中央競馬のためにならない話

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騎手の調子・厩舎の調子0908

騎手や厩舎の調子を1ヶ月くらいの単位で概観したいと思います。

・松岡騎手、月間16勝。週3勝くらいのペースで、総合リーディングもぐっと上がってきました。2着7回・3着8回と、勝ち切るケースが多いです。
・7月末まで38勝だった小牧騎手が月間15勝。夏の小倉リーディングを福永騎手、武豊騎手と激しく競り合うところまで来ました。
・その小倉リーディング、夏の開催では現在福永騎手がトップ。2着の差で武豊騎手が続きます。残り1週、福永騎手の久々の小倉リーディングなるでしょうか。来週の勝利数が武豊騎手と同数以上ならリーディングです。
・藤田騎手は月間11勝ながら2着が12回。通常の北海道の戦績からすると少し勝ち切れていない印象です。
・藤岡佑騎手、川田騎手の同期コンビがそれぞれ6勝、5勝とあまり勝てていません。
・福島開催絶好調だった田辺騎手はその効果で騎乗数を大きく伸ばしましたが、8月はわずか1勝。もともと小回りの方が得意な印象なのでこの成績は仕方ないのかもしれません。
・年明けから障碍競走で好調な五十嵐騎手、8月の障碍競走は重賞優勝を含む7戦4勝。ずっと流れがいいので、障碍リーディングもあるかもしれません。穂苅騎手も障碍7戦3勝で、8月の関東の障碍競走は完全にこの2人を軸に回っていました。
・8月3勝の主な騎手は赤木騎手、木幡騎手、角田騎手、藤岡康騎手、吉田隼騎手、渡辺騎手。
・8月2勝の主な騎手は江田照騎手(騎乗停止4日あり)、熊沢騎手、佐藤哲騎手、鮫島騎手、柴山騎手、吉田豊騎手(騎乗停止2日あり)。熊沢騎手は勢いストップですかね。
・8月1勝の主な騎手は田辺騎手、武士沢騎手。
・8月0勝の主な騎手は大野騎手、武幸騎手。武幸騎手は騎乗数が少ないとはいえ、2ヶ月勝ち星がありません。
 
・藤沢和厩舎が月間10勝で今年早くも39勝。通算1,000勝もあと2つです。
トランセンド号などを擁する安田厩舎が早くも昨年の勝ち星を上回り、リーディング4位と躍進。平田厩舎、久保田厩舎なども昨年から大きく前進しています。
・川村厩舎が先週3勝の固め打ちで8月7勝。6勝の南井厩舎とともに好調でした。
・4月から4ヶ月以上勝ち星のなかった名門・松山康厩舎が先週久々に勝利。4頭出しで3勝の大爆発でした。
・8月に勝てなかった主な厩舎は田島良厩舎、古賀慎厩舎、小島貞厩舎。
・昨年13勝の須貝彦厩舎がここまで1勝と不振にあえいでいます。
・他、池上厩舎(昨年30勝→ここまで10勝)、上原厩舎(22勝→7勝)、堀井厩舎(20勝→6勝)あたりが目につきます。