中央競馬のためにならない話

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騎手の調子・厩舎の調子1007

横山典騎手と松岡騎手が月間16勝。横山典騎手は6月からかなり持ち直したものの、高額条件では出番がなかったので、あまり勝っていた気がしません。松岡騎手は夏の福島リーディングの勢いを持続させており、複勝率も4割超と好調。8月に入って小倉でいまいちだったのが影響するかどうか。
・次いで13勝の柴田善騎手。6月末からの3週連続重賞勝利が鮮烈でした。13勝に対して2着3着が合わせて10回と、しっかり勝ち切っています。
・内田騎手が先月に引き続き、掲示板率67%をマーク。
・ほか、蛯名騎手、吉田豊騎手、藤田騎手、福永騎手、浜中騎手、丸山騎手が月間2桁勝利。開催9日分の集計とはいえ、2桁勝った騎手が10人というのはかなり多いように思います。
・丸山騎手は横山典騎手に1勝差の函館リーディング2位、2年目にして函館リーディング獲得という快挙も見えたところでしたが、来週から騎乗停止というのが痛いです。
・今年は浮き沈みの激しい安藤勝騎手、7月は絶好調で、複勝率はなんと6割超。7月だけで今年の勝ち星の2割以上を稼ぎました。
・ホワイト騎手が来日即活躍。勝率2割超、複勝率およそ5割とはさすがです。
・酒井騎手が月間の騎乗数が30鞍に満たない中で4勝と健闘。1日には約1年ぶりの重賞優勝を飾り、1日終了時点で何と小倉リーディング3位。快調な滑り出しで、今後騎乗数が増えるでしょうか。
・池添騎手がわずか2勝。2着10回、3着8回と持ってきてはいるのですが、勝率3.7%、単勝回収値8はかなり深刻。折り返し時点で自己ベストを上回るのは確定的と書いた矢先のこの不調ぶり、北海道滞在で奥さんと離れているのが響いているのでしょうか?
・中舘騎手も2勝とすっかり影が薄くなっています。
・障碍競走では五十嵐騎手が2勝、そして何と草野騎手も2勝。草野騎手は障碍競走に乗り始めて大成功です。
・林騎手が8回騎乗で着外わずか1回とかなり安定していました。
・7月は鈴木騎手が4年4ヶ月ぶりに勝利を挙げたことでも話題になりましたね。鈴木騎手の7月の騎乗はこの1鞍のみ。
・7月2勝の主な騎手は池添騎手、伊藤工騎手、木幡騎手、佐藤騎手、柴山騎手、武幸騎手、津村騎手、中舘騎手、西田騎手、長谷川騎手、村田騎手。佐藤騎手と柴山騎手はここ2ヶ月でわずか3勝。
・7月1勝の主な騎手は上村騎手、北村宏騎手、藤岡康騎手、松山騎手、西村騎手、松田騎手。北村宏騎手は8月1日に3勝したものの、7月は自己ワースト連敗記録を更新しそうなほど不調でした。
・7月0勝の主な騎手は大野騎手、大庭騎手、熊沢騎手、田中博騎手。
 
・厩舎陣では石坂厩舎が8勝。複勝率5割とよく稼ぎました。
・音無厩舎も7勝。ただ、七夕賞のドモナラズ号以外はすべて単勝1桁台での勝利で、人気薄ではアタマがほぼ皆無という戦績でした。
・関東では小笠厩舎が6勝。
・6月までで1勝だった堀井厩舎が4勝と当たりました。
・先月、7月に大爆発の可能性も、と書いた須貝尚厩舎は特に爆発せず…。出走数も少ないですが、複勝圏5回では。
・鈴木孝厩舎が初勝利を挙げたと思ったらあっという間に3勝。厩舎初勝利時の出津騎手の派手なガッツポーズが印象的でしたね。
・7月0勝の主な厩舎は浅見厩舎、尾形厩舎、橋田厩舎、堀厩舎、山内厩舎。
・今年未勝利の厩舎がいまだ8つもあります。この時期でこれだけ未勝利厩舎があるのは珍しいのでは…。高市厩舎は通算200勝にリーチをかけてから8ヶ月勝てていません。