中央競馬のためにならない話

客観的事実・データから妄想を繰り広げます。

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出馬表から110108-10

・週末は3日開催。既に報道があったように、リスポリ騎手が今週から来日。高松宮記念の週までのロング滞在で、早速3日で24鞍の人気ぶり。クラストゥス騎手なんて日曜は1鞍しか乗らないのに…。
・土曜の遠征(障碍競走除く)は藤田騎手、ベリー騎手。
・藤田騎手は寒竹賞のネオザイオン号のためでしょうね。夏の小倉デビューということもあってデビュー戦は騎乗していないのですが、それでも期待が大きいのでしょうか。
・ベリー騎手はもちろん初めての京都。ダークシャドウ号の遠征に合わせてということでしょうが、ダークシャドウ号の出走する許波多特別が自身初めての芝外回りコースになります。対応できるでしょうか。
・新春Sは社台レースホースが4頭出し、サラブレッドクラブ・ラフィアンをはじめとするマイネル系馬主がしめて5頭出し。一つのレース、それも準オープンクラスでこれだけ集まるのも珍しいように思います。
・中山新春ジャンプSは五十嵐騎手がプライドイズハート号を選択。それにより、ハクサン号は石神騎手に、シンボリプロキオン号は蓑島騎手にそれぞれ手戻り。石神騎手がハクサン号に騎乗する関係で、コアレススイフト号が水出騎手にスイッチ。
・大庭騎手はセイウンエポック号を選択、厩舎の誼も多分にあるのでしょうが。これにより、ブルーベレッタ号には池崎騎手が騎乗。池崎騎手は障碍競走3戦目でオープン特別競走に参戦です。特別競走は平地競走を合わせると13戦目、オープンクラスは2戦目。
・日曜の遠征(障碍競走除く)は武英騎手。
シンザン記念の乗り替わりはごちゃごちゃしてますね。古川騎手がドリームバロン号とマーベラスカイザー号のいずれにも騎乗していないのが寂しいです。ギリギリヒーロー号も、敢えて武幸騎手を降ろすこともないのでは、と…。
ツルマルレオン号に藤田騎手ですか。橋口厩舎が藤田騎手に依頼というのは最近ではかなり珍しく、実に4年10ヶ月ぶりです。99年まではちょこちょこ乗せており、ロゼカラー号などにも騎乗していたわけですが、21世紀に入ってパタリと依頼がなくなり、今世紀7度目の依頼。何がきっかけで疎遠になったんですかね。
・中山のジャニュアリーSは例によって関西馬大量出走、帯同騎手なしということで乗り替わり多数ですが、順当なところに収まっているように思われます。セントラルコースト号の内田騎手とファイナルスコアー号の三浦騎手は、馬主・厩舎を考えると鞍上が逆でもいいような感じですが。
・土曜もそうですが、時期によっては除外馬多数の準オープンクラスのレースにフルゲート割れが多いですね。
・月曜の遠征(障碍競走除く)は川田騎手、柴田大騎手、武英騎手。
・もはや武英騎手は遠征扱いする必要がないのではないかと思えてきました。
・柴田大騎手が関西主場で騎乗するのは7ヶ月ぶり、京都の平地競走に騎乗するのは通算3度目・4度目になります。騎乗馬の馬主のミルファーム・ビッグレッドファームともに柴田大騎手の起用には積極的ではありますが、どちらに比重を置いた遠征でしょうね…。成績的にはコスモバロン号ですが。
フェアリーS、内田騎手はピュアオパール号からピュアブリーゼ号に乗り替わり、馬主が一緒だからかしらと思ったら、両馬の馬主は違うんですね。紛らわしい。
・松岡騎手はマイネル馬ではなくビービーバカラ号に騎乗ですか。松山康厩舎の主戦格とはいえ、選んだと解釈してよいのでしょうか。
ダンスファンタジア号は厩舎の期待馬のはずですが、ここへ来て春は乗ってもらえそうにないクラストゥス騎手起用というのはどう解釈すればよいのでしょうかねえ。
淀短距離Sアポロドルチェ号は福永騎手が騎乗。もともと主戦だった勝浦騎手は中山で同馬主のアポロジェニー号に騎乗するので鞍上交代は止むを得ないのでしょうけど、そもそも勝浦騎手と堀井厩舎が疎遠になりつつあるというところもありそうですね。秋競馬では両者のコンビがほとんど見られていません。ロビンフット号も乗り替わりになりましたし…。
・3日開催でいちばん騎乗数の多いのが和田騎手。唯一の30鞍超えです。昨年、騎乗数新記録を樹立した幸騎手も29鞍としっかり確保。
吉田稔騎手が京都→中山→京都というルートで3日間とも騎乗、20鞍を確保しました。吉田稔騎手の中央参戦に伴い、馬名が一部で話題になったゼニトッタ号が中央遠征を果たします。
・こうした騎手がしっかり数を稼ぐ一方で、騎乗停止というわけでもないからもっと騎乗していいはずなのに、騎乗なしの日がある騎手もいます。古川騎手は日曜のみ3鞍騎乗、鮫島騎手は月曜のみ4鞍騎乗、長谷川騎手や的場騎手は日曜に騎乗なし、飯田騎手は月曜に騎乗なし。
・今週の1鞍騎手(障碍競走除く)は岩崎騎手、上野騎手、黒岩騎手、小林慎騎手、鈴来騎手、竹之下騎手、田面木騎手、中村騎手、二本柳騎手、水口騎手。
・騎乗停止、休業中の騎手を除くと、3日開催を終えても今年の騎乗がない騎手は以下の通り。大下騎手、荻野要騎手、小野騎手(2月末で引退)、梶騎手、加藤騎手、嘉藤騎手、柴田未騎手、鈴木騎手、高橋智騎手、田村騎手、千葉騎手、西谷騎手、増沢騎手、南井騎手、南田騎手。
 
