中央競馬のためにならない話

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騎手の調子・厩舎の調子1204

もう5月が2週過ぎてますが、一応・・・

・4月の月間リーディングは吉田隼騎手。中京に続いて春の福島リーディングを獲得、13勝2着12回、連対率は3割超と、いまや完全にローカルは吉田隼騎手を中心に回っています。昨年80勝と自己ベストでしたが、今年はそれをも上回るかもしれないですね。
・2着の差で福永騎手が続きます。今年もリーディングは福永騎手と岩田騎手の争いでしょうか。
・内田騎手が12勝、ほぼ完全復活と見てよいのではないでしょうか。
・川田騎手も12勝。100勝を達成した昨年よりは少しペースが遅いものの、徐々に盛り返してきています。
・さらに北村宏騎手と浜中騎手が11勝、後藤騎手が10勝で続きます。
・松山騎手が9勝。減量が取れたここへきて月間最多勝利をマークしました。減量が取れてから成績が上昇という四位騎手のような成長曲線を描いています。通算勝利の約1/3を小倉でマークしているように、小回りが得意なのでしょうか。
・三浦騎手が8勝でリーディング上位にとどまっていますが、騎乗数がかなり多いせいで、勝率や連対率は他の上位騎手に比べて少し見劣っています。
・蛯名騎手は怪我で休んだため、4月は2週しか載っていませんがそれでも8勝。勝率32%と圧倒的な成績でした。
横山典騎手と大野騎手がともに勝ち星の倍以上の2着数。横山典騎手に至っては2着18回と、2月の北村宏騎手じゃないですがわざとやっているのだろうかという成績でした。
・今年は主場でビッシリの分勝ち星が伸びず苦戦中の田辺騎手ですが、4月は6勝とやや持ち直した感。同じくしばらく勝ち星がなく苦しんでいた丸山騎手も1日3勝をマークするなど5勝しました。
・4月も6勝と引き続き好調だった丸田騎手、好調の原動力は先日発表された結婚にあったようですが、それだけに月末の負傷がもったいないです。
・長谷川騎手がわずか14鞍騎乗ながら3勝とハイアベレージ。見習時代はほとんど差がなかった同期の松岡騎手や石橋脩騎手に大きく水を開けられた形ですが、人気薄でも勝利しており、まだ一花咲かせることはできるはず。そのチャンスがめぐってくるでしょうか。
・今まで年間2勝が最高だった高野騎手が自己初の月間2勝で、今年既に4勝の大活躍です。
・4月2勝の主な騎手は伊藤騎手、川須騎手、国分恭騎手、柴山騎手、武豊騎手、古川騎手、村田騎手。武豊騎手は3月4月でわずか5勝と自己ワーストと言えるであろうスランプ期で、5月は未勝利です。
・4月1勝の主な騎手は高倉騎手、津村騎手、藤田騎手、和田騎手。和田騎手は1勝が単勝190円の断然人気馬だったこともあり、単勝回収値が2とひどいことになっています。ただ、2着10回のおかげで複勝回収値は91です。
・4月0勝の主な騎手は安藤勝騎手、江田照騎手、国分優騎手、中井騎手、中谷騎手、西田騎手、武士沢騎手、宮崎騎手。安藤勝騎手は騎乗数を絞っているとはいえ、月間未勝利に終わったのは中央移籍後初です。ちなみに5月も2週を終えた段階で勝ち星がありません。
 
・厩舎関係では藤原英厩舎が6勝でトップ。3月4月で13勝の固め打ちです。
・矢作厩舎が2着10回ながら5勝。昨年は不振でしたが今年はトップ5を狙える勢いです。
・角居厩舎も5勝、70勝ペースに乗るかどうかというラインです。
・堀厩舎が5勝ですが、石橋脩騎手では0勝。5月の傾向を見ても急速に石橋脩騎手との関係が薄れてきている印象です。
・昨年20勝割れと、厩舎としては大不振だった松田国厩舎ですが、4月は5勝で例年の成績に戻っている感。
・音無厩舎は4勝を挙げていますが、ここ数年の上位争いからは一歩後退しています。
・吉村厩舎は出走わずか7回と新規開業厩舎であることを差し引いても慎重すぎる滑り出しですが、その中で1勝2着1回3着1回5着2回とかなりの好成績。5月も1つ勝っており、既に4勝です。
・4月0勝の主な厩舎は栗田博厩舎、野中厩舎、橋田厩舎、南井厩舎、村山厩舎、和田道厩舎。