中央競馬のためにならない話

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騎手の調子・厩舎の調子1311

11月30日まででの集計です。

・騎手の月間トップはなんと田辺騎手。13勝を挙げて重賞も2度優勝、勝率2割近くと、充実の内容でした。おそらく月間リーディングは初めてなのではないでしょうか。2着3着は多くなく、勝ち切るケースが多かったです。
・続いて福永騎手。1日を終えて2位と7勝差でリーディングトップ、年間リーディングをほぼ手中に。
・騎乗開始当初は騎手試験不合格のショックがあったのか、これまでにないくらいボロボロだったデムーロ騎手ですが、11月は10勝と復調しました。
・ほか、北村宏騎手と川須騎手が10勝。
・今年ずっと関東を引っ張ってきた戸崎騎手と内田騎手ですが、前者は9勝、後者は7勝でした。内田騎手は肝心のところで精彩を欠く場面が多かった印象ですが、それもそのはず、メインレースで馬券圏内なし、掲示板1度と空気でした。
・久々の年間100勝なるかが注目の武豊騎手は8勝。1日終了現在で91勝、今週末は香港なので、開催残り5日で9勝と、少々厳しくなってきました。固め打ちが必要です。
・騎乗数がほぼ同じだったムーア騎手とルメール騎手ですが、ムーア騎手は8勝、ルメール騎手は5勝と少し差が。もっとも、ルメール騎手は12月に入ってジャパンカップダートを優勝するのですからわからないものです。
・調教師1次試験を終えた中舘騎手が10月末から復帰していますが、騎乗数は少なめ。複勝率で10%を割り込んでおり、ローカルでも基本用なしの状態です。
・障碍競走では高田騎手、林騎手、西谷騎手が2勝。障碍競走12戦で関東の騎手は1勝とひどいものでした。
・高田騎手は12月1日にも勝利を挙げており14勝。2位で8勝ですから、リーディングは磐石です。現時点で14勝というのもここ数年で記憶がないように思いますし、障碍連対率5割超は驚異的。史上に残る高水準でのリーディング獲得になりそうです。
・11月2勝の主な騎手は江田照騎手、大野騎手、太宰騎手、松山騎手、黛騎手、吉田豊騎手。
・11月1勝の主な騎手は石橋騎手、小牧騎手、柴田大騎手、津村騎手、武士沢騎手、松岡騎手、松田騎手、村田騎手。
・11月0勝の主な騎手は柴田善騎手、丹内騎手、中井騎手。柴田善騎手、月間未勝利とは…。
 
・調教師関係では藤原英厩舎と高橋忠厩舎が6勝。高橋忠厩舎は1日3勝が効果的でした。
・藤沢和厩舎は5勝、東京開催の追い込みでいつの間にかリーディングも6位くらいまで上がってきましたが、さすがに反撃が遅すぎたという感じで、リーディング争いには加われず。
・角居厩舎が4勝、ここまで54勝と、リーディングはほぼ当確。あとは60勝に手が届くかどうかです。
・10月0勝の主な厩舎は古賀慎厩舎、小島茂厩舎、昆厩舎、高橋裕厩舎、戸田厩舎、橋田厩舎、宮厩舎、和田道厩舎。