中央競馬のためにならない話

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騎手の調子・厩舎の調子1302

・2月も福永騎手がトップ。15勝、連対率4割超、複勝率5割超と驚異的な成績でした。2ヶ月で30勝と、2位に8勝差でリーディングトップを快走しています。これは約180勝ペースというかなりのものですが、3月は2週間騎乗停止もありますし、最後までこのペースというわけにはいかないでしょう。
・浜中騎手が13勝でリーディング順位を上げてきました。あとは重賞の人気馬での信頼度が高まれば。
・松山騎手が12勝と好調。騎乗数が多いのもありますが、絶好調だった昨年をさらに上回るペースで勝ち星を重ねており、年間100勝にぎりぎり手が届くペースに乗せてきました。
・他の二桁勝利は岩田騎手(13勝)、蛯名騎手、横山典騎手(ともに11勝)。
ビュイック騎手は人気を思うともう少しやれても、という感じではありますが、勝率17%、連対率28%、複勝率34%なら十分でしょうか。重賞でも2勝、慣れてきたようです。
・中舘騎手が近年地味に騎乗数を絞っています(単に依頼が減った可能性もあります)が、そんな中でも7勝を挙げており、勝率自体は松山騎手とほぼ一緒です。
・内田騎手が4勝、2着10回と少し勝ち切れなかったです。
・勝ち切れないといえば北村友騎手もそうで、複勝率こそ33.3%でしたがわずか2勝で勝率3.5%。
・来日中の成績が3勝、4連対に終わったマクドノー騎手に続き、ブノワ騎手も苦しんでいます。現在1勝・5連対、複勝率で14%と、この成績は引き受けた藤沢和厩舎としても誤算ではないでしょうか。免許期間は、更新しない場合は3月第1週までです。
・障碍競走では高田騎手が2勝を挙げ通算3勝、一歩抜け出しました。障碍競走の騎乗数を絞っているのか2戦2勝でして、今年の障碍競走は4鞍騎乗で3勝というとんでもない状態です。2勝で白浜騎手、西谷騎手、浜野谷騎手、山本騎手が追います。
・2月2勝の主な騎手は秋山騎手、北村友騎手、高倉騎手、水口騎手。秋山騎手は2ヶ月で4勝と一向に調子が上がりません。チューリップ賞では主役のローブティサージュ号に騎乗予定ですが大丈夫でしょうか。
・2月1勝の主な騎手は酒井騎手、鮫島騎手、柴山騎手、嶋田騎手、丹内騎手、ブノワ騎手、松岡騎手、松田騎手、吉田隼騎手。
・2月0勝の主な騎手は江田照騎手、熊沢騎手、国分優騎手、柴田大騎手、幸騎手。
・2月終了時点で騎乗のない騎手は荻野要騎手、後藤騎手、佐藤騎手、難波騎手、森騎手。荻野要騎手以外はみな負傷休業中のため、騎乗できない状態。先週増沢騎手が約半年ぶりに騎乗したこともあり、特に理由なく騎乗のない騎手はほとんどいなくなりました。
 
・調教師関係では池江厩舎が7勝でトップ。
・角居厩舎と南井厩舎が6勝。南井厩舎は例年の成績を思うと大爆発といっていい勝ちっぷりです。
・開業初年度は絶好調、2年目は反動かけっこう落ち込んだ高野厩舎は、先週の4勝が効いて5勝。これで今年9勝と、去年の12勝に早くも迫っています。
・先月トップだった矢作厩舎はいまいち勝ち切れませんでしたが、4勝を積み上げてリーディングトップをキープ。
・出走数は少ないながら、橋田厩舎が複勝率75%とすごい成績を叩きだしました。16回出走で掲示板外はわずか2回です。
・1月未勝利で記者に対して自虐ネタを交えていた藤沢和厩舎、今年の初勝利は挙げたものの、2月も2勝で、なかなか調子が上がりません。
・ほか、去年の上位厩舎では、鹿戸雄厩舎、松田国厩舎、岡田厩舎が2ヶ月で1勝と出遅れています。
・2月0勝の主な厩舎は相沢厩舎、大久保龍厩舎、加用厩舎、北出厩舎、古賀慎厩舎、斎藤厩舎、坂口厩舎、清水久厩舎、萩原厩舎、藤岡健厩舎、牧厩舎、松田国厩舎、宗像厩舎、領家厩舎。