中央競馬のためにならない話

客観的事実・データから妄想を繰り広げます。

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出馬表から110219-20

・内田騎手がドバイ遠征のため、土曜のみお休みです。
・土曜の遠征(障碍競走除く)は安藤勝騎手、安藤光騎手、池添騎手、武英騎手、丹内騎手、デムーロ騎手、藤岡佑騎手、幸騎手、リスポリ騎手。
・関西騎手の遠征は、ダイヤモンドSヒヤシンスSのいずれかのためと思われます。安藤勝騎手の場合はダノンスパシーバ号のための可能性もありますけど。
・一方の丹内騎手は岡田繁幸氏所有のオンデマンド号のためだと思われますが、他もすべてマイネル系という徹底ぶり。
ダイヤモンドSビッグレッドファームの2頭の鞍上はベリー騎手とクラストゥス騎手。白富士Sマイネル2頭を思い出します。なお、松岡騎手はスノークラッシャー号に騎乗。
デムーロ騎手がビートブラック号に騎乗。前走と3走前に騎乗した幸騎手も東京に来ていますが、敢えて2走前に騎乗したデムーロ騎手を据えてきました。
・キタサンアミーゴ号は主戦の川田騎手ではなくテン乗りの安藤勝騎手。松田博厩舎の管理馬で安藤勝騎手がこの段階でテン乗りというのは珍しいような気が。川田騎手はどうしたのかと思ったら、京都でアドマイヤセプター号などに騎乗。アドマイヤですか。なら仕方ないか…。
ヒヤシンスS、ホッコーガンバ号は引き続き武英騎手。河野厩舎とは切れたわけではないようで。
・オヤシオ号は平野騎手に手戻り。これはめでたい。全日本2歳優駿は丸山騎手に乗り替わりだったわけですが、交流GIでも31勝以上が必要だったってことなんでしょうかねえ。
・昨夏、浜中騎手とのコンビで活躍したブラウンワイルド号は松岡騎手に乗り替わり。浜中騎手は京都で騎乗するのですが、騎乗馬を見た印象ではこれなら東京に乗りに行っても…と思わないでもありません。降ろされたんでしょうか。
・ラヴィアンクレール号は手の合っている印象の津村騎手継続でもよさそうなものですが、デムーロ騎手ですか…。
・山城S、パッションローズ号に国分優騎手が騎乗。パッションローズ号といえば芹沢騎手、というイメージですが、今回芹沢騎手はアキノパンチ号に騎乗。そんな中ではありますが、他に騎手もいるでしょうに定量戦で国分優騎手起用とは、国分優騎手の名がだいぶ栗東関係者にも売れてきているんですかね。
・日曜の遠征(障碍競走除く)は池添騎手、岩田騎手、川田騎手、小林慎騎手、柴田大騎手、柴原騎手、武豊騎手、丹内騎手、デムーロ騎手、中谷騎手、福永騎手、藤田騎手、幸騎手、リスポリ騎手。小林慎騎手、柴原騎手、藤田騎手は1鞍遠征です。
・藤田騎手、土曜に騎乗がなく日曜もGI1鞍という限定ぶり。関東に行くときは関東馬の騎乗もけっこうあるのですが。
フェブラリーSシルクメビウス号、前走の内田騎手から岩田騎手に乗り替わりと、田中博騎手には手綱が戻らないようで…。
ダノンカモン号は大和S終了後では根岸SフェブラリーSセットで三浦騎手、ということになっていたはずですが、結局リスポリ騎手に乗り替わり。馬主ダノックスは三浦騎手をわりと好んで起用していたはずなので、馬主側の意向か厩舎側の意向かわかりませんが、GI獲りに色気が。
マチカネニホンバレ号は安藤勝騎手、横山典騎手、北村宏騎手といった過去の騎乗経験者ではなくクラストゥス騎手が騎乗。横山典騎手でもよさそうなものですが。厩舎の今週の出走5頭がすべて外国人騎手(クラストゥス騎手4頭+リスポリ騎手1頭)なので、その関係もあるんですかね。
・福永騎手は近走主戦格として騎乗していたメイショウタメトモ号ではなくライブコンサート号騎乗ですか。ライブコンサート号和田騎手、メイショウタメトモ号福永騎手というのがすっきりするように思うのですが。これに伴いメイショウタメトモ号は武豊騎手が騎乗。テン乗り武豊騎手に頼むのであれば、馬を知り尽くした古川騎手を乗せても良いような…。
・洛陽Sにキングストリート号とニルヴァーナ号が。池江郎厩舎、使ってきますねえ。キングストリート号に騎乗するのは四位騎手ですが、依頼するのは昨夏のサクラオリオン号以来となります。
・京都遠征になる柴田大騎手、丹内騎手、中谷騎手は揃ってマイネル系関連の遠征。複数の騎手がラフィアン遠征とは珍しいです。しかも美浦マイネル系1〜2頭+栗東マイネル系3〜4頭という構成ではなく、栗東マイネル系は3人合わせてわずか2頭。柴田大騎手は伊藤大厩舎2頭(1頭はミルファーム馬)+飯田雄厩舎、丹内騎手は稲葉厩舎3頭+菊川厩舎2頭(2頭ともフジマサ馬)+加用厩舎、中谷騎手は畠山重厩舎2頭+相沢厩舎という構成です。特記したもの以外はすべてマイネル系。
・増沢騎手が今年の初騎乗。騎乗馬は…ああ、いつものヨークン馬ですか。
・今週の1鞍騎手(障碍競走除く)は石橋守騎手、伊藤直騎手、大下騎手、小野寺騎手、小林慎騎手、菅原騎手、菅原勲騎手、高橋智騎手、高橋亮騎手、武英騎手、田中克騎手、二本柳騎手、藤田騎手、増沢騎手。
・今週騎乗のない主な騎手は大野騎手、荻野琢騎手、田中博騎手、西村騎手。このあたりは狭間の二場開催は諦めて、来週からの小倉に備えているのでしょうか。
 
