中央競馬のためにならない話

客観的事実・データから妄想を繰り広げます。

ツイッター@horsedatacも少しやってます

出馬表から120512-13

・先週は蓑島騎手が復帰、今週は長岡騎手が復帰。丸田騎手と水口騎手が先週から休業、後藤騎手と高田騎手が今週から休業です。
・土曜の東西主場への遠征(障碍競走除く)はウィリアムズ騎手、嘉藤騎手、川須騎手、武豊騎手、福永騎手、藤岡康騎手、藤岡佑騎手、村田騎手。嘉藤騎手は1鞍遠征。
・土曜東京では安田記念のプレップレース・京王杯SCが開催されます。
ジョーカプチーノ号が藤岡康騎手に戻ってきました! 1年2ヶ月ぶりの騎乗となります。もう乗れないのでは、と思っていましたが、藤岡康騎手が降ろされてから調子もあるのでしょうけど6戦勝ちなしですからね。一番うまく乗れるのは藤岡康騎手と判断されたのでしょうか。もっとも、福永騎手や内田騎手に先約があったため、という可能性もなきにしも…。
・その福永騎手はストロングリターン号に騎乗。昨年のこのレースで急遽の乗り替わりで結果を出して以降、大きなミスなく騎乗していた石橋脩騎手でいいような気もするのですが、騎手・調教師・馬主、誰が動いた結果なのでしょう。
エーシンホワイティ号に蛯名騎手。もう北村友騎手には戻らないのでしょうか。
・後藤騎手の負傷により、レオプライム号が三浦騎手になっています。
・タマモナイスプレイ号に武士沢騎手。主戦の渡辺騎手は京都に居残り。マーベラスバロン号ほかの条件馬を選択したということでしょうか。武士沢騎手が騎乗することについては、兄のタマモホットプレイ号にも騎乗した経験があることから納得ではあります。
・京都では障碍重賞・京都ハイジャンプが開催されます。
・高田騎手の休業は中間の調教中の落馬ということで、エムエスワールド号の鞍上が急遽空いた形に。招聘されたのは横山義騎手です。
フサイチアソート号が植野騎手に乗り替わりと思ったら佐山厩舎に転厩になっています。先日はウインドジャズ号も転厩してきましたし、メリッサ号はもちろん、何よりワルキューレ号を復活させたことが大きいのか、岡田牧雄氏は所有馬を佐山厩舎に集めつつある感じです。
中山グランドジャンプ週になぜか福島で走って話題になったテイエムハリアー号が出てきました。
・スズマーシャル号になぜか田村騎手。鈴木騎手でいいように思うのですが、東京の未勝利戦を除外になったオリオンザアルファ号で出馬投票されたのでしょうか? 田村騎手はこれが2度目の重賞騎乗、障碍重賞は初めてです。
・京都メインはオープン特別の都大路S。
・村田騎手がオールアズワン号のために遠征してきています。村田騎手が騎乗するようになって着実に前進していますし、ここはガッチリキープしようということですかね。
・北村友騎手がブレイブファイト号に騎乗。藤原英厩舎が北村友騎手を乗せることはほとんどなく、ここ最近では今年1月に1度あるのみ。騎乗停止になった岩田騎手の代役ということですかね。
・日曜の東西主場への遠征(障碍競走除く)は池添騎手、ウィリアムズ騎手、川須騎手、四位騎手、柴田大騎手、高倉騎手、武豊騎手、福永騎手、藤岡佑騎手。
・高倉騎手はメインレースに騎乗がありませんが、自厩舎のカリスマサンスカイ号(とトリノ号)のための遠征でしょう。
・今週のGIはヴィクトリアマイル。岩田騎手と後藤騎手が急遽騎乗できなくなりましたが、マルセリーナ号は田辺騎手、アニメイトバイオ号は北村宏騎手が騎乗することに。マルセリーナ号は有力馬の一角でしょうから、田辺騎手には初のGI制覇のチャンスが舞い込んだことになります。
フミノイマージン号に池添騎手が騎乗。当然太宰騎手かと思っていたら阪神牝馬S終了後まもなくまさかの乗り替わり報道。いまだにこの意図がわかりませんが、それだけ勝負がかりということでしょうか。太宰騎手が京都のナムラタイタン号を選んだ可能性もゼロではないですけど、明らかにマイル仕様にするためのローテが組まれていただけに、おそらく太宰騎手もやる気だったでしょうに。
オールザットジャズ号にクィーンズバーン号、さらにグランプリエンゼル号と近走の騎乗馬がかぶった藤岡佑騎手はオールザットジャズ号を選択。
・キョウワジャンヌ号に柴田善騎手が騎乗。厩舎的にも当然飯田騎手かと思われましたが、馬主サイドの要望でしょうかね。1989年開業の飯田明厩舎が柴田善騎手を乗せるのは初めて。平地重賞で飯田騎手以外の騎手が騎乗すること自体、厩舎2頭出しだったケースを除くと08年CBC賞以来になります(このときも海外研修?で飯田騎手が物理的に騎乗できなかったのですけど)。
・レーティングで出走が叶ったレインボーダリア号は早めに石橋脩騎手を確保していたようですが、22走で掲示板を外したのはわずか2度と何気に超安定株なのですね。
・京都ではオープン特別が2鞍。古馬ダートの栗東S、3歳芝の葵Sです。
栗東S、高橋隆・亮の親子コンビでおなじみだったニシオドリーム号は鹿戸明厩舎に移りました。鞍上は小牧騎手です。
・藤岡佑騎手が東京に行ったためか、メイショウデイム号は久々に渡辺騎手が騎乗。
タイセイレジェンド号に藤岡康騎手。矢作厩舎が藤岡康騎手を乗せることはあまりなく、昨年7月に乗せて以降は先週久々に乗せたくらいなのですが、先週騎乗したのもタイセイ馬ということで馬主の意向によるセット騎乗なんでしょうか。
・葵S、河内厩舎の2頭出しはアグネスハビット号が藤田騎手、ヒシワイルド号は国分恭騎手。
・ゴールデンムーン号は秋山騎手に戻っても、と思われましたが浜中騎手に。秋山騎手はハクサンムーン号に騎乗です。
・東京の準メイン・立夏Sは除外馬が16頭出たレースで、それもあってか、蓑島騎手が久々に平地競走に騎乗します。平地競走は実に3年5ヶ月ぶり、斤量54kg以下となると4年半ぶりです。これだけ障碍専業になっても54kgに乗れるんですね。
・菅原騎手は新潟でそこそこの騎乗数を得ていますが、7鞍中5鞍が関西厩舎。一時関西に売り込んだことも大きいのでしょうが、減量騎手に対する美浦栗東の姿勢の違いも表れているような…。
・今週の1鞍騎手(障碍競走除く)は小林慎騎手、武英騎手、竹之下騎手、千葉騎手。
 
