中央競馬のためにならない話

客観的事実・データから妄想を繰り広げます。

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出馬表から100508-09

・赤木騎手が復帰。中村騎手も中一週で復帰、先週復帰していた田村騎手も復帰緒戦を迎えます。あと高井騎手が来週から復帰のようですね。
・土曜の東西主場への遠征(障碍競走除く)は小林慎騎手、佐藤騎手、福永騎手、松岡騎手。小林慎騎手や佐藤騎手はメインレースによらない遠征です。佐藤騎手はメインレースも騎乗しますけど、スタッドジェルラン号のためでしょう。
・小林慎騎手の関東遠征といえば、たいてい所属の矢作厩舎の1〜2頭のみ、という感じでしたが、今回は自ら勝たせたレディームスタング号に以前一度乗せてもらった嶋田功厩舎の馬にまで乗って、何と3頭です。
・土曜は新潟で重賞があるので、そちらへの遠征がちらほら。秋山騎手、ウィリアムズ騎手、酒井騎手、柴田善騎手、三浦騎手は遠征ということになるかと。
・武幸騎手が近藤利一氏のアドマイヤ馬に騎乗。最近見てない組み合わせだなと思ったら、07年以降1度しか乗ってませんでした。07年というといわゆる武豊騎手のアドマイヤオーラ問題があった年ですが、弟の幸四郎騎手も煽りを食っていたということなんですかね。もしそうだとすると、近藤氏は武兄弟に対して歩み寄りの姿勢を見せているということなのでしょうか? 武豊騎手がアドマイヤ馬にまた乗る日ももしかしたら…ないですかね。
・勝浦騎手は新潟大賞典に出走するトリビュートソング号ではなくプリンシパルS出走のミカエルビスティー号に騎乗。結果的にプリンシパルSは抽選なしになりましたが、当初はミカエルビスティー号は抽選対象だったわけで、ビスティー馬主戦としての義理を通したのか、ミカエルの素質を信じてトリビュートソング号を蹴ってまで抽選に賭けたのか、どちらでしょうか。
・シンゲン号の下ということで藤田騎手が高く買っていたはずのヤングアットハート号、今回は柴山騎手ですか…。藤田騎手は京都で騎乗です。ヤングアットハート号がダービーに出走できたとしても藤田騎手はヒルノダムール号に騎乗するので、自ら降りたという解釈でよいのでしょうか。あるいはカネトシディオス号、サクセスオネスティ号(テン乗りですけど)、アグネスサクラ号あたりのどれかに手応えを感じているのかもわかりません。カミダノミ号のために京都、というのは少し考えづらい。
・日曜の東西主場への遠征(障碍競走除く)は安藤勝騎手、岩田騎手、北村友騎手、四位騎手、丹内騎手、浜中騎手、福永騎手、幸騎手、村田騎手。
・伊藤工騎手がGI初騎乗、騎乗要件を満たして即時の騎乗となります。
・ウィリアムズ騎手は日曜も新潟なんですね…。ジャガーメイル号騎乗の際にフォーレイカー号もセットで頼まれたということなのでしょうか。単純に身元引受調教師の森厩舎のためかもしれませんが。
・村田騎手が京都遠征で障碍競走を除く全11レース騎乗、関東馬は1頭のみ(しかもテン乗り)という謎の大人気。メインレースのチェレブリタ号もテン乗り、それどころか騎乗馬すべてテン乗りで、遠征の目的がよくわかりません。
・石神騎手が村山厩舎の管理馬に!と思ったら軽ハンデ要員でした。畑端騎手とか石神騎手とか、勝負になるかどうかは別として軽ハンデの馬に乗れると少ない騎乗機会が多少は増えるからいいですよね。体重が軽いと追うときの扶助が足りなくなるのかもしれませんが。
・古川騎手の騎乗数が激減、今週は10鞍。先週先々週は何だったのか。でも大量騎乗だった2週間はポカもかなり多かったので、このくらいの騎乗数がいいのかもしれません。
・小野寺騎手が藤沢和厩舎の管理馬に騎乗。先般の伊藤工騎手や丸山騎手のように、ぽつぽつと減量騎手が騎乗するようになっていますね。来年になると藤沢和厩舎から新人騎手がデビューするはずで、そうなると減量要員はその騎手が一手に引き受けることになるのでしょうが、それまではつなぎであっても藤沢和厩舎の管理馬に乗れることは財産にはなるはず。小野寺騎手も勝てないまでもいい印象を残したいところです。
・今週の1鞍騎手(障碍競走除く)は池崎騎手、伊藤直騎手、上野騎手、植野騎手、梶騎手、草野騎手、高野容騎手、小林久騎手、柴原騎手、鷹野騎手、竹之下騎手、田村騎手、千葉騎手、柄崎騎手、船曳騎手、増沢騎手、水出騎手、南田騎手。増沢騎手や池崎騎手、竹之下騎手のようにここ最近騎乗のなかった騎手も騎乗しています。
 
