中央競馬のためにならない話

客観的事実・データから妄想を繰り広げます。

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出馬表から121103-04

・今週から福島開催、3週6日です。
・先週急遽乗り替わりになった難波騎手が休業に入りました。
武豊騎手がブリーダーズカップターフのため遠征。
・土曜の東西主場への遠征(障碍競走除く)は岩田騎手、勝浦騎手、熊沢騎手、浜中騎手、藤田騎手、メンディザバル騎手。もっとも、熊沢騎手は平地競走というより障碍競走のための遠征っぽいです。
・荻野琢騎手、松田騎手あたりは主場に乗りに行くクチでしょう。
・一時期毎週のように関東に乗りに行っていた藤田騎手ですが、騎乗数減少とともに遠征も減っていました。東京で騎乗するのは半年ぶり。重賞のためというよりは、伊勢佐木特別のタナトス号のための遠征のように見えます。
・東京で新設重賞、アルテミスSが開催されます。施行時期が1週早まった赤松賞みたいなものですね。赤松賞の過去3年の優勝馬トーセンベニザクラ号、ダンスファンタジア号、アパパネ号といずれも後の重賞を優勝していますし、重賞と位置付けるのもそうおかしくないように思われます。
・バリローチェ号の岩田騎手、コレクターアイテム号の浜中騎手は抽選対象でしたが、関係ないとばかりにいずれも出走馬に帯同する形で遠征してきました。
アユサン号、ジーニマジック号を勝たせた蛯名騎手はネロディアマンテ号に継続騎乗、シーブリーズライフ号を勝たせた田中勝騎手はテンシンランマン号に継続騎乗。
・京都ではオープン特別の京洛Sです。
・アウトクラトール号に四位騎手、ケイアイアストン号に福永騎手、ガンダーラ号が1200mに出走、トシキャンディ号やメイショウデイム号が芝レースに出走などなかなかカオスです。
・若手騎手の多くが福島に乗りに行って主場の軽ハンデ要員が激減した結果、ハンデ50kgのシセイカグヤ号には花田騎手が騎乗することになりました。2年目にしてメインレース初騎乗。オープン特別も初めて、特別競走の騎乗自体、これで5レース目です。
ガンダーラ号が出走していますが和田騎手はこれに騎乗せずにモルトグランデ号へ。ガンダーラ号が連闘なだけに、あらかじめモルトグランデ号騎乗が決まっていた可能性はありますが。
・京都に乗りに来る荻野琢騎手がナイアード号に騎乗、ハンデ50kgだけに軽ハンデ要員として声がかかったという側面はあるでしょうが、この馬のために京都というわけではなく、8Rのソルモンターレ号のため、と推測されます。
・日曜の東西主場への遠征(障碍競走除く)は上野騎手、オドノヒュー騎手、浜中騎手、メンディザバル騎手。
・高倉騎手が新潟へ、柴山騎手と田中博騎手が東京へ、鮫島騎手、菱田騎手が京都へ乗りに行きます。
・メンディザバル騎手は重賞で騎乗馬がいないのに遠征、しかもすべて関東馬です。マイルCSアイムユアーズ号に騎乗するようなので、同厩のデュアルサクセス号に呼ばれたのでしょうか。
・上野騎手は前回に引き続き謎の東京遠征。
・今週はGIがありません。東京でアルゼンチン共和国杯、京都でみやこSです。
アルゼンチン共和国杯は馬齢重量以上の馬が5頭と、例年に比べて重いハンデの馬が多いように思います。そもそもGI馬が3頭も出走するようなレースではなかったはず。そういうわけで、このレースで穴を開けることの多い軽ハンデの馬が少ないです。
ビートブラック号が石橋脩騎手に戻りました。このあとは古馬王道路線に進みたいようなので、そうするとよほど下手を打たない限り次走以降も石橋脩騎手で行くことになりそうです。
・アースシンボル号に田中博騎手が騎乗。木幡騎手はこの馬のために東京、というわけではないんですね。といっても50kgは乗れないのでしょうから、丸田騎手を呼ぶ手もあるように思うのですが。
・いまもなお走るトウカイトリック号が出走。北村宏騎手が初騎乗です。ハンデがなんと56kgまで落ちています。今年の阪神大賞典でも56kgでしたが、ハンデ戦で56kgというのはオーストラリア遠征を除くと5年10ヶ月ぶり(!)です。
・オドノヒュー騎手の東京での騎乗は、ジャパンカップでの初来日時以来、約2年ぶりです。
みやこSは豪華なメンバーになりました。3歳馬のトップクラスがこぞって参戦。ジャパンダートダービーを優勝しながらJBCクラシックに出られなかったハタノヴァンクール号がここで始動です。
ファリダット号が佐藤騎手に戻ってきました。1800mはダートでは初めて、芝でもこのくらいの距離となると4年8ヶ月前のすみれSにまで遡ることになります。
・リバティバランス号に秋山騎手。堀厩舎ですから本来は岩田騎手やデムーロ騎手を乗せたいのかもしれませんが、岩田騎手はローマンレジェンド号、デムーロ騎手はグレープブランデー号です。秋山騎手ともビーナスライン号の縁はありますけど。
・しばらく藤田騎手が騎乗していたメダリアビート号、藤田騎手が京都にいるにもかかわらず太宰騎手に乗り替わりです。降ろされたのでしょうか。
・日曜の京都で2歳500万下競走が組まれています。今年は日程変更の影響か、北海道で2歳500万下競走が組まれなかったので、2歳の平場500万下競走はこれが今年最初になります。せっかくの特別指定競走なのに地方馬の遠征がないです。
・田面木騎手が3ヶ月ぶりに騎乗します。騎乗馬はそこそこ有力、今年の初勝利なりますか。
・今週の1鞍騎手(障碍競走除く)は小野寺騎手、中谷騎手、山崎騎手。平場1鞍騎手がここまで少ないのは珍しいですね。
 
