中央競馬のためにならない話

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騎手の調子・厩舎の調子1003

・3月の勝ち鞍トップは何と?福永騎手。月間15勝、掲示板率が5割超と本格的に復調したようです。2月に2着が多かったので、その分勝てているのかもしれません。
・例年通り横山典騎手のペースが落ちてきているので、3月13勝の武豊騎手は本格的に追撃したいところでしたが、先週の競走で負傷。リーディング争いが混沌としてきました。
・後藤騎手が11勝と調子を上げてきました。去年はメインレースわずか1勝だったのですが、3月は2週連続重賞勝利など、持ち前の積極性がようやく出てきた感じです。
・丸山騎手が月間4位の10勝と大健闘。2回中京に限れば、中舘騎手を抑えて中京開催トップと、関東の3kg減では押しも押されぬ一番人気にまで上昇してきました。
・最近騎乗数が少なくなっていた(セーブしていた?)四位騎手が久々に数をこなして8勝2着9回、連対率33%超と好調でした。高松宮記念も勝利して健在ぶりをアピールしましたね。
・先月ともに1勝だった藤岡佑騎手と浜中騎手、それぞれ8勝・7勝と勝ち星を積み重ねました。
・岩田騎手が6勝に対して2着15回。とくに後半2週でわずか1勝となかなか波に乗れません。
・本格復帰となった内田騎手も3月は5勝、うち4勝が新馬・未勝利と、目立った活躍ができませんでした。掲示板率はちょうど5割なんですけどね…。
・安藤勝騎手は3月も複勝率27%といまいち。掲示板率は5割超、重賞にオープン特別勝利、GI2着、GII2着などの活躍はあるものの、「騎乗をセーブしている分、率が凄い」という状態ではありません。28日に50歳になったわけですし、何でも買い、というほどではなくなっているような。
・障碍競走では北沢騎手と簑島騎手が2勝。簑島騎手はひと月で昨年の勝ち星に並びました。関西では北沢騎手と高田騎手がリーディングを引っ張る形になっていますが、西谷騎手に上昇の兆しが見られないのが気がかりです。
・3月2勝の主な騎手は佐藤騎手(騎乗停止あり)、武士沢騎手、吉田隼騎手(騎乗停止あり)、渡辺騎手。
・3月1勝の主な騎手は江田照騎手、大野騎手、熊沢騎手、木幡騎手、鮫島騎手、太宰騎手、田中博騎手、田辺騎手、丸田騎手(騎乗停止あり)、宮崎騎手、幸騎手、村田騎手。月間1勝の有名どころが多かったです。とくに幸騎手は2着9回、3着10回、4着14回なのに月間1勝。不思議です。
・3月未勝利の主な騎手は石橋守騎手、大庭騎手、川島騎手、小林徹騎手、柴山騎手、丹内騎手、西田騎手。
・3月で減量がなくなった騎手は丸田騎手や宮崎騎手をはじめ、なかなか苦しんでいるようですが、そんな中、田中健騎手が月間14鞍と大きく騎乗数を減らした中で複勝率5割と大健闘。そこそこ人気している馬はきっちり持ってきており、これだけの堅実さがあるならもう少し騎乗数が増えても、と思います。
 
・厩舎陣では二ノ宮厩舎が6勝でトップ。平野騎手がデビューしたから…というわけではないのが辛いところ。勝てる力のある馬がいるのなら、もう少し平野騎手に乗せても…。
・加藤征厩舎は今年ずっと好調で、3月の掲示板率はおよそ60%、連対率40%、複勝率50%でした。しかし所属の水口騎手が騎乗したのは1鞍のみ。勝てる力のある馬がいるのなら(以下略)。
・3月は藤岡健厩舎の好調ぶりも目に付きました。とくに前半2週で4勝を挙げています。
・3月0勝の主な厩舎は浅見厩舎、小島太厩舎、高木厩舎、本田厩舎、吉田厩舎。浅見厩舎は2着が9回もあるのにまったくもってついてません。
・3月の和田一厩舎は掲示板3回で馬券圏内なし。父の和田道厩舎所属の西村騎手を積極的に起用しているので、一緒に初勝利を挙げられればいいのですが…