中央競馬のためにならない話

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騎手の調子・厩舎の調子1203

4月1日分を除きます。

・3月は福永騎手が18勝を挙げ、リーディングトップに躍り出ました。岩田騎手も17勝と、昨年のリーディング上位騎手が順調に星を伸ばしています。
・浜中騎手は3月も13勝と好調、依然100勝ペースです。
・吉田隼騎手が11勝で新装中京の1回開催リーディングを獲得。
横山典騎手が6勝→8勝→11勝と上り調子。エンジンがかかってきた感があります。
・三浦騎手も11勝と引き続き好調で、いつのまにか美浦2位まで上がっています。もっとも、怪我で戦線離脱した蛯名騎手をいまだ上回れていないのですが。
石橋脩騎手が8勝。調教師部門でも触れますが、堀厩舎とのコンビで5勝と強烈。
・2ヶ月で6勝とスロースタートだった四位騎手、3月で7勝。連対率も2割超でなかなか好調です。
・大野騎手がすべて中京ながら7勝。月間7勝は自己ベストで、中京リーディング2位の活躍でした。
・ここ数年、ずっと月2勝ペースで推移していた江田照騎手が6勝と爆発。ネコパンチ号での日経賞優勝だけでなく、7番人気で2勝、8番人気で2勝と穴男の面目躍如です。
・田辺騎手と池添騎手がそれぞれ5勝2着10回と勝ち切れず。
・1月2月とまずまずだった武豊騎手は3勝とブレーキ。掲示板率は5割なのですが、2着12回、3着0回、4着11回と極端な成績です。
・ピンナ騎手は騎乗停止があったとはいえ、3勝と物足りない成績です。
・藤懸騎手が複勝率33%と地味に好調。先週は複勝65.5倍の最低人気馬をもってきていましたね。
・障碍競走では中村騎手が3勝、難波騎手が2勝。中村騎手は毎週のように中山の障碍競走に騎乗し、中山だけで3勝。リーディング2位に上がってきました。トップの小坂騎手とは2勝差です。なおリーディングは西谷騎手も4勝、白浜騎手が3勝、このあたりが上位です。
・難波騎手は複勝率80%と抜群の安定感でした。
・柴田大騎手はペガサスJSのマジェスティバイオ号1鞍のみの騎乗。現在はお手馬のみに騎乗して新規を断り、障碍競走騎乗をフェードアウトさせようとしているという噂を目にしましたが、その噂もあながち間違いとは言えないのかもしれません。
・3月2勝の主な騎手は柴田善騎手、太宰騎手、津村騎手。
・3月1勝の主な騎手は秋山騎手、上村騎手、国分優騎手、木幡騎手、武士沢騎手。
・3月0勝の主な騎手は丹内騎手、平野騎手、丸山騎手、渡辺騎手。丸山騎手の月間未勝利はデビュー年の12月以来です。
 
・厩舎関係では藤原英厩舎と堀厩舎が7勝。堀厩舎は複勝率48%と、ようやくエンジンがかかってきました。内田騎手が帰ってきても一切乗せず、ひたすらに石橋脩騎手を使い続けてこの結果ですからたいしたものだと思います。
・友道厩舎と橋田厩舎が6勝。橋田厩舎は最後の新馬戦月間を4戦3勝という成績で乗り切りました。
・角居厩舎が3月も5勝で、一向に勢いが衰えません。このペースで年末までいくとは思えませんが、単純計算すると70勝という途方もない数字をクリアできるペース…。近年だと藤沢和厩舎に68勝という記録がありますが、70勝台は見当たりません。どこまで行けるでしょうか。
・尾関厩舎が5勝でここまで11勝。昨年19勝ですから絶好調と言えるでしょう。
・3月開業の吉村厩舎が早速2勝。池江厩舎にいたようで、池江厩舎からご祝儀?で転厩してきた馬も多数います。今年はこの厩舎が去年の高野厩舎のような存在になるでしょうか。
・3月0勝の主な厩舎は石坂厩舎、栗田厩舎、斎藤厩舎、西浦厩舎、橋口厩舎、本田厩舎、南井厩舎、宗像厩舎、領家厩舎。宗像厩舎が昨年34勝に対してここまで3勝と出遅れています。