中央競馬のためにならない話

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騎手の調子・厩舎の調子1207

7月1日を含む開催9日分です。

・7月の騎手月間トップは浜中騎手。月間17勝はもちろん自己ベスト、勝率20%超、複勝率約45%の大活躍で、全国リーディングの座に躍り出ました。
・続くのが12勝の蛯名騎手、11勝の岩田騎手と北村宏騎手。北村宏騎手は連対率や複勝率が物足りないですが、2着3着の方が多くなりがちな騎手なので、勝ち切っているのはいい傾向です。
・内田騎手、吉田隼騎手、小牧騎手が10勝。
武豊騎手が9勝、通算3500勝まであと21に迫ってきました。本来なら9月中旬には達成する数字ですが、現状を思うと10月中に達成できれば、というところでしょうか。
・柴田大騎手が8勝。月間8勝は自己ベスト、2005年から2009年の5年間で6勝だった騎手が月8勝…。ちなみにこの8勝はすべてマイネル・コスモ馬です。
・先月6勝の津村騎手が5勝、2ヶ月で11勝。通算200勝を達成した札幌開催初日は圧巻でした。
・黛騎手が5勝と大健闘。それまでは減量最終月の4勝が自己最高でしたが、ここへきて突如大爆発でした。人気馬ばかりではない、単勝30倍超で3勝という内容もなかなかです。
・障碍競走では北沢騎手、草野騎手、黒岩騎手、横山義騎手が2勝ずつという寡占状態。草野騎手は不思議と7月に相性がいいようで、2010年から3年連続で7月に障碍2勝。障碍競走の8勝中、6勝が7月です。
・小坂騎手が勝ち星を稼げず、障碍リーディングは混沌としてきました。小坂騎手が8勝、中村騎手と北沢騎手が6勝、白浜騎手、西谷騎手、横山義騎手が5勝です。
・7月2勝の主な騎手は国分恭騎手、国分優騎手、藤懸騎手。
・7月1勝の主な騎手は四位騎手、中井騎手、西田騎手、西村騎手。安藤勝騎手も1勝で、結局重賞の1勝だけに終わってしまいました。
・7月0勝の主な騎手は江田照騎手、嘉藤騎手、武士沢騎手、古川騎手。
 
・厩舎関係では週5勝が効いた堀厩舎が9勝でトップ。1月1勝という大出遅れはどこへやら、いつの間にか厩舎リーディング3位です。
・池江厩舎が6勝、2ヶ月で13勝とこちらも好調。出遅れた感のあった安田厩舎も6勝の固め打ちで持ち直してきました。
・今年ずっと好調の須貝厩舎は5勝2着6回、連対率4割超、複勝率5割超、掲示板率8割近くというかなりの好成績でした。北海道開催を中心としながらも、他の競馬場でも結果を出しています。通算100勝まで早くもあと9勝、9月中の達成もあるかもしれません。
・今春開業の今野厩舎、3勝を挙げて通算6勝としました。
・松田博厩舎が3勝でようやく平地10勝に乗せたものの、昨年までを思うとまだまだ物足りません。何しろ大阪−ハンブルクカップと、同日の山陽特別以外の8勝はすべて新馬未勝利ですから、相当やばい状況です。
・7月0勝の主な厩舎は尾形厩舎、木原厩舎、中村厩舎、橋田厩舎、羽月厩舎、平田厩舎。尾形厩舎はJRA700勝にリーチをかけてから1ヶ月半勝ち星がなく、7月は2着すらありませんでした。