中央競馬のためにならない話

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騎手の調子・厩舎の調子1012

・逆転リーディングを狙った蛯名騎手が15勝、内田騎手が14勝と激しく争いましたが、横山典騎手が6勝を挙げリーディング逃げ切り。
・12月はGI2勝と大活躍のデムーロ騎手が目立った印象で、実際13勝と大暴れ。ただ、勝率・連対率・複勝率いずれも、デムーロ騎手と蛯名騎手がほぼ同率になっており、蛯名騎手がいかに暴れていたかがわかります(賞金は3倍近い開きがありますけど)。
・ほか、松岡騎手と岩田騎手が2桁勝利。松岡騎手は最後まで失速することなく109勝で終了、これは大きな自信になるのではないでしょうか。
・小倉で大活躍だった田辺騎手が8勝。3回小倉の開催リーディングも奪取して、すっかりローカルの安定勢力に。
・福永騎手と武豊騎手がいずれも複勝率3割程度と若干物足りない成績。
・安藤勝騎手、騎乗数が少ないながら複勝率5割超と、久々に存在感を見せました。22回騎乗で着外はわずか6回、上旬には騎乗機会4連勝も達成しています。
・障碍競走では五十嵐騎手が3勝を挙げ、大逆転のリーディング奪取。北沢騎手はあと1勝でリーディングでしたが残念でした。
・12月2勝の主な騎手は上村騎手、北村宏騎手、酒井騎手、丹内騎手、西田騎手、丸田騎手、吉田豊騎手。
・12月1勝の主な騎手は石橋脩騎手、伊藤工騎手、江田照騎手、田中勝騎手、津村騎手。田中勝騎手は勝率2%を切る大不振。単勝回収値4、複勝回収値も17でした。
・12月0勝の主な騎手は池添騎手、国分優騎手、藤岡康騎手、村田騎手。池添騎手は自己最高の80勝がほぼ確定的なペースで来ていたものの、最後の最後で大ブレーキ。いまだ連敗が止まっておらず、自己ワースト連敗記録を更新中です。
 
・厩舎陣では松田博厩舎が9勝。28回の出走で複勝率6割超は驚異的です。
・藤沢和厩舎は7勝、11〜12月の2ヶ月で17勝の荒稼ぎでしたが、リーディングには手が届かず。3勝とあまりふるわなかったものの、音無厩舎が逃げ切りを果たしました。
・吉田厩舎が7勝と意外な?好調ぶり。年間19勝で終えたので、1/3を1ヶ月で稼いだ形に。2歳戦だけではなく、ゴルトブリッツ号をはじめとした古馬勢もぽつぽつ勝ち上がっており、バランスがいいです。
・年明け絶不調だった小島茂厩舎は5勝を挙げて帳尻を合わせてきました。複勝率も5割となかなか。
・12月0勝の主な厩舎は池添厩舎、小島太厩舎、鮫島厩舎、勢司厩舎、田中清厩舎、野村厩舎、宮本厩舎、森厩舎。