中央競馬のためにならない話

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騎手の調子・厩舎の調子1010

・11月1日の代替開催を除いたものです。
・月間トップは福永騎手。ここへ来て月間勝利の自己ベスト更新となる16勝。関西リーディングはトップに立ちWSJS出場が内定、東西合わせても差のない4位と全国リーディングを狙えるところまで上がってきました。横山典騎手と約20勝差なので、横山典騎手が年内に復帰すると苦しいですが、当面のライバルとなる蛯名騎手とは4勝差、 松岡騎手や内田騎手とは同じ勝利数ということで、本人も気合が入ることでしょう。
・続いて13勝の浜中騎手。月間2桁勝利自体いままで2度しかなく、彼も自己ベストになります。
・北村友騎手が10勝。約2年ぶり、2度目の2桁勝利です。音無師によくしてもらっていることも大きいですが、近年の豊作である競馬学校20期生(藤岡佑騎手、川田騎手等)に続く世代としては浜中騎手とともに抜けた存在ですね。
・関東では後藤騎手と内田騎手が11勝、北村宏騎手が10勝。後藤騎手は掲示板率が6割超えとかなり安定していました。
・丸山騎手は二場開催では苦しい戦いでしたが、三場開催のローカルでは完全に彼中心で9勝。ローカルで平均4番人気、主場で平均10番人気という極端な差ができています。10月の武豊騎手トータルで平均人気が3.5ですから、ローカルの丸山騎手の人気がうかがえようもの。なお、通算勝利は83勝、12月に小倉で騎乗するなら、年内の通算100勝の可能性が出てきます。
・秋山騎手が9勝、この時点で昨年の勝ち星を上回ってきました。
・丸山騎手ほどではないですが、国分恭騎手も地道に勝ち星を伸ばしており7勝、通算100勝まで30勝を切りました。来春のGI戦線の頃に減量が取れるくらいの計算ですかね。
・和田騎手が10月も勝ちきれず、4勝に対して2着10回、3着8回。単勝回収値は9と、4勝しているとは思えない低さ。どういうことだと見てみたら1番人気で3勝、2番人気で1勝ですか。なるほど。 なかなか勝ち切れない状態ではありますが、11〜12月で12勝すれば、自己ベストだった昨年をさらに上回ります。
・勝ち切れないといえば幸騎手もそうで、月間わずか4連対なのに、掲示板には40回載っています。
・障碍競走では北沢騎手が未勝利の間に追う高田騎手、五十嵐騎手、林騎手がそれぞれ勝利を挙げています。高田騎手が2勝で北沢騎手と2勝差、北沢騎手もまだ安泰というわけではありません。
・10月2勝の主な騎手は伊藤工騎手、勝浦騎手、木幡騎手、酒井騎手、柴山騎手、太宰騎手、丹内騎手、藤岡康騎手、幸騎手、吉田隼騎手。
・10月1勝の主な騎手は武幸騎手、田中博機種、武士沢騎手。
・10月0勝の主な騎手は西田騎手、村田騎手。
 
・厩舎陣では音無厩舎と池江寿厩舎が7勝。音無厩舎は昨年の勝ち星に並び、6勝差で全国リーディングを快走中です。
・矢野英厩舎が5勝と活躍。タツリュウ号をはじめ2歳馬が好調です。
・大久保龍厩舎(4勝)や小島茂厩舎(3勝)が複勝率5割超。
・清水利厩舎は1勝ながら複勝率が5割です。
・10月0勝の主な厩舎は大橋厩舎、奥平厩舎、斎藤厩舎、坂口則厩舎、橋田厩舎。