中央競馬のためにならない話

客観的事実・データから妄想を繰り広げます。

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出馬表から101023-24

・生野騎手が実戦復帰。
・土曜の東西主場への遠征(障碍競走除く)は北村友騎手、武英騎手、和田騎手。武英騎手は1鞍遠征。
富士Sショウワモダン号が参戦。数ヶ月前にGIを優勝したばかりなのに…。
・松岡騎手はたびたび騎乗しているセイクリッドバレー号ではなくマイネルシャルケファルケ号に騎乗ですか。
・福永騎手はリルダヴァル号に騎乗せず、京都でアースサウンド号に騎乗。先約の関係かもしれませんし、登録段階でリルダヴァル号が除外対象だったことも影響しているのかも。
いちょうSでは、ヒラボクインパクト号に北村宏騎手、北村宏騎手に縁のあったエーシンブラン号に蛯名騎手、蛯名騎手が騎乗していたショウナンパルフェ号に柴田善騎手、柴田善騎手が騎乗していたトウシンイーグル号に和田騎手、といったスライド現象が起きています。
・武英騎手は関東馬レグルスハート号のための1鞍遠征。土田厩舎は古川騎手はじめ関西の騎手への依頼が多い厩舎ではありますが、こういうパターンは珍しいような。レグルスハート号の戦績的に、武英騎手が遠征しても割に合わないと思うのですけど。武英騎手騎乗予定で、除外になった馬でもいたのでしょうか。
船橋の山田信騎手が1年8ヶ月ぶりに中央参戦です。中央で勝利を挙げたことのない地方騎手としては最多の騎乗数(64)ですが、今回はどうでしょう。ファーストグロース号あたり、そこそこ有力なのかも。
・日曜の東西主場への遠征(障碍競走除く)は内田騎手、熊沢騎手、鮫島騎手、柴田善騎手、津村騎手、長谷川騎手、吉田隼騎手。
・松山騎手がGI初騎乗。重賞優勝は国分恭騎手に先を越されましたが、GI騎乗は同期一番乗りです。
エイシンフラッシュ号が直前で菊花賞を回避して内田騎手が空いたわけですが、さすがに菊花賞で当初の鞍上予定から内田騎手に交代、ということはなかったですね。ネオヴァンドーム号くらいなら可能性があったかもわかりませんが。
・熊沢騎手はブラジルCでプレファシオ号に騎乗しますが、テン乗りであり、この馬のための遠征かは少々疑問。準メインのメジロラフィキ号のためでようか?
・今週から福島が10日間ということで、福島に向かう騎手の顔触れは概ね予想されたようなメンバーですが、秋山騎手が福島に行っていますね…。今後ローカル回りで行くのでしょうか。小林淳騎手も通常は秋の福島開催には張り付かないだけに少々意外です。
・また、この秋の福島開催は、全日若手騎手競走が組まれています。このため、若手騎手の多くが福島へ。騎乗機会の少ない若手騎手もこれで少しでも多く乗れるといいのですが。
・梶騎手が1ヶ月半ぶりに騎乗。乗せてくれるのはもちろん梅田康厩舎。よく見たら梶騎手、ことし関東馬に乗ったのって騎乗数の2割くらいしかないんですね…。
・今週の1鞍騎手(障碍競走除く)は池崎騎手、黒岩騎手、生野騎手、鷹野騎手、高橋智騎手、田島騎手、田村騎手、南田騎手。
・今年いまだ勝ち星のない高橋亮騎手の騎乗がありません。ほぼ父の高橋隆厩舎専属という状態なので、騎乗数は高橋隆厩舎の出走に影響されますが、高橋隆厩舎は4頭出走。入障の2頭は仕方ないとして、残る2頭はいずれも川須騎手に乗り替わり。福島出走とはいえ、通常なら福島に乗りに行くところですし、減量が必要だったのか、騎乗を自重したのか、はたまた他の理由があるのでしょうか。調教師一次試験にでも受かったのでしょうかね?
 