・福島の騎手陣は、基本新潟組がスライドする形になっており、大きな違いはありません。東京で騎乗していた木幡騎手が地元開催に合わせてやってきたというくらいでしょうか。
 
・武市厩舎が竹之下騎手を乗せていて何事かと思ったら國分純氏の所有馬でした。オオタニジムチョウ号やカアチャンコワイ号などの馬主ですね。指名が入ったんでしょうね。
・崎山厩舎が9頭出しですが、愛弟子の高倉騎手の騎乗がありません。高倉騎手が一日福島に行く事情もあるにしても珍しいです。
・清水波厩舎と藤懸騎手が3鞍コンビ。今夏、ラミアプリマベーラ号とエーブポセイドーン号にはちょこちょこ乗っていましたが、それとは関係ない3頭に騎乗です。先の2頭では掲示板1回くらいの実績しかないですけど、ここで結果を出せば大きそう。
・安達厩舎と藤岡佑騎手が3鞍コンビ。あまりイメージのない組み合わせですが、10月に2鞍乗せているのが11ヶ月ぶりのコンビでしたから仕方ないです。その2鞍がいずれも人気薄で掲示板だったのが、今回のセット依頼につながったように思われます。
・先日フリーになった荻野琢騎手ですが、元所属の大久保龍厩舎の新馬に騎乗。円満フリーのようです。
・大久保洋厩舎が先週に引き続き珍しい騎手・藤田騎手を乗せています。もっとも、今年も昨年も1度ずつ乗せていましたし、ハイアーゲーム号やオーロマイスター号に騎乗したこともあるんですね。
・二本柳厩舎がカシノ馬を6頭出し…ってついこの前見たような…。
・同一場で一日に5頭出し以上する厩舎は以下のとおり。土曜東京:松山将厩舎が6頭出し。土曜京都:安達厩舎、田島良厩舎が5頭出し。日曜福島:伊藤大厩舎が5頭出し。日曜東京:田村厩舎、藤沢和厩舎が5頭出し、森厩舎が遠征で4頭出し。日曜京都:沖厩舎、境厩舎、服部厩舎が5頭出し。