中央競馬のためにならない話

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騎手の調子・厩舎の調子1210

代替開催の10月1日分を除きます。

・10月のトップは蛯名騎手。14勝に2着15回、複勝率5割超はかなりのものです。
・次いで内田騎手の13勝、12勝で福永騎手と横山典騎手。横山典騎手は京都遠征が2日あったせいか騎乗数が他の騎手より少なく、勝率23.5%と優秀でした。現在90勝、100勝達成が見えてきました。
・その次が9勝となります。柴田善騎手、吉田隼騎手、池添騎手。柴田善騎手はそこまで勝っているイメージがありませんでしたが、500万下競走や新馬未勝利戦が多かったよう。昨年の勝利数を上回りました。
・リーディングを争う浜中騎手と岩田騎手は揃って8勝。週2勝ペースはやや物足りないです。
・勝手にヤングバトルシリーズで触れたように、中井騎手が7勝、菱田騎手が5勝と活躍。中井騎手は通算17勝のうち、半分近くを1ヶ月で稼ぎました。このペースでいけばJRA賞最多勝利新人騎手に手が届きますが、果たして。
・9月115鞍騎乗の幸騎手、10月も90鞍騎乗でここまで900鞍。長期の騎乗停止や怪我がない限り1,000鞍騎乗、さらに自身の持つ1,008鞍騎乗の更新は堅いです。あとはどこまで記録を伸ばせるか。
・武幸騎手が4勝と騎乗数を思うとなかなか好調でした。固め打ちが多く印象的な活躍をしましたね。
・障碍競走では五十嵐騎手が2勝。いつのまにか関東1位です。
・リーディング争いは北沢騎手が1勝積んで単独トップに。小坂騎手は掲示板もないブレーキです。
・10月2勝の主な騎手は江田照騎手、嘉藤騎手、熊沢騎手、杉原騎手、藤田騎手。
・10月1勝の主な騎手は小牧騎手、酒井騎手、柴山騎手、藤懸騎手、古川騎手、松田騎手。柴山騎手は現在ローカルではトップクラスの騎乗数ですが、2ヶ月で2勝です。
・10月0勝の主な騎手は木幡騎手、高倉騎手、丹内騎手、西田騎手、藤岡佑騎手、村田騎手。藤岡佑騎手は2着9回なのに1着ゼロ…。現在31勝、デビュー年の35勝はクリアできるでしょうが、昨年の42勝を上回れるか微妙になってきました。
 
・厩舎関係では国枝厩舎が8勝の固め打ち。35勝まで伸ばしてきました。
・角居厩舎が6勝2着8回で再度アクセルを踏み込み、リーディング争い池江厩舎を逆転。わずか1勝差で、まだ先が見えません。なお、池江厩舎は3勝と小休止。
・9月までで8勝だった粕谷厩舎が5勝と当たり月でした。
・笹田厩舎が複勝率およそ2/3と大当たり。現在6戦連続複勝圏内継続中です。
・リーディング争いは、3位の藤原英厩舎が後続の追い上げに吸収されそう。現在、3位41勝、4位40勝、5位39勝、6位38勝、7位37勝、8位・9位36勝、10位・11位35勝、12位34勝と綺麗に並んでいます。
・10月0勝の主な厩舎は池上厩舎、上原厩舎、加藤征厩舎、加用厩舎、中尾厩舎、中村厩舎、二ノ宮厩舎、宮厩舎、湯窪厩舎。加藤征厩舎の月間未勝利は珍しいですね。実に4年8ヶ月ぶりのようです。