・鮫島厩舎が12頭出し。福島出走の7頭中、5頭までが藤岡康騎手騎乗。残る2頭は秋山騎手と丸山騎手。秋山騎手の鞍は藤岡康騎手に先約があった関係もありそうですが、丸山騎手の鞍は藤岡康騎手の騎乗がないにもかかわらず丸山騎手が騎乗です。
・星野厩舎と西田騎手が5鞍コンビ。
・和田道厩舎と田辺騎手が4鞍コンビ。あまり印象に残っていない組み合わせですが、セット依頼がなかっただけでぽつぽつと依頼はあったもよう。
・斎藤厩舎と古川騎手が4鞍コンビ。このコンビは北海道シリーズで特に多かったわけでもなく今年でカウントしても5度ですから、今週も騎乗するディアトウシロウ号に端を発するとはいえこの数は多いです。
・宮本厩舎と津村騎手が2鞍コンビ、いずれも馬主はビッグレッドファーム。わかりやすい。津村騎手は今週騎乗の13鞍中9鞍までがコスモ馬かマイネル馬です。
・今週の高橋成厩舎の出走7頭はすべて松本好雄氏所有のメイショウ馬。
・大久保龍厩舎と松岡騎手が3鞍コンビ。東京遠征の3頭をすべて松岡騎手に託します。先週、非当選というやむをえない事情があったとはいえ、秋華賞でスマートシルエット号に乗せられなかったことと関係するんですかね。
・堀厩舎と後藤騎手が4鞍コンビ。堀厩舎はとにかく騎手起用が偏っている厩舎で、内田騎手、石橋脩騎手、二本柳騎手、横山典騎手、外国人騎手、次点の柴田善騎手でかなりの割合を占めている(三浦騎手も一角を占めていましたが、昨年末を最後にパタッと切れました)ので、後藤騎手が入る余地はないはずですが、何があったのでしょう。アリゼオ号の福永騎手起用といい、少しずつこの厩舎にも変化が訪れているのでしょうか。
・橋田厩舎がアドマイヤ馬を5頭出し。厩舎の事情からしてとくに珍しいことではないですが、騎手起用が注文の多い近藤利一氏らしからぬものとなっています。アドマイヤ馬5頭のうち、おなじみなのは藤岡佑騎手くらい。池添騎手は先週も騎乗しているとはいえ、07年秋から約3年の断絶を経て、今年7月から再び騎乗を始めたというところがあります。蛯名騎手は今年2度騎乗があったのみ、その前の騎乗は約2年前。熊沢騎手は21世紀に入って3度目のアドマイヤ馬騎乗、国分恭騎手に至っては初騎乗です。安藤勝騎手が9月以降全く騎乗していない(彼の騎乗停止や騎乗制限の関係もありそうですが)ことや小牧騎手の騎乗が増えていることを思うと、アドマイヤ馬の騎乗騎手も代わってゆく時期なのかもしれません。
・坂本厩舎と鈴来騎手が2鞍コンビ。見慣れぬ組み合わせですが、鈴来騎手が以前騎乗していたコーヒーゼリー号が現在坂本厩舎所属なんですね。未勝利戦を勝てなかったところまでは見ていましたが、地方を経て坂本厩舎に移っていた(未勝利時代は石栗厩舎)とは。コーヒーゼリー号を含む今回騎乗の2頭は同馬主ですので、馬主の意向で決まった鞍上でしょうか。
・小林厩舎と伊藤直騎手が3鞍コンビ。自厩舎以外の騎乗機会が少なくなった伊藤直騎手が、他厩舎からセット依頼を受けるとは珍しい。
・牧厩舎と的場騎手が5鞍コンビ。海外にしばらく行っていても、戻ってきたらしっかり乗せてくれるとは的場騎手にとってありがたい厩舎ですね。
・同一場で一日に5頭出し以上する厩舎は以下のとおり。土曜福島:和田道厩舎が5頭出し、鮫島厩舎が遠征で5頭出し。土曜東京:大久保洋厩舎、松山康厩舎が6頭出し。杉浦厩舎、萩原厩舎が5頭出し。土曜京都:境直厩舎、鶴留厩舎、野元厩舎が5頭出し。日曜福島:星野厩舎が5頭出し、浅見厩舎が遠征で4頭出し(すべて田中健騎手)。日曜東京:菊川厩舎が5頭出し。日曜京都:山内厩舎が5頭出し。