中央競馬のためにならない話

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騎手の調子・厩舎の調子1004

・4月の勝利トップは14勝の松岡騎手でした。複勝率は45%、単勝回収値も複勝回収値も100を超え、人気馬穴馬と満遍なく持ってきていた感じです。騎乗数月間5位(73)でこの成績はかなり優秀なのでは。
・次いで10勝の福永騎手、横山典騎手、川田騎手。福永騎手は3月の勢いを維持しています。
横山典騎手は3月若干落ち込みながらも持ち直しており、騎乗ペースをほぼ戻した内田騎手以上の成績。このままどこまで行けるでしょうか。そして川田騎手は10勝ながら2着と3着は1回ずつという極端な成績。複勝率21%は上位の中では図抜けて低いです。
・相変わらず騎乗数少な目の四位騎手ですが、8勝を挙げた3月に続いて4月も9勝とけっこう働きました。
・春の福島リーディングを獲得した丸山騎手は4月も8勝、2ヶ月でなんと18勝で、全国リーディングでも17位にまで上がってきました。通産勝利数も30勝と2kg減まであと1勝、1年先輩の伊藤工騎手に1勝差にまで迫っています。
・岩田騎手が7勝に対して2着9回・3着10回と少し勝ち切れなかったようです。ほかにも三浦騎手(5勝2着11回)や北村友騎手(4勝2着10回)が勝ち切れませんでした。
・上村騎手が4勝で通算16勝、早くも去年の勝ち星に並びました。とはいえ、昨年は少し勝てなさすぎだっただけなのでここは通過点。完全復帰後の最多勝利は2005年の42勝、現在のペースだとそれも達成できるかもしれません。
・障碍競走では小坂騎手が2勝。西谷騎手がようやく今年の2勝目を挙げています。
・障碍リーディングは4勝でトップの北沢騎手と高田騎手が4月は勝てず、2勝で13人が並んでいる大混戦。安定感からいくと北沢騎手が引き続き引っ張る展開になるのかなと予想しますが来月以降どうなるでしょうか。
・4月2勝の主な騎手は安藤勝騎手、伊藤工騎手、江田照騎手、小牧騎手、佐藤騎手、柴山騎手、田中勝騎手。おお、ビッグネーム続々。
・安藤勝騎手の月間2勝はおよそ4年ぶり。4年前というと制裁の常連だった頃でしたかねえ…。小牧騎手は70連敗くらいしていたのでわかるのですが、田中勝騎手も月間2勝とは。得意?の東京開催でどれだけ持ち直せるでしょうか。
・4月1勝の主な騎手は国分恭騎手、木幡騎手、田中博騎手、武士沢騎手、古川騎手。国分恭騎手は1勝が単勝2.2倍の1番人気で単勝回収値は3。主場で揉まれているということもありますが、急ブレーキです。
・4月0勝の主な騎手は丹内騎手、渡辺騎手。
 
・厩舎陣では角居厩舎が7勝、リーディングでもトップに立ちました。
・浅見厩舎が6勝、3月は未勝利でしたが連対はしていたという馬が続々勝ち上がりました。
・年明けなかなか勝てずに出遅れていた小島茂厩舎が5勝、徐々にエンジンがかかってきた印象です。
・先月好調だった加藤征厩舎は複勝率55%超と引き続き好調、でもよく見たら所属の水口騎手は一度も乗ってないんですね…。水口騎手、早くもピンチ。
・昆厩舎がわずか13回の出走とはいえ着外3度と抜群の安定感。
・和田一厩舎がついにJRA初勝利を挙げました。勢いに乗って3着4回、単勝400倍台の超人気薄での掲示板も2度記録するなど、ここへ来てようやく軌道に乗りつつある印象。
・3月0勝の主な厩舎は池江寿厩舎、池添厩舎、河内厩舎、斎藤誠厩舎、鮫島厩舎、森厩舎、和田道厩舎。
・3月に開業した鈴木孝厩舎、現時点で掲示板が1度あるのみ。和田一厩舎のように長引いてしまうのでしょうか…。