中央競馬のためにならない話

客観的事実・データから妄想を繰り広げます。

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出馬表から091128-29

・土曜の遠征(障碍競走除く)は柴田未騎手、スミヨン騎手、デムーロ騎手、中舘騎手、松岡騎手、黛騎手。柴田未騎手と黛騎手はメインレースに騎乗がなく、柴田未騎手は1鞍遠征です。
・今週からデムーロ騎手が参戦。これで短期免許勢が揃いました。
・短距離準オープンの軽量要員となった柴田未騎手、同じ目的と若手騎手戦参戦と2つの目的を持った黛騎手、いずれも京都参戦は珍しいです。柴田未騎手は平地で乗るのが2年10ヶ月ぶり2度目、黛騎手は初の京都。
・日曜の遠征(障碍競走除く)は岩田騎手、四位騎手、スミヨン騎手、武豊騎手、田中博騎手、デムーロ騎手、中舘騎手、福永騎手、吉田隼騎手、ルメール騎手。田中博騎手は平場に1鞍遠征です。
・遠征組のうち、田中博騎手のほかは中舘騎手、福永騎手、吉田隼騎手が重賞・メインレースを伴わない遠征。
・前回サクラエルドール号で遠征してきっちり勝利した福永騎手、今回は関西馬がおらず、遠征の意図がいまいち読めません。ウェルカムS除外馬に本命がいたのかもしれませんが、ウェルカムSに出走しない登録馬を一通り見るとそういう感じがしないです。
・同様に中舘騎手も関東馬に騎乗せず京都遠征。吉田隼騎手はグローリーステップ号のための遠征のようですが。
・先週19鞍のクラストゥス騎手が今週3鞍と大幅減。
南関東の騎手が中央遠征にする場合はたいてい関東の競馬場になりますが、日曜は大井の坂井英騎手が京都に来ます。もちろん初の京都。森厩舎から2鞍依頼がありますが、森師が呼んだのでしょうか。単純に特別指定競走の関係かもしれませんけど。
ファンタジーSを優勝したタガノエリザベート号に新馬戦で騎乗して快勝しながら次走以降乗り替わりになり悔しい思いをしたでありましょう国分恭騎手、前走レコード勝ちのアグネスワルツ号に引き続き騎乗します。メンバーは揃いましたが初の特別勝ちを意識できそうなだけにここは是非の思いでしょう。もっとも、仮に勝てても阪神JF出走となると勝利数の関係で乗り替わりになるのですが。国分恭騎手については一本記事を書きたいのですが、時間がない(あと記事の落としどころが見出せない)!
ジャパンカップ出走の外国馬の大将格、コンデュイット号。種牡馬の権利を岡田繁幸氏が購入したのはご存知の通りですが、「コンデュに牧場かける」って…。ロージズインメイとは何だったのか。
・二場開催のせいか、土曜だけ乗る、日曜だけ乗るという騎手がけっこう多いです。2鞍以上騎乗する騎手では、土曜のみの騎手が北村浩騎手、小林淳騎手、高井騎手、田中克騎手、田村騎手、中村騎手、二本柳騎手、野元騎手、黛騎手。日曜のみの騎手が小林徹騎手、芹沢騎手、松田騎手、宮崎騎手、渡辺騎手。秋の福島リーディング2位の宮崎騎手、何と土曜は騎乗ゼロです。
・今週の1鞍騎手(外国人騎手・障碍競走除く)は岩部騎手、上野騎手、大野騎手、小野騎手、菊沢騎手、木幡騎手、柴田未騎手、鈴来騎手、鷹野騎手、高橋智騎手、高山騎手、田嶋騎手、田面木騎手、千葉騎手、西田騎手、畑端騎手、船曳騎手。大野騎手と木幡騎手の週1鞍はきわめて珍しいです。
・今週騎乗のない主な騎手は池崎騎手、小野寺騎手、嘉藤騎手、郷原騎手、国分優騎手、柴原騎手、長谷川騎手。
 
・通算100勝リーチの小島茂厩舎、二場開催で8頭出しと勝負に出ました。新馬にも3頭出し。…近藤英子氏の所有馬がいますね。美浦にはほとんど預託しない馬主だしどういうつながりだろう、と思っていたら開業間もない頃、転厩馬ながら母のカーニバルソング号を管理していたことがあるんですね。そしてその仔を管理する、と。旦那さんは評判があまりよくない(失礼!)ですが、奥さんは義理堅いというかこのへんきちんとしてますよね。
・外国人騎手の起用が多いイメージの堀厩舎、出走10頭中実に7頭が外国人騎手の手綱になります。しかもジャパンカップ来日のカステリャーノ騎手を含む5人に依頼。普段乗せる三浦騎手や石橋脩騎手も乗せず、どんだけ外国人騎手好きなんだよ。
・以前も鮫島厩舎と安藤勝騎手のことは触れたと思いますが、今週は揃いも揃った7頭出し。土曜の安藤勝騎手の騎乗馬は6頭中5頭までが鮫島厩舎の管理馬です。
・和田道厩舎が京都に4頭送り込み、うち3頭に秋山騎手が騎乗。そんなに深くない関係ではありますが、近走厩舎の人気薄を掲示板くらいに持ってきているので、そのへんが評価されたのでしょうか。
・大久保洋厩舎の新馬に三浦騎手が騎乗。大久保洋厩舎が三浦騎手で新馬を下ろすのは初めてです。同じレースで吉田豊騎手が他馬に乗るわけでもないのに…と思ったら、臼田氏所有の馬でしたか。
・なかなか片目の開かない和田一厩舎、今週未勝利なら100連敗到達です。何とか避けたいところでしょうが、ラインナップを見るに泥沼から抜け出すのは難しそうで…。
・境直厩舎から東京へ3頭遠征、いずれも蛯名騎手が騎乗します。昨年のハチマンダイボサツ号をはじめ、トップカミング号とパープルタイヨー号も勝たせたことで、一気に厩舎にとって重要な戦力になってきました。