中央競馬のためにならない話

客観的事実・データから妄想を繰り広げます。

ツイッター@horsedatacも少しやってます

騎手の調子・厩舎の調子1110

・10月は5週開催+1日あったためか、騎手の月間トップの岩田騎手の勝利数は実に22勝。先日2着云々と書いたばかりなのに、2着12回3着9回としっかり勝ち切っています。
・次いで福永騎手が17勝、残り2ヶ月で岩田騎手と福永騎手が並びました。最後まで激しい争いになりそうです。
・新潟開催が始まり、川須騎手が勝ち星を量産。主場でも勝利を収めて14勝。ローカルでは強いですね。先日のスポーツ紙で、今後主場で揉まれるか引き続きローカルで騎乗するか考えている、といったようなことが書かれていましたが、まだ若いのですから主場に乗り込んでほしいところです。
・北村宏騎手と吉田隼騎手が13勝。北村宏騎手は一昨年マークした自己ベストの87勝超えが視界に入ってきました。あと16勝で並びます。吉田隼騎手はローカルに絞ったのが功を奏したか、自己ベストの73勝まであと12勝というところまで来ました。
武豊騎手と蛯名騎手が10勝、月間二桁勝利はここまでです。
・丸山騎手が8勝。札幌開催終了後はローカルに回らず主場で勝負しており、遠征含めて主場で5勝。まずまず健闘しているのではないでしょうか。
・田辺騎手は10月も6勝2着12回…。2ヶ月で13勝2着27回と、リーディング争いから後退です。WSJS出場騎手は10月末時点くらいの成績を基にするはずなので、WSJSも苦しいでしょうか。
・川田騎手が5勝とやや息切れ。あと7勝となった100勝は達成できるでしょうが、リーディングには届かなさそうです。ただ、下位とも差があるので、順調なら関西3位でのフィニッシュが濃厚。WSJSへの初出場は当確でしょう。
・安藤勝騎手が連対率5割と騎乗数を絞りつつ相変わらずの怪物ぶりを発揮。特に10月2週までは13鞍騎乗、馬券圏外2度…。上位人気で飛ぶこともありますが、とりあえず全部買っとけ状態です。
・中舘騎手が5勝。ローカルでもすっかり目立たなくなって苦しいなあ、と思ったのですが、昨年の成績を上回ることはほぼ確定なんですね。連対率等は去年より上昇しており、去年がいかに不調だったかがよくわかります。
・障碍競走では2勝騎手ゼロ。リーディング争覇圏の騎手は全員未勝利です。
・北沢騎手が掲示板100%と好調でした。
・10月2勝の主な騎手は江田照騎手、勝浦騎手、国分優騎手、太宰騎手。
・10月1勝の主な騎手は熊沢騎手、木幡騎手、嶋田騎手、丹内騎手。
・10月0勝の主な騎手は大庭騎手、渡辺騎手。
 
・厩舎関係では東京開催が始まり藤沢和厩舎が9勝、複勝率5割超と全開。ただ、リーディング争いではエンジンがかかるのが遅かった、という話になりそうです。
・藤岡健厩舎と浅見厩舎も地味に9勝。いつ勝っていたのかという印象ですが、実際に勝っているのだから仕方ない。浅見厩舎は9月0勝からの大幅上昇です。
・安田厩舎8勝、角居厩舎7勝と、GI競走を優勝した厩舎が続きます。
・藤沢和厩舎以外の上位陣はほとんどが関西厩舎で、続く関東の厩舎は5勝の牧厩舎まで待たねばなりません。牧厩舎は今年本当に調子がいいですね。30勝まであとひとつです。
・高野厩舎が4勝。既に17勝と、今年開業の厩舎の中でも抜けた好成績です。
・高橋忠厩舎が少ない出走数ながら複勝圏5割となかなかです。
・10月0勝の主な厩舎は小笠厩舎、加用厩舎、国枝厩舎、古賀慎厩舎、小崎厩舎、小島茂厩舎、昆厩舎、 笹田厩舎、須貝厩舎、鈴木康厩舎、中村厩舎、松元厩舎。
・鈴木康厩舎、古賀慎厩舎、小島茂厩舎のスランプが続きます…。
・千田厩舎もいまだ勝てず…。延べ出走頭数は105頭になりましたが、連対までです。和田一厩舎は開業以来の延べ出走頭数が167頭目、丸10ヶ月経過してからの初勝利だったので、 まだまだそこには及びませんが、開業して7ヶ月経ちますし、そろそろ結果が欲しいところでしょう。