中央競馬のためにならない話

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出馬表から110122-23

・土曜の主場への遠征(障碍競走除く)は武英騎手。
・クラストゥス騎手が初の小倉参戦。鹿戸雄厩舎の3頭のためと思われます。とくにマイネルレイン号のためでしょうかね。
羅生門Sは登録段階から出馬投票さえすれば全馬出走可能だったので、権利獲りのない鞍上決定であると思われますが、そう考えるとアドバンスウェイ号に小牧騎手というのはいささか不可解にも思えます。前走前々走と騎乗した藤田騎手は騎乗馬なし、それ以前に騎乗した武豊騎手はマジックボンバー号に騎乗。マジックボンバー号の前走は小牧騎手だったわけで、アドバンスウェイ号とマジックボンバー号と、どちらの鞍上が先に決まったのでしょうか。
・日曜の主場への遠征(障碍競走除く)は福永騎手。
アメリカジョッキークラブカップトーセンジョーダン号は内田騎手。三浦騎手はピサノエミレーツ号に継続騎乗とはいえ、トーセンジョーダン号の鞍上はずいぶん前から決まっていたこと、ピサノエミレーツ号の出走が直前に決まったことを思うと、この鞍上交代はやはり馬主あたりの意向でしょうか。
・今週から冬の小倉開催ですが、例年の小倉以上に関東の騎手が乗りに来ている印象です。目に付くのは勝浦騎手と伊藤工騎手。勝浦騎手は昨年スポット参戦があったものの、仮に本格参戦となると11年ぶりの小倉。伊藤工騎手はずっと関東主場で騎乗しており、三場開催時のローカル開催に騎乗したのはこれまでデビュー年の3月に中京で1鞍あるのみ。実質初のローカル参戦、もちろん小倉は初めてです。
・他の関東騎手では、大野騎手、小野寺騎手、嘉藤騎手、田辺騎手、丹内騎手、中舘騎手、西田騎手、西村騎手、二本柳騎手、黛騎手、丸田騎手、丸山騎手、水口騎手、宮崎騎手が小倉組と思われます。田中博騎手もたぶん基本小倉だと思いますが、現時点では判断がつきません。
・今週の1鞍騎手(障碍競走除く)は上野騎手、加藤騎手、嘉藤騎手、小林慎騎手、鈴来騎手、高田騎手、竹之下騎手、田中克騎手、南田騎手。
 
・坂口大厩舎が11頭出し。2月末の定年を控え、管理馬が22頭という中での11頭使いはけっこう攻勢をかけている印象です。
・山内厩舎と川須騎手が3鞍コンビ。うち2頭が継続騎乗とはいえ、これまで通算で5鞍というコンビですから、川須騎手にとっては新たな得意先を切り開くチャンスですかね。
・川須騎手は田島良厩舎とも3鞍コンビ。これまで2鞍、半年ぶりの依頼でいきなり3鞍。川須騎手は今年滑り出し好調、早い時期にフリーになったものの現在のところそれがかえっていい方向に出ている印象です。
・野村厩舎と国分優騎手が3鞍コンビ。国分優騎手が栗東武者修行に来る前、秋の福島開催のあたりからちょこちょこ起用していますね。今回は全馬テン乗りと、馬の力はともかくけっこう認められている感じ。今週の国分優騎手は音無厩舎の依頼も受けており、ついにここまで、という思いです。
・和田道厩舎の新馬戦に鈴来騎手が。実に6年4ヶ月ぶりのコンビです。この厩舎はたまにこういうよくわからない騎手起用をしますね。調教をつけた、ということなんでしょうけど。もっとわからないのは障碍競走での佐久間騎手の起用ですが。と思ったらニューヨーカー号の縁があるのですか。
・高橋成厩舎と武幸騎手と冠名ケイエスのキヨシサービスとのトリオが3頭出し。
・松永昌厩舎と石橋守騎手が4鞍コンビ。石橋守騎手がここ最近いちばん騎乗している厩舎ではありますが、週4鞍というのは珍しいですね。
・岩元厩舎と和田騎手が5鞍コンビ。和田騎手は土曜は小倉で騎乗するのですが、やはり当日4鞍騎乗する岩元厩舎(特に、特別競走3鞍はすべて岩元厩舎)のためなんでしょうねえ。
・庄野厩舎と丸田騎手が3鞍コンビ。あまり見ない組み合わせと思ったのですが、昨秋に初めて依頼していたようで。とはいえこれまで通算4鞍なので、今後小倉開催では注目なのかもしれません。
・冠名ミキノ、現役ではミキノバンジョー号で知られる谷口久和氏は現役馬を5頭所有しているのですが、今週はうち4頭が出走する大攻勢。大きく出ました。ミキノバンジョー号も復帰戦です。
・同一場で一日に5頭出し以上する厩舎は以下のとおり。土曜中山:坂口大厩舎が6頭出し、野村厩舎が5頭出し。土曜小倉:岩元厩舎、山内厩舎が5頭出し。日曜中山:牧厩舎が5頭出し。日曜京都:高橋成厩舎が5頭出し。日曜小倉:西浦厩舎が6頭出し、和田道厩舎が遠征で4頭出し。