中央競馬のためにならない話

客観的事実・データから妄想を繰り広げます。

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出馬表から091212-13

・北村友騎手がついに復帰。当初予定よりかなり遅れてしまいましたが早速15鞍騎乗の人気ぶり。勘は戻っているでしょうか。
・土曜の東西主場への遠征(障碍競走除く)はなし。五十嵐騎手は障碍競走のための遠征ですが、平地競走でも騎乗します。
・土曜は中京の重賞遠征が多く、蛯名騎手、スミヨン騎手、太宰騎手、角田騎手、福永騎手、吉田豊騎手が重賞遠征と見られます。秋山騎手、佐藤哲騎手も重賞遠征だと思うのですが、日曜も中京なんですよね。来週どこで乗るかだと思います。
・太宰騎手は重賞遠征とみられる、としましたが、騎乗するリクエストソング号を管理する石坂厩舎とは普段縁がありません。ここ6年半で1鞍のみです。石坂厩舎といえば、まず武豊騎手、あと浜中騎手に和田騎手、関東の騎手なら後藤騎手と中舘騎手、と騎手起用が偏っていますが、今回の起用は何かの間違いでしょうか。強いて言うなら太宰騎手が今年好調だということですね。ここまで45勝は既に自己ベスト。45勝もしていたんですねえ…。太宰騎手は例年小倉なり中京なり京都なり、どこかで大爆発して何でもかんでも持ってくる時期がありながら最終的には30勝前後、というのが常でして、今年もその観点で注目していながら大爆発ということはない印象だったので、さして勝ててないと思っていました。
・障碍競走も重賞競走も組まれていない土曜の中山はかなり騎手が少なく、毎レース同じような顔触れになります。騎乗する騎手はわずか25名、うち11人が2桁騎乗です。
・宇田騎手が久々に騎乗、約30週ぶりです。
・日曜の東西主場への遠征(障碍競走除く)は内田騎手、蛯名騎手、大野騎手、北村宏騎手、生野騎手、角田騎手、松岡騎手、三浦騎手、吉田隼騎手。生野騎手は1鞍遠征。北村宏騎手と松岡騎手はGI騎乗のための遠征でしたが非当選となりました(追記:小島茂師のブログによれば北村宏騎手騎乗のブルーミングアレー号はGI競走へ出馬投票しなかったようですね)。松岡騎手は挙式後最初の競馬ということで気合が入っていたことでしょうが…。
・一方でGIに久々に騎乗する騎手も。大野騎手は2年2ヶ月ぶり、石橋守騎手は1年ぶりのGI騎乗になります。
阪神JFアニメイトバイオ号とジュエルオブナイル号の乗り替わりがよくわかりません。両馬に前走騎乗した丸田騎手も鮫島騎手も重賞でしっかり賞金を稼いだのですが。騎乗者と調教師との関係も特に深いわけでもなく、結局馬主の意向なのでしょうか? 関東馬が関東のトップジョッキーとともに決戦の舞台へ、というアニメイトバイオ号はともかく、ジュエルオブナイル号はどういうことなのやら。
スボリッチ騎手が騎乗していない…と思ったら、短期免許は1ヶ月だけでしたか。
・今週の1鞍騎手(障碍競走除く)は宇田騎手、梶騎手、小林慎騎手、小林久騎手、鈴来騎手、高井騎手、鷹野騎手、高山騎手、武英騎手、竹之下騎手、田中克騎手、田面木騎手、千葉騎手、中谷騎手、二本柳騎手、船曳騎手。梶騎手は最近梅田康厩舎の管理馬にしか乗らないですね。
 
・交流競走に力を入れているせいか年々中央での影が薄くなっている森厩舎、現在2ヶ月以上中央での勝ち星がありませんが、今週は13頭出しの攻勢。デムーロ騎手に新馬2頭とGIの3頭依頼、裸の勝負服でおなじみの榮義則氏の所有馬4頭出し、トップ・プリティの横瀬兼二氏の所有馬3頭出しなど、とにかく勝負気配濃厚です。
小島太厩舎と田中勝騎手が5鞍コンビ。珍しいコンビではないですが、週5頭というのはあまりないケースです。
・小島貞厩舎が美浦の大江原騎手とのコンビで3頭出し。小島貞厩舎と大江原騎手といえばテイエムカイブツ号など、過去に2度コンビを組んだことがありますが、田嶋騎手を差し置いて新馬にも依頼とは珍しい。これをきっかけに障碍競走にも、という思いでしょうか?
・全体的に厩舎側からの視点で目に付くところは少ない感じです。