勝手にヤングバトルシリーズ2013(秋)最終結果 - 中央競馬のためにならない話

先週で今年のローカル開催はすべて終了しました。最終結果を、各ラウンドのポイントとともに示します。順位の推移は、中京1週目終了時点との比較です。今回初めて、集計期間中に若手騎手が重賞2着になりました（愛知杯の横山和騎手）。ネタ元のシリーズでは重賞2着が15ポイントになっているので、それを適用しています。

順位	騎手	ポイント	新潟	福島	中京	一般1着	一般2着	一般3着	若手1着	若手2着	若手3着	若手4着	若手5着	若手6着以下
1→ 1	杉原誠人	134	49	62	23	35	30	5	30	5	12	6	4	7
3→ 2	横山和生	131	46	40	45	35	33	13	30	5			6	9
2→ 3	菱田裕二	109	35	48	26	40	36	7			8	9	2	7
6→ 4	中井裕二	79	15	13	51	20	21	6	10		4	3	8	7
4→ 5	伊藤工真	61	31	27	3	15	12	1	10	10		3		10
5→ 5	田中健	61	17	29	15	15	6			20	8	3		9
8→ 7	城戸義政	55	18	21	16	5	6	2	10	10	4	6	2	8
7→ 8	荻野琢真	51	20	27	4	10	15	1	10	10				5
17→ 9	岩崎翼	50	0	0	50	25	3		10	5	4			3
8→10	西村太一	48	27	14	7		3	2	20		4	9		10
14→11	花田大昂	39	14	5	20		3	2	20				2	12
13→12	藤懸貴志	34	16	0	18	5	6	1		5	12		2	3
11→12	伴啓太	34	13	14	7		3	3		5	4	6		13
12→14	原田敬伍	30	8	7	15	5		1	10				2	12
10→14	嶋田純次	30	30	0	0	5	6	3		5	8			3
14→16	原田和真	26	6	15	5			1	10			3	2	10
18→17	菅原隆一	25	3	7	15				10		4			11
16→18	平野優	23	8	12	3	5						6	2	10
19→19	水口優也	12	4	4	4			1						11
20→20	大下智	11	1	3	7					5				6
20→21	長岡禎仁	9	9	0	0	5		1						3
22→22	草野太郎	7	5	2	0					5			2
23→22	小野寺祐太	7	1	2	4									7
24→24	山崎亮誠	4	0	2	2									4

※ポイントなしの騎手は省略。横山和騎手の一般2着には重賞2着の15ポイントを含む。

中京ラウンドではやや失速したものの、杉原騎手が逃げ切り。重賞2着でポイントを大幅に加算した横山和騎手を抑え切りました。安定して上位に食い込んでいたのはもちろん、若手騎手競走は唯一の皆勤、いい馬が用意されてポイントを稼げていたのも大きかったです。中京6日の9Rでハナハナクビ差の接戦をモノにして穴を開けましたが、この優勝がなければ逆転されていたくらいの僅差で、9週間集計してこの差というのは実に面白いシリーズだったと思います。杉原騎手、横山和騎手ともに3年目、減量特典はあと2ヶ月ちょっとでなくなります。これからが正念場。
菱田騎手と中井騎手は他場での騎乗があったり、出遅れがあったりで後塵を拝する結果に。ただ、中京ラウンドトップだった中井騎手は調子を上げてきた感があります。何よりこの2人はまだ2年目。来年も減量特典がありますし、両者とも自力で減量特典を外すところまではいけそうです。中井騎手はギリギリくらいのペースですけど。
中京ラウンドに関しては、岩崎騎手を抜きにして語ることはできないでしょう。今年は東京以北の騎乗がゼロ、デビュー以来ずっと表開催で揉まれてきて、裏開催での騎乗は3月にわずか3度という中で、秋の中京が実質初めてのローカル参戦。それでいきなり6勝を挙げるのですから大したものです。岩崎騎手に関しては、いまいち勝ち切れないもどかしさがあっただけに喜ばしいことです。今年の新人騎手の中で唯一の二桁勝利、それで10勝そこそこというのは寂しいですが、これで一皮むけたと見るなら、来年以降の飛躍に期待です。