中央競馬のためにならない話

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騎手の調子・厩舎の調子1011

・もう12月も半ばを過ぎましたが一応。11月1日の代替開催を含んでいます。
・月間トップは内田騎手。2着4回に対して14勝とは、いかに勝ち切っているかです。リーディング争いのライバルである松岡騎手は7勝、蛯名騎手5勝とやや失速気味。まあ蛯名騎手が12月に入って勝ちまくっているのはご存知のとおりですが。
・次いで武豊騎手、中舘騎手、丸山騎手、吉田豊騎手が10勝。得意の福島で中舘騎手がようやく持ち直した印象です。
・ずっと好調だった福永騎手、9勝に対して2着18回とやや足踏み。ただ、そのおかげもあってか、複勝率は数をこなしている騎手の中ではトップの45%超でした。
・5回東京6日の固め撃ちが効いた幸騎手、月間9勝と久々に上位進出。
デムーロ騎手やムーア騎手の勝ち切りぶりはさすがですが、ルメール騎手が今秋いまいち。掲示板率こそ5割超ですが、勝率、連対率、複勝率が例年と比べぱっとしない印象です。
・スミヨン騎手も2勝2着8回とやや勝ち切れず。ブエナビスタ号の降着がなかったとしても、3勝2着7回です。
・和田騎手が11月も勝ちきれず、2勝に対して2着8回、4着が11回。自己ベストだった昨年を上回る成績は絶望的。
・障碍競走では五十嵐騎手が2勝と、いよいよ北沢騎手に2勝差まで迫りました。12月に入ってとうとう勝利数で並び、大接戦になっているのはご存知のとおり。リーディング争いはこの2人に絞られた感じ。
・11月2勝の主な騎手は上村騎手、勝浦騎手、柴山騎手、丹内騎手、西田騎手、村田騎手、和田騎手。
・11月1勝の主な騎手は秋山騎手、小野寺騎手、川須騎手、国分恭騎手、高倉騎手、太宰騎手、津村騎手、浜中騎手。小野寺騎手は一皮むけた印象でしたが、よく見たら1勝3着8回でした。
・11月0勝の主な騎手は伊藤工騎手、江田照騎手、大庭騎手、クラストゥス騎手、国分優騎手、武幸騎手、田中博騎手、武士沢騎手、古川騎手。
 
・厩舎陣では藤沢和厩舎が得意の東京を中心に10勝の猛チャージ。ただ、逆転リーディングまでは厳しそうです。
・今年ずっと調子の上がらなかった矢作厩舎が重賞2勝をはじめ6勝。
・清水英厩舎が6勝、2歳馬が5頭勝ち上がっています。
萩原清厩舎が5勝、複勝率が56%と好調でした。
・野中厩舎が5勝、5着1回、ほかすべて着外と極端な成績に。
・リーディングトップを走る音無厩舎は4勝と週1勝程度のペースは維持。複勝率は5割と、12月に勝てそうな馬も多く、このまま逃げ切れるのではないでしょうかね。
・11月0勝の主な厩舎は大橋厩舎、小笠厩舎、岡田厩舎、小島茂厩舎、佐々木厩舎、中村厩舎、羽月厩舎、平田厩舎、村山厩舎、和田道厩舎。