中央競馬のためにならない話

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騎手の調子・厩舎の調子0910

・内田騎手が19勝、10月も月間トップです。武豊騎手とは1日終了時点で13勝差、リーディングが見えてきました。
・勝利数からのWSJS出場騎手が内定したはず。栗東からは武豊騎手、岩田騎手、藤田騎手、美浦からは内田騎手、横山典騎手ということになりそうです。これに秋山騎手と的場文騎手が加わり、日本代表の陣容が固まりました。
・田中勝騎手が得意の東京替わりで11勝と勝ち星を伸ばしてきました。2週連続重賞勝利もあり、好調のようです。
・北村宏騎手が9勝と健闘。
・8月9月で3勝だった佐藤哲騎手、月間7勝と復調気配でしたがその矢先に騎乗停止とはついてません。
・松岡騎手が6勝とやや息切れ。2着9回3着10回と勝ちきれなくなってきました。
・騎乗停止があったため月間26鞍と少ない騎乗数だった安藤勝騎手ですが、掲示板18回、着外はわずか8回。化け物です。
・藤岡佑騎手の不調が止まりません。久々に1日2勝するなど復調なったかと思っていたのですが、終わってみたら月間3勝。月間勝利は6勝→5勝→3勝と推移しています。
・△に到達した松山騎手ですが、10月は連対率4.7%とかなり率を落としています。最近は週1勝ペースも崩れていますし、過信は禁物かもしれません。最近はむしろ国分恭騎手の方が、とも思っていたのですが似たような率でした。
・障碍競走リーディングは五十嵐騎手が先月も勝てず、ますます混戦の様相。とはいえ、年間リーディング争いは、11勝の五十嵐騎手と熊沢騎手、9勝の穂苅騎手と小坂騎手、8勝の植野騎手と西谷騎手、このあたりまでが圏内でしょうか。ここ3年君臨し続けた西谷騎手の牙城が崩れるのか、 JRAリーディングとともに注目です。
・10月2勝の主な騎手は伊藤工騎手、江田照騎手、熊沢騎手、松山騎手、丸田騎手。丸田騎手、伊藤工騎手のような関東期待の若手がいまいち勝てていません。江田照騎手は今年はもうずっと月2勝ペースくらいで行くのかも。
・10月1勝の主な騎手は荻野琢騎手、津村騎手、武士沢騎手、的場騎手、宮崎騎手、村田騎手。
・10月0勝の主な騎手は赤木騎手、大野騎手、鮫島騎手、柴山騎手、武幸騎手、田中健騎手、角田騎手、西田騎手。武幸騎手の未勝利期間は4ヶ月に。鮫島騎手も先月はわずか15鞍だったとはいえ、3ヶ月で3勝とかなりのペースダウン。
 
・厩舎の月間最多勝利は6勝。藤沢和厩舎、二ノ宮厩舎、勢司厩舎、佐々木晶厩舎と関東厩舎の健闘が目立ちます。
・しばらく勝てないでいた鹿戸雄厩舎が末に2勝、いくらか持ち直した感。
・毎年新馬の季節になると山内厩舎の管理馬が北海道に大挙押し寄せたり、調教で猛時計を連発したり、速攻仕上げで新馬戦最初のレースに使ってきたり、GI級の大物という噂が立ちながらあっさりコケたりというのが風物詩で、そうは言いながらもそれなりに結果も残していたのですが、今年は様子が異なっており、これまで2歳馬の勝ち上がりはわずか1頭、もう2ヶ月勝利がなく、厩舎開業以来のスランプに陥っています。年間30勝の常連が去年17勝、今年はここまで12勝。大丈夫でしょうか。
・10月に勝てなかった主な厩舎は伊藤圭厩舎、松永昌厩舎、森厩舎、大久保龍厩舎、小笠厩舎、奥平雅厩舎。
・和田一厩舎は先月も勝てず。これで開業以来5ヶ月勝利がありません。