中央競馬のためにならない話

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勝手にヤングバトルシリーズ2014(春)ポイント表

1月の中京の4日間開催では無視してしまいましたが、今回の新潟開催では若手騎手競走が8レース組まれているので、例によって勝手にヤングバトルシリーズをやります。もはやヤングバトルシリーズが何なのかみたいな話ですが、元々はJRAがスタートさせた、若手騎手の育成を目的として、上位入線した若手騎手にポイントを与えその合計値で競い、優勝騎手を表彰するという企画です。本営では2009年末と翌年春にのみ行われて、以降はルールに則り当サイトが勝手に集計しています。さて、前回からの陣容の変化ですが、まず新人騎手が加わり、大下騎手、田中健騎手、草野騎手が年数により抜け、菱田騎手が100勝達成により抜け、山崎元騎手と原田敬元騎手が免許取り消しによって抜け、という感じです。
ポイント獲得のルールは、従来の勝手にヤングバトルシリーズに準拠して、一般競走1着5点、2着3点、3着1点、若手騎手競走1着10点、2着5点、3着4点、4着3点、5着2点、6着以下1点。重賞競走は1着30点、2着15点とします。第1週の順位を併記した第2週終了時点のポイント表は以下の通り。


順位騎手ポイント一般1着一般2着一般3着若手1着若手2着若手3着若手4着若手5着若手6着以下
1→ 1松若風馬28 3 20 5
3→ 2小崎綾也1810 1 5 2
外→ 3森一馬 16 15 1
15→ 4杉原誠人15 3 10 2
2→ 5伴啓太 12 5 4 3
5→ 5中井裕二12 3 2 5 2
10→ 7長岡禎仁11 3 62
外→ 8岩崎翼 10 10
6→ 8藤懸貴志10 4321
3→10木幡初也 9 5 22
8→10西村太一 9 8 1
8→12伊藤工真 7 3 1 3
6→13大江原圭 5 5
11→13嶋田純次 5 1 4
11→13城戸義政 5 3 2
外→16横山和生 4 3 1
11→16石川裕紀人 4 1 21
11→16原田和真 4 4
15→19平野優  3 3
15→20菅原隆一 2 2
15→20花田大昂 2 2
15→22小野寺祐太 1 1
※ポイントなしの騎手は省略。森騎手の一般2着には重賞2着の15ポイントを含む。



第1週の若手騎手競走2勝で大きくリードした松若騎手がリードを保っています。小崎騎手も2勝を挙げ追撃、1位2位を新人騎手が占めることとなっています。実際、今年の新人騎手は現時点ではレベルが高く、新人でも買える場面が多いように思います。
ただ、ここまでの4日間については、若手騎手云々というよりは中堅どころがかなり強い印象。吉田隼騎手、柴山騎手、勝浦騎手、丸山騎手、丸田騎手、菱田騎手のいずれかが馬券圏内に来ている感じで、一般競走での若手騎手の出番は少ないです。新人騎手はまだしも、2年目以降の騎手はもう少し太刀打ちできてもいいように思うのですが…。特に中井騎手は、第1週に特別競走3連勝を達成した菱田騎手との差が開く一方。いまの若手騎手のエースは彼だと思うので、もう少しらしい成績を残してほしいです。