中央競馬のためにならない話

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勝手にヤングバトルシリーズ2012(秋)最終結果

今年の中央競馬のローカル開催は16日の中京開催をもって終了しました。これとともに、勝手にヤングバトルシリーズも終了です。最終結果です。

順位騎手ポイント新潟福島中京一般1着一般2着一般3着若手1着若手2着若手3着若手4着若手5着若手6着以下
2→ 2→ 1菱田裕二1135029342518 82020123 7
1→ 1→ 2中井裕二1126223274518 91010 947
3→ 3→ 3西村太一9029253620 9 340 5 13
5→ 4→ 4藤懸貴志75193026 512 42015 685
7→ 5→ 5横山和生6413351615 6 320 8 210
5→ 8→ 6荻野琢真56191423 5 3 2101586 7
12→ 9→ 7伊藤工真5012201815 9 2 583 8
7→ 7→ 8杉原誠人4913261010 3 410 8329
7→10→ 9黛弘人 48131619 512 104629
4→ 6→10嶋田純次452322 010 9 410 4 26
7→11→11原田和真3213 811 10 5 3212
13→14→12水口優也3110 219 5 3 10 5 323
7→12→13平野優 2713 7 7 2 43414
15→16→13長岡禎仁27 4 716 210 4 11
外→13→15花田大昂23 016 7 10 6 7
15→14→16菅原隆一19 4 8 7 43210
14→16→17山崎亮誠16 8 3 5 4 210
17→18→18田中健 14 1 310 4 28
外→外→19国分優作 8 0 0 8 6 2
外→20→20小野寺祐太 6 0 2 4 24
17→18→20高嶋活士 6 1 3 2 6
外→外→22大下智  4 0 0 4 4
外→外→23田村太雅 2 0 0 2 2
外→21→24千葉直人 1 0 1引退 1
※ポイントなしの騎手は省略。


中井騎手優勢かと思われた本シリーズですが、最終週に菱田騎手が一気の捲りを見せてわずか1ポイント差で交わす、という劇的な結果に終わりました。9週間やって1ポイント差…。結果的に中井騎手は騎乗停止1週が痛かったですね。あれがなければ、中井騎手が逃げ切っていただろうと思われます。3位の西村騎手はあと2ヶ月で減量がなくなりますし、若手騎手界は当面この2人が引っ張っていくことになるのでしょう。
西村騎手は若手騎手競走4勝と、若手騎手の中では上位の存在であることをこのローカル期間中に示した印象。2kg減になっても、勝利ペースは落ちるどころか勝率ベースで3倍以上と、減量特典1kgの差をさほど苦にしていないようです。ただ、今年は特別競走で掲示板すら1度もない不振で、少し気がかり。昨年は特別競走で1度優勝しているのでまだいいのですが、減量特典がなくなる前に1kg減にもっていくのも微妙な情勢で、来年3月以降に斤量が一気に2kg増えた時にどうなるか注目です。
上位は大きな動きがなく、中京で騎乗せず中山で騎乗した嶋田騎手が順位を落とした程度。嶋田騎手は冬の中山で勝ち星なしと少々苦しんでいますが、しばらく主場で騎乗するのでしょうか。これがいい経験になりますよう。
下位では長岡騎手が念願の初勝利。次は自厩舎での勝利が当面の目標でしょうか。スパークオンアイス号が連続3着で勝利にあと一歩なので、続戦なら来春のローカル開催に期待がかかります。


来春のローカル開催は1月中旬から、中京→小倉→中京→福島→新潟と続きますが、若手騎手競走が連日組まれるのは春の新潟までお預け。次回の勝手にヤングバトルシリーズは、来年デビューの新人騎手を加えた状態で行われます。