優勝のチャンスでしょうか。マイネル系としてはコスモセンサー号との2頭出しで、これは昨年のキャピタルSと同様。あのときはコスモセンサー号柴田大騎手、マイネルラクリマ吉田豊騎手でしたが、今回はコスモセンサー号蛯名騎手、マイネルラクリマ号柴田大騎手。前走重賞優勝という点ではマイネルラクリマ号の方が序列が上のように思われますが、騎手の動きを見た感じだと馬主側としてはあくまでコスモセンサー号を上位にとっているのでしょうか。
フミノイマージン号がこんなところに。オープン入りしてからは牝馬限定重賞中心で牡馬相手は昨年の金鯱賞以来、マイル自体未勝利勝ち以来3年1ヶ月ぶりになりますが、ヴィクトリアマイルを睨んでの試走ということなのでしょうか。
・京都ではきさらぎ賞を開催。藤原英厩舎の3連覇、デムーロ兄弟の3連覇が懸かっているようで。
・福永騎手絶賛のワールドエース号が間隔を詰めて出てきましたが鞍上は小牧騎手。福永騎手はフレールジャック号に騎乗しに東京です。池江厩舎と小牧騎手というイメージがわきませんが、そういえば年明けデビューのハランデール号はこのコンビでしたね。
・岩田騎手が2走連続騎乗していたマイネルアトラクト号は岩田騎手のサダムパテック号のための東京遠征に伴い、丹内騎手が呼ばれることになりました。
・マデイラ号に丸山騎手が騎乗というのは新馬戦で騎乗した縁でしょうかね。
ベールドインパクト号は先週のドナウブルー号に続いて、デムーロ騎手からデムーロ騎手へのスイッチです。
・森騎手が障碍競走デビュー。とにかく無事で。
・今週の1鞍騎手(障碍競走除く)は伊藤直騎手、岩崎騎手、岩部騎手、大下騎手、嘉藤騎手、高橋亮騎手、竹之下騎手、田中健騎手。
 
・調教師関係は時間の都合でおやすみします。