中央競馬のためにならない話

客観的事実・データから妄想を繰り広げます。

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出馬表から111126-27

・今週からウィリアムズ騎手が参戦、花田騎手が復帰。先週から伊藤工騎手も復帰しています。
・小島騎手、ベリー騎手、松岡騎手が休養。ベリー騎手はこのまま今季終了です。
・北村宏騎手は12月10日から騎乗再開のようですが、これだけ先の予定が出るものなんですね。
・土曜の東西主場への遠征は伊藤直騎手、大野騎手、武豊騎手、デムーロ騎手、メンディザバル騎手。伊藤直騎手は1鞍遠征。
・大野騎手はナイアード号のための遠征でしょうけど、四位騎手には断られたんでしょうかと思ったら四位騎手はアーバニティ号ですか。なら仕方ないですね。
武豊騎手の遠征目的がよくわからないです。メインレースのスマートステージ号は以前騎乗経験がありますが、このためと言うには弱いような。唯一の関西馬であるトウカイオーロラ号のためかもしれませんし、あるいは鹿戸雄厩舎2鞍、堀井厩舎2鞍といったあたりのラインによるのかもしれません。
・京都メインは京阪杯。ちょっとオープン特別寄りのメンバーのような…。
ジョーカプチーノ号はルメール騎手に乗り替わり。福永騎手が降ろされたというよりは、福永騎手がロードカナロア号を選んだということでしょうか。
・ケイアイアストン号に岩田騎手。テン乗りは意外な印象ですが、同厩だったワイルドシャウト号のイメージが残っているだけのようです。
・前走が丸田騎手と小休止っぽい人選だったグランプリエンゼル号、今回は春に復調気配を感じさせたウィリアムズ騎手に戻してきました。
・ミキノバンジョー号は幸騎手。太宰騎手が乗りに来てもいい気がしますが、そのへんどうなのでしょう。特に日曜は京都に乗りに来るだけに…。
・東京メインはキャピタルS。こちらの方が重賞っぽいメンバーに見えます。
マイネルラクリマ号、コスモセンサー号と出走するマイネル馬(ドリームゼニス号もマイネル系のはずですが、ここは騎手起用が緩いので…)、松岡騎手が離脱してどうなるかと思ったら、柴田大騎手をコスモセンサー号に振ってきました。当初予定はコスモセンサー号にベリー騎手、マイネルラクリマ号に柴田大騎手だったのかなと予想しますけど、そうするとスライドさせたことになります。いずれも前走3着ですが、馬主サイドの期待はコスモセンサー号なのでしょうか。
マイネルラクリマ号には吉田豊騎手を起用。マイネルラヴ号がGIを優勝した際の鞍上ですが、近年はめっきりマイネル馬への騎乗が減り、今回も7ヶ月ぶり、今年2度目の騎乗です。
シンボリグラン号に柴山騎手、実に3年7ヶ月ぶりの同馬騎乗です。
・オープン特別がもう1鞍、京都で組まれています。京都2歳S。岩田騎手で勝ち上がった馬が5頭もいますが、騎乗するのはトリップ号。冠名はないけどアドマイヤ馬ですね。
・岩田騎手に振られた中ではレッドエクスプレス号に福永騎手というのが目を引きます。角居厩舎は福永騎手もよく騎乗しますが、やはり四位騎手がファーストチョイスというイメージなので、四位騎手に騎乗馬がいないにもかかわらず福永騎手というところで引っかかりが。単純に四位騎手が騎乗数を絞っているだけのようにも思いますけど。
ジャパンカップ騎乗のためスポット参戦のシュタルケ騎手は土曜から騎乗。初っ端がマイネル馬です。スポット参戦であっても外国人騎手とあれば騎乗させるあたり、ブレないです。
・日曜の東西主場への遠征(障碍競走除く)は安藤勝騎手、池添騎手、伊藤直騎手、岩田騎手、ウィリアムズ騎手、四位騎手、武豊騎手、津村騎手、デムーロ騎手、福永騎手、的場騎手、メンディザバル騎手、ルメール騎手。伊藤直騎手、的場騎手は1鞍遠征。
ジャパンカップはさすがに乗り替わりが少ないです。オウケンブルースリ号は田辺騎手予定が騎乗停止のため蛯名騎手が騎乗。ただ、「騎手の調子・厩舎の調子」でわかるように、音無厩舎と蛯名騎手って疎遠なんですよね。今回は実に3年半ぶり、通算22度目のコンビ。ならば浜中騎手に戻してもいいのでは…。ただ、エガオヲミセテ号やオレハマッテルゼ号、ザレマ号のように、オープンクラスの依頼の割合は高く、それなりに信頼が厚いのかもしれません。
トレイルブレイザー号は武豊騎手。安藤勝騎手がウインバリアシオン号に騎乗するためですが、それなら主戦として騎乗していた和田騎手でもいいような気がします。
キングトップガン号は戸崎圭騎手。かつてちょこちょこ騎乗していた川田騎手を呼ぶには至りませんでしたか。
・京都メインは太秦S。オープン特別の主であったワールドハンター号が先日抹消されましたが、次のオープン特別の担い手と目される馬がごろごろ控えています。目下の候補はファイナルスコアー号でしょうか。
・ビギンマニューバー号に藤田騎手が騎乗。アーリーロブスト号にも何度か騎乗していましたが、こちらを選んだということなのか、アーリーロブスト号は太宰騎手で行くことが決まっていたのか、いまいち見えないです。
・伊藤直騎手は畠山重厩舎のミルファーム馬2頭のために土日とも京都ということになります。この戦績の馬の遠征に帯同とは…。
・小倉開催がスタートしましたが、騎手は基本的に新潟組がそのままスライドといった感じですね。主場に戻ったのは、小野寺騎手、川須騎手、木幡騎手、柴山騎手、津村騎手あたりでしょうか。宮崎騎手が日曜のみ東京(はっきりしませんが武藤厩舎の3頭のためではないでしょうか)ですが、小倉中心になると思われます。
・酒井騎手が土日とも小倉でだいぶ乗りますが、来週以降も腰を据えて騎乗するかは不透明です。
・今週の1鞍騎手(障碍競走除く)は安藤光騎手、上野騎手、エスピノーザ騎手、高橋亮騎手、田中克騎手、千葉騎手、筒井勇騎手。
 
