中央競馬のためにならない話

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勝手にヤングバトルシリーズ2013最終結果

春の新潟開催はわずか6日、連日組まれた若手騎手競走も6Rだけでした。そのうえ、先週は途中経過をあげられない状態でしたが、勝手にヤングバトルシリーズの最終結果を以下に示します。

順位騎手ポイント一般1着一般2着一般3着若手1着若手2着若手3着若手4着若手5着若手6着以下
9→ 1→ 1菱田裕二5615 9 520 5 2
13→ 2→ 2中井裕二371012 1 543 2
1→ 2→ 3横山和生35 5 3 120 3 3
6→ 4→ 4平野優 2415 5 4
3→ 4→ 5嶋田純次22 110 8 3
4→ 6→ 6西村太一21 5 1 5 622
13→ 7→ 7長岡禎仁1810 3 5
6→ 8→ 8伴啓太 15 5 3 43
2→ 8→ 9伊藤工真12 5 43
5→10→10田中健 11 5 3 3
13→17→10原田敬伍11 10 1
11→11→12山崎亮誠10 4 24
13→17→13大下智  7 5 2
9→13→13荻野琢真 7 4 3
6→12→15杉原誠人 6 5 1
11→13→15原田和真 6 24
13→15→17城戸義政 5 23
13→16→18菅原隆一 3 3
外→17→19小野寺祐太 2 2
外→17→20森一馬 1 1
※ポイントなしの騎手は省略。


初週こそ横山和騎手が先頭に立ちオッと思わせたものの、2週目に菱田騎手がトップに躍り出て逃げ切り。2位も中井騎手と、完全に予想されたワンツーでした。ただ、かなり似通っていた成績の両者、わずかずつではありますが差がついてきた感。GI初騎乗も果たした菱田騎手が、成績面では一歩先を行くようになっています。
平野騎手が3週連続勝利の大健闘。怪我から復帰後全く勝てておらず、今年の初勝利は2011年末以来でしたが、連闘含めトントン拍子に勝利を挙げました。所属の二ノ宮厩舎の厚いバックアップのおかげであるのは明らかですが、他厩舎の馬でも人気薄を掲示板に持ってくるなど、減量特典がなくてもやれる手応えをつかんだシリーズになったのではないでしょうか。もう少し騎乗馬が増えるといいのですがね。
長岡騎手も2週目の2日連続勝利が光ります。2012年デビュー組では昨年もっとも恵まれなかった騎手でしたが、通算成績はいつしか美浦の3人中トップ(レベルの高くない争いですが)に。昨年騎乗馬がほとんど集まらなかった夏競馬も、今年はある程度騎乗馬があるでしょうし、先に向けいいアピールになったように思います。
競馬学校卒の新人騎手では伴騎手が最上位。ひとり美浦所属という状況であるものの、アイルランド大使特別賞受賞は伊達ではないところを徐々に見せています。原田敬騎手は人気できっちり勝ち切るようになり、新潟不参戦の岩崎騎手も京都で初勝利を挙げ、残るは城戸騎手。たまに穴を開けていたものの、新潟開催ではほとんど出番がありませんでした。小回り向きなのでしょうか、早めに勝利を挙げられるとよいのですが。


なお、過去のヤングバトルシリーズの結果は以下のとおりです。2009と中京2010は公式に開催されたシリーズ、以降は勝手に開催したシリーズです。
2009(中京):http://d.hatena.ne.jp/horsedata/20091228/p1
中京2010:http://d.hatena.ne.jp/horsedata/20100215/p1
新潟2010:http://d.hatena.ne.jp/horsedata/20100524/p1
福島2010:http://d.hatena.ne.jp/horsedata/20101124/p1
新潟2011:http://d.hatena.ne.jp/horsedata/20110614/p1
新潟2011(秋):http://d.hatena.ne.jp/horsedata/20111126/p3
新潟2012:http://d.hatena.ne.jp/horsedata/20120521/p1
2012(秋):http://d.hatena.ne.jp/horsedata/20121219/p1