中央競馬のためにならない話

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騎手の調子・厩舎の調子1301

昨年12月分の「騎手の調子・厩舎の調子」をまとめていなかったことにいま気付きましたがもうなかったことにします。

・新年のリーディングに立ったのは福永騎手。騎乗停止が2日ありながらも勝率20%超の好成績で15勝を挙げました。
・北村宏騎手と川田騎手が11勝。北村宏騎手は自己ベストだった昨年を上回るペースの好スタートです。
・昨年のリーディング上位組では浜中騎手が9勝、蛯名騎手、岩田騎手、内田騎手が揃って7勝と、福永騎手との差はあるものの、まずまずのスタート。
・田辺騎手が8勝を挙げました。昨年は一年苦しみましたが、通算300勝のあたりから再度上向いてきていますね。
・昨年は長期間勝てなかったりで散々だった高倉騎手が6勝の好スタート。この勢いを保てればいいですが。
・外国人騎手ではルメール騎手が14勝で福永騎手に肉薄。最近はぱっとしない成績が多かったですが、重賞2勝等、久々に存在感を見せました。先週で短期免許期間が切れましたが、次は秋でしょうか?
・ベリー騎手は日本の競馬に慣れたのか、前回来日時より成績が向上しましたが、騎乗停止が残念でした。ビュイック騎手は現時点では外国人騎手としては中の下くらいの成績。連対率2割、複勝率3割をクリアできていないなら、「外国人騎手だから」という理由ではちょっと買いづらいです。あと1ヶ月あるので、修正してくる可能性もありますが。それ以上に苦しんでいるのがマクドノー騎手、連対率は約5%、3着が多いので複勝率は絶望的ではないですが、それでも約18%。こちらは短期免許は残り1週、状況が劇的に変わる可能性は低そうです。
・障碍競走では2勝以上した騎手がおらず、まずは横一線の滑り出し。
・1月2勝の主な騎手は秋山騎手、石橋脩騎手、大野騎手、小牧騎手、柴田善騎手、中舘騎手、武士沢騎手、マクドノー騎手、吉田隼騎手。このあたりのメンバーはいずれも勝率5%以下、連対率5〜10%と、これまでの実績を考えると全く買えない騎手になっています。いつ状態が上がってくるでしょうか。
・1月1勝の主な騎手は江田照騎手、酒井騎手、柴山騎手、丹内騎手、藤懸騎手。酒井騎手はジャパンカップダート優勝から全く勝てませんでしたが、先週ようやく片目が開きました。
・1月0勝の主な騎手は川島騎手、木幡騎手、古川騎手、黛騎手、水口騎手、宮崎騎手。
・安藤騎手、12月に続いて1月も騎乗ゼロ。丸2ヶ月騎乗がありません。
 
・厩舎では矢作厩舎が9勝と猛ダッシュ。得意の東京開催が始まったばかりなのに京都で6勝と荒稼ぎしました。
・安田厩舎が6勝、藤岡健厩舎が5勝と、昨年来の好調をキープしています。
・昨年のリーディング上位組では、池江厩舎が3勝、角居厩舎が4勝、藤沢和厩舎が0勝、藤原英厩舎が3勝。
・藤沢和厩舎は例年東京開催が本格的な1年の始まりとはいえ、ここまで1番人気4回、5番人気以内9回ながら、複勝圏すらない状態。開始1ヶ月で複勝圏がない厩舎は黒岩厩舎(昨年1勝、以下同様)、境厩舎(4勝)、佐藤全厩舎(1勝、20日付で解散)、鹿戸明厩舎(4勝)、柴田人厩舎(7勝)、嶋田潤厩舎(2勝)、武厩舎(5勝)、日吉厩舎(5勝)、的場厩舎(8勝)、そして藤沢和厩舎(50勝)ですから、際立っています。
・1月0勝の主な厩舎は石坂厩舎、岡田厩舎、北出厩舎、小西厩舎、鹿戸雄厩舎、友道厩舎、西浦厩舎、橋口厩舎、藤沢和厩舎、本田厩舎、山内厩舎。