・藤沢和厩舎と横山典騎手が13鞍コンビ。3鞍コンビの誤植かと思ってしまいますが、ほんとうに13鞍コンビです。もちろん、今週の厩舎の出走すべてが横山典騎手。
・松元厩舎と川須騎手が6鞍コンビ。
・本間厩舎と高倉騎手が4鞍コンビ。…?と思ったら京都に大挙5頭を遠征させるんですね。
・岡田厩舎と村田騎手が3鞍コンビ。今年依頼がなく、去年2度あっただけのコンビがいきなりの週3鞍ということで、村田騎手は滞在で調教をつけているのでしょうか。
・佐々木厩舎と村田騎手が5鞍コンビ。こちらはタバルナ号で最近つながりができましたが、それでも5鞍コンビは多いです。来春まで、岡田厩舎と佐々木厩舎の小倉使いの主戦になるのでしょうかね。村田騎手は今週15鞍中、関西馬が14鞍。いかに関東馬が少なめといっても、ここまで関西厩舎に人気の騎手は他に中舘騎手くらいしかいません。
・大久保洋厩舎と藤岡佑騎手が2鞍コンビ。この厩舎は吉田豊騎手が関西遠征できないときはまず藤岡佑騎手、という印象でしたが、最近コンビがありませんでした。半年ぶりです。
・今年絶好調の高橋隆厩舎、珍しく小牧騎手に依頼しています。この厩舎は現在障碍競走以外だと、まずは森騎手、ニシオドリーム号など一部で高橋亮騎手、という感じで、他の騎手起用はかなり少ないので、小牧騎手を乗せるというのは画期的(夏の武豊騎手起用も画期的でしたが)。実際、両者の長いキャリアの中で初めてのコンビになります。今回は、沼川一彦氏所有のペプチド馬に騎乗ということで、ペプチドルビー号などで小牧騎手と沼川氏との縁がありますし、馬主の意向が働いたのかもしれませんが。
・石毛厩舎と三浦騎手と本間茂氏の所有馬とのトリオで3鞍。石毛厩舎は三浦騎手をあまり乗せませんし、ジャーエスペランサ号の騎乗から本間氏がリクエストしたのかなと考えます。
・藤原英厩舎と川田騎手が4鞍コンビ。川田騎手を乗せないでもない厩舎ですが、せいぜい月数鞍というくらいで、基本岩田騎手がファーストチョイスだけに、川田騎手との4鞍というのは新鮮です。
・同一場で一日に5頭出し以上する厩舎は以下のとおり。土曜東京:藤沢和厩舎が6頭出し、高橋裕厩舎が5頭出し。土曜小倉:佐々木厩舎が5頭出し。日曜東京:藤沢和厩舎が7頭出し、堀厩舎、矢野英厩舎が5頭出し。日曜京都:松元厩舎が6頭出し。