中央競馬のためにならない話

客観的事実・データから妄想を繰り広げます。

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出馬表から110604-05

・変則開催につき、今週から関西主場は阪神になります。新潟は2週間全鞍ダート戦。
・渡辺騎手と的場騎手が復帰。
・土曜の東西主場への遠征(障碍競走除く)は秋山騎手、安藤光騎手、岩田騎手、ウィリアムズ騎手、川須騎手、川田騎手、小坂騎手、後藤騎手、佐藤騎手、武豊騎手、藤岡佑騎手、幸騎手。秋山騎手と安藤光騎手は1鞍遠征、武豊騎手と川須騎手と小坂騎手はメインレースによらない遠征。
武豊騎手がメインレースによらない遠征とは珍しいですが、一応ユニコーンSで騎乗予定だったんですかね。シルクシュナイダー号で出馬投票して除外になったものと見られます。もっとも、抽選対象の馬のための遠征というのもそうそうしないでしょうから、むしろ湘南Sでのランリョウオー号に色気があるのかもしれません。
・ずっとローカルで騎乗している川須騎手が東京で騎乗。川須騎手が関東主場で騎乗するのは初めてです。騎乗5鞍がすべて関東馬、特に加藤征厩舎とは3鞍コンビです(日曜新潟でも1鞍あり)。ムクドク号の前走が評価されて、これに伴う東京遠征のようですね。
・幸騎手は本命と思われたシゲルソウサイ号が除外になりましたが、ゴールデンアタック号に騎乗。交代騎手でしょうか。
・小坂騎手が田島良厩舎の2頭のための遠征ですが、どちらもそこまで有力というわけでもないような…。シャア号に引き続き騎乗するための抱き合わせ騎乗みたいなものなのでしょうか。
ユニコーンS横山典騎手がオメガスカイツリー号ではなくグレープブランデー号に騎乗、藤岡佑騎手がボレアス号ではなくアストロロジー号に騎乗。アストロロジー号は初ダートですが、それでも騎乗するんですね。
・天王山Sではインオラリオ号、エーシンクールディ号あたりの鞍上がそれまでとはまったく違います。酒井騎手にしても国分優騎手にしても、それだけ評価が上がっているということでしょうか。
・古川騎手が武田博厩舎のために阪神に乗りに来ますね。案外条件戦のジョーアカリン号のためかもわかりませんけど。
・湘南S、トゥリオンファーレ号は石橋脩騎手ですか。松岡騎手が騎乗してもよさそうですが先約でしょうか。石橋脩騎手と音無厩舎とのコンビは珍しく、2年8ヶ月ぶり2度目になります。石橋脩騎手を乗せるなら、サンライズベガ号に重賞を獲らせた秋山騎手を乗せても…。
・日曜の東西主場への遠征(障碍競走除く)は池添騎手、岩田騎手、ウィリアムズ騎手、小牧騎手、佐藤騎手、武豊騎手、福永騎手、藤田騎手。
安田記念騎乗のマーウィング騎手は実に9年半ぶりのJRA騎乗です。
ショウワモダン号の直前の出走回避によってシルクアーネスト号が繰り上がったわけで、騎乗する池添騎手は急遽の東京遠征となったはずですが、それでも1鞍遠征ではなくもう1鞍乗鞍がありますね。
安田記念でひっかかるのはやはりサンカルロ号ですね。よほどのことがない限り大久保洋厩舎が愛弟子の吉田豊騎手を降ろすことはないはずで、やはり馬主の意向による乗り替わりでしょうか。
リーチザクラウン号も武豊騎手が騎乗しないのが少々意外。もっとも、これについてはリーチザクラウン号が賞金的に出走できるか微妙だったので、武豊騎手が出走が確実なクレバートウショウ号を選んだ、という話もあり、これが一番信憑性が高いのかなと思っています。リーチザクラウン号騎乗の北村宏騎手は橋口厩舎とのつながりはほとんどなく、コンビ自体1年10ヶ月ぶり9度目ですが、現オーナーの西山茂行氏との縁はニシノブルームーン号などであるため、武豊騎手が確保できなくなった時点で馬主からご指名があったと見るのがよいのかもしれません。
・中舘騎手がリディル号に騎乗しに東京へ! GI騎乗は実に3年2ヶ月ぶり、関東主場でのGI騎乗はあのアストンマーチャン号のスプリンターズS以来の3年8ヶ月ぶり、東京でのGI騎乗は5年4ヶ月ぶり、東京芝でのGI騎乗となると何と10年ぶり(安田記念)です。出走枠に滑り込んだあたりからたびたびブログで触れており、期待の大きさが伺えます。
阪神では数少ない3歳1000万下の競走、あじさいSが組まれていますが、今年の出走は8頭。例年ここまで少ないことはないはずですが…と過去の競走を見てみたら、12頭立てとか13頭立てとか、大差ありませんでした。頭数が多くなりがちなのはエーデルワイスSの方でしたね。もっとも、3歳1000万下の競走で10頭立てを割るのは10年ぶりのようなので、少ないことは少ないのですけど。
・津村騎手が土曜8鞍に対して日曜ゼロという極端な傾向。何があったのでしょう。
・今週の1鞍騎手(障碍競走除く)は赤木騎手、伊藤直騎手、岩部騎手、上野騎手、荻野要騎手、荻野琢騎手、加藤騎手、嘉藤騎手、小島騎手、柴原騎手、田村騎手、田面木騎手、マーウィング騎手。
 
・藤沢和厩舎が11頭出し。横山典騎手と7鞍コンビ。珍しく川田騎手を乗せていますが、ついこの前乗ったばかりですね。
・加藤征厩舎が川須騎手と4鞍コンビなのは先に触れたとおりですが、高倉騎手とも2鞍コンビ。いずれも高倉騎手が勝たせて継続騎乗です。
・平田厩舎、3鞍を藤懸騎手に任せます。藤懸騎手はデビュー3ヶ月でいまだ勝ち星なし。自厩舎の管理馬にもたびたび騎乗していますし、初勝利は自厩舎で、と思っていることでしょうが果たして。
・岩元厩舎と野元騎手が2鞍コンビ。野元騎手は野元厩舎の解散でどうなるかと思っていましたが、解散後の騎乗厩舎を見ると元から騎乗していた梅内厩舎に加え、岩元厩舎や新規開業厩舎に食い込んでいる(野元厩舎からの転厩ということもあるのでしょうが)ようですね。
・小野幸厩舎と芹沢騎手が4鞍コンビ。いつのまに。見てみると5月から急速に密な関係になっているようで。
・同一場で一日に5頭出し以上する厩舎は以下のとおり。土曜東京:小笠厩舎、藤沢和厩舎が6頭出し。土曜阪神:木原厩舎が5頭出し。日曜東京:国枝厩舎、久保田厩舎、谷原厩舎、藤沢和厩舎が5頭出し、西園厩舎が遠征で4頭出し。日曜阪神:飯田厩舎が5頭出し。