・厩舎陣は2桁出走が13厩舎ありますけど、1厩舎あたりの最多出走は13頭と、3日開催とはいえ馬房の関係もあってか、そこまで多いわけではないですね。
・鮫島厩舎が13頭出し。うち6鞍が吉田稔騎手。安部幸騎手やベリー騎手、リスポリ騎手にも依頼しています。ここまで地方騎手・外国人騎手を起用するイメージではなかったのですが…。
・菊川厩舎と小野寺騎手が4鞍コンビ。昨秋から急に依頼が増えています。ハロータマ号の騎乗が評価されたのでしょうか。
・10頭出走なのに佐藤哲騎手が騎乗停止になってしまった佐々木厩舎、焦ったでしょうねえ…。結果として、主なところでは高倉騎手に3鞍、浜中騎手に3鞍となっています。
・西浦厩舎と国分優騎手が3鞍コンビ。国分優騎手の主なバックアップはやはり西浦厩舎なんでしょうかね。
・戸田厩舎と蛯名騎手が4鞍コンビ。あまり起用していないイメージでしたが、抜群のコンビ勝率でいつしかすっかり主戦格なんですね。
・白井厩舎と川須騎手が3鞍コンビ。今まで一度も乗せたことがないのに、いきなりセット依頼です。
・松田博厩舎、6頭出走のうち5頭までが昇級戦です。こういうことはなかなかないのでは。
・同一場で一日に5頭出し以上する厩舎は以下のとおり。土曜中山:小笠厩舎、奥平厩舎、菊川厩舎が5頭出し。土曜京都:松永昌厩舎が6頭出し、大橋厩舎、鮫島厩舎が5頭出し。日曜中山:二ノ宮厩舎が5頭出し。日曜京都:谷厩舎、橋口厩舎、矢作厩舎が5頭出し。月曜中山:国枝厩舎が5頭出し。月曜京都:藤岡健厩舎、目野厩舎が5頭出し。