・二場開催ともなると大量出走の厩舎は少なく、最高でも9頭出しです。
小島茂厩舎が日曜東京8R(ダート2400m)で3頭出し。この厩舎には不思議と長距離ダート馬が集まりますねえ。師が好む条件というだけかもしれませんが。
・その小島茂騎手、デムーロ騎手と3鞍コンビ。ダート2100で2鞍、ダート2400で1鞍です。
・伊藤大厩舎が京都へ6頭遠征させます。
・高木厩舎と幸騎手が3鞍コンビ。
・大久保洋厩舎が武豊騎手に依頼しています。両者のコンビは1年3ヶ月ぶり。最後の騎乗はオーロマイスター号のオープン昇級初戦でした。
・堀厩舎とベリー騎手が4鞍コンビ。ベリー騎手の短期免許もあと2週ということで、身元引受厩舎として追い込み態勢に入ったということでしょうか。
・野村厩舎と国分優騎手が3鞍コンビ。国分優騎手が栗東留学する前から起用している数少ない厩舎ですが、厩舎としてはもう3ヶ月勝ち星がなく、開業以来最大のスランプに陥っているだけに、国分優騎手に恩返し?してもらえればよいですが、うまくいきますかね。
・石栗厩舎が京都へ2頭遠征させています。これまで関西主場への遠征が延べ22頭という中、2頭も送り込むとはどうしたのでしょう。ウッドシップ号の好走でやる気になったのでしょうか。いずれも藤岡康騎手とのコンビ。
・中村厩舎と川須騎手が3鞍コンビ。これまで通算で3度しかなかった組み合わせですが、新馬2頭に特別競走と、川須騎手、またしても新規開拓に成功でしょうか。
・同一場で一日に5頭出し以上する厩舎は以下のとおり。土曜東京:宗像厩舎が7頭出し、戸田厩舎が6頭出し、高木厩舎が5頭出し。土曜京都:加用厩舎、吉田直厩舎が5頭出し。日曜東京:加藤征厩舎が6頭出し、栗田厩舎が5頭出し。日曜京都:伊藤大厩舎が遠征で4頭出し。