・畠山重厩舎が12頭出し、うち4鞍が中谷騎手とのコンビ。中谷騎手も畠山重厩舎もマイネル・コスモ系のお得意様ですが、4鞍コンビのうちマイネル系は1頭のみです。
・矢作厩舎は東京で8頭出しとさすがの状況。うち3鞍が藤岡佑騎手とのコンビです。
・梅内厩舎と野元騎手が4鞍コンビ。厩舎も騎手もしばらく勝利がない中、今週のコンビにチャンスがあるかとなると疑問ですが、いいきっかけがあれば…。
・田所厩舎が減量騎手を3名起用。あまり騎乗に恵まれない菅原騎手や長岡騎手も起用して、弱者の味方のような存在です。
加藤和厩舎と西村騎手が4鞍コンビ。このコンビといえばクロンドローリエ号というイメージで、厩舎主戦の1人ではありますが、少しずつ毎週のように、という依頼が基本で、セット依頼は珍しいです。
・藤岡範厩舎と原田騎手が若手騎手競走で2鞍ともコンビ。藤岡範厩舎が原田騎手を乗せるのはもちろん初めてですが、若手騎手競走とはいえいきなりセットで依頼とはどういう縁でしょうかね。天間師とつながりがあるのでしょうか。
・同一場で一日に5頭出し以上する厩舎は以下のとおり。土曜新潟:藤岡範厩舎が遠征で4頭出し。土曜東京:小西厩舎、藤沢和厩舎が5頭出し、矢作厩舎が遠征で5頭出し。土曜京都:安達厩舎、岡田厩舎が6頭出し。日曜東京:小島茂厩舎が5頭出し。日曜京都:梅内厩舎が5頭出し。