・矢作厩舎が13頭出しの大攻勢、GI3頭出しをはじめ、東京で9頭出しです。いよいよ本気を出してきた。
・久保田厩舎が浜中騎手に土日1頭ずつ依頼。初めてのコンビ結成です。
・宗像厩舎の出走馬には今週も丸田騎手の名前がないですね…。お灸をすえる意味合いでしょうか。
・松田博厩舎と藤岡佑騎手が5鞍コンビ。もともと最近よく乗せていますが、これまでは週4鞍が最高で、週5鞍は初めて。当面厩舎主戦となっていくのでしょうか。
・吉田厩舎と川田騎手が5鞍コンビ。スーニ号やアナモリ号などですっかり太いパイプになりました。
・増本厩舎と武幸騎手が5鞍コンビ。もともと武幸騎手は厩舎主戦のような存在で騎乗数自体は多いのですが、毎週のように1〜2鞍、というパターンで、ここまでのセット依頼はここ最近例がありません。うち3頭は松岡隆雄氏のサンライズ馬、松岡氏は増本厩舎で5頭出しです。
・田島良厩舎と田嶋騎手が3鞍コンビ。田嶋騎手はいまは小島貞厩舎専用機的なところがあるので、こんなに多くの依頼が外部からまとめて来るのは実に久しぶりです。なら小島貞厩舎はどうしたのかと思って見たらば、小島貞厩舎は今週すべて京都で使うのですね。
・フリー転向後、一切コンビ結成のなかった杉浦師と大野騎手がまさかの復縁! 実に1年10ヶ月ぶりの師弟コンビ復活です。
・坂本厩舎と西田騎手が3鞍コンビ。06年に何鞍か乗ったくらいの関係でしたが、4月に入って急に依頼が入るようになり、今回3鞍も乗ります。福永厩舎が解散になってから西田騎手は活発に動いている印象です。
・安達厩舎と古川騎手が2鞍コンビ。2年半ぶりの組み合わせです。古川騎手は騎乗数が減ったとはいえこうして久々のコンビ結成もあるわけで、いい流れはまだ続いているようですね。
・根本厩舎と国分優騎手が2鞍コンビ。所属の丸山騎手が2kg減になったからか、大人気でそちらの依頼を優先させているのか、過去2度しか乗せていない国分優騎手を乗せてきました。まあ1頭は丸山騎手のいない東京で起用なのですけど。国分優騎手は清水久厩舎からも2鞍依頼を受けています。
・小原厩舎と酒井騎手が2鞍コンビ。最近好調の酒井騎手、前回騎乗時はまだ20世紀という超久々の厩舎からの依頼をゲットです。
・同一場で一日に5頭出し以上する厩舎は以下のとおり。土曜新潟:久保田厩舎が5頭出し、加用厩舎、領家厩舎が遠征で4頭出し。土曜東京:中村厩舎、矢作厩舎が遠征で4頭出し。土曜京都:松田博厩舎が6頭出し、橋口厩舎、増本厩舎が5頭出し。日曜東京:鹿戸雄厩舎が5頭出し、矢作厩舎が遠征で5頭出し。日曜京都:北出厩舎、友道厩舎が5頭出し。