中央競馬のためにならない話

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出馬表から120811-12

武豊騎手がシャーガーカップに、吉田隼騎手が韓国馬事会に参加のため、今週はおやすみです。
・土曜の東西主場への遠征は川島騎手。ファタモルガーナ号のために再度の遠征です。
・土曜は新潟主軸の岩田騎手が札幌へ。コスモス賞のラウンドワールド号のためのようです。
・土曜は札幌でコスモス賞、小倉でフェニックス賞と2歳オープン特別が開催されます。開催期間短縮の影響でちょっと慌ただしいです。
・そのコスモス賞は中央馬4頭に地方馬4頭という構成、頭数としてはちょっと寂しいめです。
・未勝利馬のチャーチル号が連闘で出走。横山典騎手に乗り替わります。
フェニックス賞も7頭立てで未勝利馬2頭とはちょっと寂しい。オープン特別ですが浜中騎手も川田騎手も幸騎手も和田騎手も北村友騎手もいないという珍しい騎手陣になります。
・重賞では2度の騎乗経験がある水口騎手、初のオープン特別騎乗です。ちなみに水口騎手は1600万下競走の騎乗経験もありません。
・新潟メインの長岡Sでは嘉藤騎手がマイネルエデン号に騎乗。マイネルアムンゼン号の菊花賞というのは過去にあったものの、嘉藤騎手がマイネル馬に騎乗というのは近年では珍しく、およそ4年ぶりになります。当時乗っていたのは師匠の田中清厩舎のマイネル馬でして、自厩舎以外のマイネル馬となると約8年ぶり。柴田大騎手が他のマイネル馬に、松岡騎手がミトラ号に騎乗というのも影響しているのでしょうが、そんな中でも嘉藤騎手が指名されること自体は熱いですね。
・イチオクノホシ号が復帰戦、蛯名騎手に手綱が戻ります。
・前走トウケイヘイロー号を勝たせた吉田豊騎手ですが、ニシノステディー号に継続騎乗。トウケイヘイロー号は柴田善騎手が騎乗します。
・小倉メインの釜山Sでは田辺騎手が久々にラフォルジュルネ号に騎乗。この馬についてはもう戻ってこないかと思われただけにコンビ復活は少々意外。まあ、他の騎手で結果が出せてないですしね。
・スカイリュウホー号に藤懸騎手。長期休養明けの高齢馬とはいえ現級2着が1度、3着が3度あって、少頭数だけに騎手は選び放題(昨年騎乗した浜中騎手も北村友騎手も藤岡康騎手も空いています)なはずなのに、それでも自厩舎の騎手を起用するあたりに平田厩舎の藤懸騎手への信頼度が増していることが伺えます。
・日曜の東西主場への遠征(障碍競走除く)は安藤勝騎手、池添騎手、和田騎手。田辺騎手が小倉から新潟に乗りに行きます。
・新潟で関屋記念が開催されます。サマーマイルシリーズの一環ですが、中京記念の上位組が参戦していないこともあってか、前走勝ち馬が1頭もおらず、前走3着以内も1頭のみという重賞としては珍しい事態になっています。
・和田騎手はスピリタス号のためという感じがしないですが、ミッキードリーム号騎乗の予定で組んでいたら急遽回避になり、代わりにスピリタス号が舞い込んできた感じでしょうか。
・池江厩舎2頭出しはエアラフォン号が岩田騎手、ゴールスキー号が石橋脩騎手。前走着順はゴールスキー号の方が上ですが、陣営の評価はあくまでエアラフォン号が上ということでしょうか。石橋脩騎手はオセアニアボス号やキョウエイストーム号に乗らずにゴールスキー号に騎乗します。
・アスカトップレディ号に大庭騎手。格上挑戦だった昨秋の府中牝馬S以来のコンビです。アスカトップレディ号はこのメンバーなら有力馬の一角と言ってもいいでしょうから、大庭騎手にとって初の重賞優勝のチャンスではないでしょうか。
・チャームポット号に武士沢騎手。武士沢騎手はタマモホットプレイ号、タマモナイスプレイ号に続いてこの全兄妹に騎乗します。
・ドリームカトラス号に田中勝騎手、佐藤騎手は乗りに来ないんですね。
・小倉と札幌のメインはオープン特別。小倉はダートのハンデ戦阿蘇Sです。
・ブルロック号は佐藤騎手が他に騎乗馬がいるわけでもないのに松山騎手に乗り替わり。佐藤騎手は新潟に乗りに行くわけでもなし、何のために小倉にいるのかと思いましたが、カレンチャン号らの下になるカレンシェリーメイ号、佐々木厩舎のヴェアデイロス号、これらのためでしょうか。
グレープブランデー号は復帰後の成績がいまひとつですがGI馬ということもあってか斤量を背負わされますね。
・ワンダーポデリオ号は条件馬時代、実に3年10ヶ月ぶりの55kg以下での出走。
・札幌メインもハンデ戦の芝短距離、UHB賞です。
・秋山騎手が斤量51kgのシュプリームギフト号に騎乗。秋山騎手の51kg以下といえば6年前のUHB杯以来、ここ10年の間ではこれだけという珍しさです。古川騎手も51kgで騎乗、古川騎手の51kg以下は4年前が最後で、ここ10年で15回くらいしかないこれまた珍しいパターンです。
・三浦騎手がエベレストオーではなくレオンビスティー号に騎乗します。
フライングアップル号といえば最近田面木騎手が騎乗していましたが今回は柴山騎手ですか。田面木騎手も札幌で調教をつけているはずですが…。
・今週は増沢騎手が久々に2鞍騎乗。週2鞍以上は3年3ヶ月ぶりです。
・今週の1鞍騎手(障碍競走除く)は石川慎騎手、井上俊騎手、大下騎手、小島騎手、小林慎騎手、鮫島克騎手、長岡騎手。
 
・先日長いトンネルを抜けた和田道厩舎が12頭出し。杉原騎手と3鞍コンビ、特に杉原騎手が最近好調の直線競馬でしっかり2鞍確保しています。
・本田厩舎が10頭出し、1000万下のダート1000mというニッチな条件に3頭出ししています。
小島茂厩舎が江田照騎手を乗せています。ほとんど縁のない両者ですが、田中博之氏所有のレオ馬にはレオアドミラル号、レオネプチューン号あたりに騎乗しており、その経緯があっての馬主からの指名でしょうか。ちなみにレオマイスター号やレオプライム号の馬主である株式会社レオとは無関係?なようでまぎらわしいです。
・松田博厩舎と小牧騎手とアドマイヤ馬のトリオで3鞍です。
・菅原厩舎と川島騎手が3鞍コンビ。菅原厩舎の北海道シリーズは的場騎手で行くのだろうか、と以前述べましたが、いつの間にか(具体的には札幌開催から)川島騎手に切り替わっていました。
・同一場で一日に5頭出し以上する厩舎は以下のとおり。土曜新潟:武藤厩舎が5頭出し。土曜小倉:佐藤正厩舎が5頭出し。日曜新潟:石坂厩舎が遠征で4頭出し。日曜小倉:梅内厩舎、小野幸厩舎、西園厩舎が5頭出し。