中央競馬のためにならない話

客観的事実・データから妄想を繰り広げます。

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出馬表から091114-15

・土曜の東西主場への遠征(障碍競走除く)は池添騎手、藤田騎手、小林慎騎手。大野騎手も実質福島からの遠征。
・土曜の四位騎手はメインレースの1鞍のみ。いくら何でも少なすぎる、とは思うのですが、今年は条件戦のために中山や東京に1鞍遠征したこともありますしねえ…。
・日曜の東西主場への遠征(障碍競走除く)は菊沢騎手、北村宏騎手、小林慎騎手、幸騎手、横山典騎手。
・幸騎手がGIの裏開催の東京へわざわざ遠征。単純に見るとオーロカップドラゴンウェルズ号のためですが、普段ゆかりのない藤原英厩舎の馬だけにその可能性は低いです。となるとアイアムルビー号のためでしょうか? 本人は「芝でもやれる」と言っているようですし…。
・西原騎手が実に1年2ヶ月ぶりの騎乗。騎乗馬を用意したのは冠名カシノでおなじみの柏木務氏。カシノコールミー号が霧島賞を優勝した時の鞍上が西原騎手だったこともあり、西原騎手が不遇の時を迎えても(もともと不遇だった、というのはナシ)それなりに乗せている馬主ですね。騎乗する2頭はそれぞれ縁のない二本柳厩舎所属だったり、小坂騎手が主戦だったりという馬なので、馬主主導での采配と思われます。
・その2頭は正直まるで勝負になりそうにないのですが、いずれもこれまで短距離を使ってきたのに初の中距離戦なんですよね。新味を求めてという見方もできましょうが、西原騎手は翌16日にレディースジョッキーズシリーズを控えており、今回の騎乗がその前哨戦、肩慣らしと位置付けるなら、これは「できるだけ長く」レースに乗ってもらおうという思惑が強いではないでしょうか。「できるだけ多く」でないところが泣けます。
エリザベス女王杯は普段GIで見ない騎手が多く、GIしか買わないファンにしてみれば「誰だこれ」状態かと予想されます。難波騎手は9年目でGI初騎乗、古川騎手はおよそ11年ぶりのGI騎乗、菊沢騎手は2年半ぶりのGI騎乗、生野騎手は2度目のGI騎乗。生野騎手は現在GI連対率100%です。
・今週の1鞍騎手(地方騎手・障碍競走除く)は上野騎手、大江原騎手、黒岩騎手、高野容騎手、生野騎手、鷹野騎手、高橋智騎手、高山騎手、田中克騎手、千葉騎手、柄崎騎手、難波騎手、船曳騎手、穂苅騎手、南井騎手。生野騎手と難波騎手はGI一鞍勝負です。
 
・池江郎厩舎が11頭出しですが、うち6頭が外国人騎手で武豊騎手がゼロです。勝負時は武豊騎手のイメージ、そしてペリエ騎手以外あまり外国人騎手に依頼するイメージがないのですが…。スミヨン騎手には初の依頼となります。
・先週東京ゼロで9頭出しだった矢作厩舎、今週は打って変わって京都ゼロ、東京8頭の10頭出し。ビスティー馬のデビュー戦には当然のように勝浦騎手。
前々回記事の村田騎手と高橋成騎手のコンビが今週も1鞍。
・高橋成厩舎では田中博騎手も地味に最近増えてます。あと田中勝騎手にも依頼。田中勝騎手といえば先々週メイショウホウオウ号(16人16着)に乗せたくらいで、普段全然乗せないのですけど。
・岩元厩舎といえば平地は自厩舎の和田騎手、減量なら田中健騎手、障碍なら出津騎手というのが定番で、他の騎手が入る余地はあまりないのですが、今週は太宰騎手が2鞍騎乗。
・宗像厩舎が7頭出しながら、田中勝騎手も木幡騎手も騎乗しません。このようなことは珍しいように思われます。
・松田博厩舎のアドマイヤマジン号に石橋脩騎手。松田博厩舎に石橋脩騎手という視点でも、アドマイヤに石橋脩騎手という視点でも、極めて珍しい組み合わせ。長期休養明けでもあり、抽選突破くさいです。
・福永厩舎が福島に4頭送り込みますが、西田騎手が騎乗するのは1頭のみ。ほか3頭はすべて長谷川騎手騎乗です。これはあまりない事態。