中央競馬のためにならない話

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騎手の調子・厩舎の調子1307

・騎手のトップは16勝の浜中騎手。何と言っても中京最終週の週9勝が圧巻で、リーディングでもトップ、2位の福永騎手に5勝差をつけています。
・福永騎手が14勝、岩田騎手と武豊騎手が12勝で続きます。今年の北海道は岩田騎手を中心に回っている印象。武豊騎手も、7月は冴えた騎乗が多かったですね。
・ほか、北村宏騎手と幸騎手が二桁勝利。幸騎手は昨年75勝に対して6月末で22勝とかなり調子を落としていましたが、復調気配でしょうか。
・古川騎手がなんと9勝。もともと北海道が得意な騎手ですが、7月は1日3勝を記録するなどとにかく乗れていました。月間9勝は自己ベストで、ここまで22勝と昨年の勝ち星を上回りました。函館リーディングでも現在2位につける好調ぶりです。2010年の自己ベストである38勝に届くかは北海道でいかに稼ぐか次第でしょうが、届かない数字ではなくなったという感じがします。
・菱田騎手が北海道で1kg減という条件ながら8勝と健闘。中井騎手との差が徐々についてきました。
・戸崎騎手は7勝と小休止。中京に乗りに行ったり函館に乗りに行ったりと落ち着く間がなかったこともあるのでしょうが、福島が少しよくないのかもしれません。内田騎手も5勝と、ここまでのペースを思うとややブレーキ。
・松田騎手は7月も7勝と好調キープ。現在31勝で、既に年間勝利の自己ベストが確定(これまでのベストはデビュー2年目の27勝)しています。
・古川騎手、菱田騎手、松田騎手あたりの活躍でワリを食っているのが三浦騎手、吉田隼騎手、勝浦騎手、丸山騎手あたりでしょうか。揃って4勝と、例年の北海道開催より勝てていない気がします。
・障碍競走では浜野谷騎手と森騎手が2勝。森騎手は上背があるので減量がきついという話も見たような気がしますが、最近は平地でもけっこう騎乗しており、特別競走でも優勝するなどなかなか好調です。
・障碍リーディング争いは高田騎手が1勝を上積み、これで8勝です。これを山本騎手と西谷騎手が追う形。最終的なリーディングのボーダーは11〜12勝くらいでしょうか。
・7月2勝の主な騎手は秋山騎手、吉田豊騎手、黛騎手、山崎騎手。秋山騎手と木幡騎手は怪我をしたわけでもないのに妙に騎乗数が少ないです。
・7月1勝の主な騎手は江田照騎手、太宰騎手、中井騎手、西田騎手、松山騎手、丸田騎手、和田騎手。この他にも1勝騎手は非常に多かったです。
・7月0勝の主な騎手は伊藤騎手、熊沢騎手、鮫島騎手、武幸騎手。
 
・調教師関係では藤原英厩舎と和田道厩舎が6勝。藤原英厩舎はいつのまにかリーディングトップですね。2位に5勝差というのはけっこうな差に思えます。
・安田厩舎が5勝、複勝率は60%超とハイアベレージでした。
・通算300勝を目前にして長い足踏みがあった福島厩舎、7月は4勝と好調でした。
・7月0勝の主な厩舎は荒川厩舎、大久保龍厩舎、岡田厩舎、北出厩舎、佐々木厩舎、平田厩舎、宗像厩舎。大久保龍厩舎はここまで9勝にとどまっています。月間0勝も多く、ことしはずっと不調な印象です。